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出先でコロナになっちゃった!

2年8ヶ月ぶりに、熊本から千葉の実家の両親、都内に住む主人や子供たちに会いに上京した。久しぶりに会う家族とおしゃべりやゲーム、食事を楽しみ、さあ帰ろうというその日に、次女から「うちの旦那さんが、みんなと会った翌日から熱が出て、コロナの陽性だった!ごめん!」と連絡が。慌てて薬局に抗原検査キットを買いに走り、陰性なのを確認して、大丈夫、帰ろう、と移動を始めた。が、途中で、一緒にいた娘が「ねえ、濃厚接触者は、最終接触日から2日目と3日目と、2回検査して陰性じゃないと公共交通機関ダメらしいよ」!えー、もう電車乗っちゃってるじゃん!仕方ないので、東京駅のみどりの窓口までそのまま行かせてもらい、帰りの切符を払い戻し、急遽単身赴任の主人宅へ1日だけのつもりで転がり込む。主人は職場に避難。
が、その日の夕方からあれよあれよと熱が上がり、咳も出始める。やはり2回陰性を確認するというのは大切なことであった…翌日、抗原検査キットで調べたら、うっすら陽性の線が。しゃーない、症状も熱と咳だけだし、自宅で療養というのが最近のトレンド?らしいから、熱が下がって3日くらいしたら帰ればいいか、とその日は熱にうなされながら主人宅で過ごした。買い物は、陰性で症状もない娘がやってくれて大助かり!
翌朝、熱も37度台に落ち着いたので、一応帰宅していい目安だけでも確認しようかな、と東京都の発熱相談ホットラインに電話してみた。自宅療養で済ませようと思っていたが、やはりちゃんと受診を、と勧められ、歩いて行ける病院3つを紹介してくれた。とても親切!
3つの病院のレビューを参考に、片道20分で一番遠いクリニックに連絡。予約なしで大丈夫ですよ、と穏やかな応対。受付で、本当に私入っていいのかしら、と不安になりながら、コロナの陽性で、と伝えると、大丈夫ですよ、カーテンの向こうでお待ちください、とこれまた優しい応対。改めてちゃんとした検査を受けて、今度はハッキリくっきり陽性のマークが出た。療養は25日までですね、とのこと。私が思い描いていた、20日には帰れるかな、というのよりも長かった。ここでも、素人判断はダメなんだな、と痛感。幸い、往復の乗車券の期限が26日だったので、それにはギリギリ間に合う。あとは元気になることだけ考えればいい、と思ったら気が楽になった。
陰性のまま元気な娘は、一足早く明日の新幹線で熊本に帰る。気になっていた駐車場の車は、親切な娘の彼氏が、娘の送迎がてら運転して帰ってくれることになった。(ちなみにパーク&ライドの手続きをして、1日700円で駐車しているので、これも長引くとどんどん費用が嵩むのが心配だった)
残り8日間を一人で自宅療養する私に、娘が山ほどの食糧を買ってきてくれ、今また退屈しのぎの漢字パズルを買いに行ってくれている。
主人も、現金の持ち合わせが少ないから少し援助して、と頼むと、昼休みに多めの現金とどら焼きの差し入れを届けてくれた。ありがたし✨
出先でコロナになった時には、何をどうしたらいいのか、と戸惑いもあったが、沢山の社会の仕組みや、周りの人の親切に守られていることをひしひしと感じた。元気になったらめっちゃ恩返しするからね、みんな、ありがとう!!
出先でコロナになってしまった人の参考になれば幸いです。

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