生き恥

寒いねえ最近、ということで明らかにヤバい鬱がきてまして。
人と喋ってポロポロ風呂入ってポロポロ動画視聴してポロポロ電車の中でポロポロ、もうどこでもかんでも突然泣いてる。
これで今日28歳になってしまったんだからもう大人なんて大したもんじゃないよね。8歳くらいの自分に教えてあげたい。28歳の大人、電車でジャンジャンポロポロ泣いてるから大丈夫!しかも突然一人で泣いてるから。子供の時より断然不審!

なにがダメってもう全くがんばれない。上を目指そうみたいな気持ちが微塵も湧いてこないし、世の中に自分がいようがいまいが何一つ変化ないだろうなと心から思い、切なくなってゴロゴロビャービャー泣いてる。

facebookに近況をアップしてもだれもみてない。明らかに存在が透明になってるのを今後も度々認識するのがキツくて、facebookアカウント消してしまった。(メッセンジャーは見れる限定削除にした。社会人のギリギリの理性によって。ださい。)

父親からだけ、お誕生日おめでとうメッセージが来ていたのすら、重荷に感じた。もはや私の誕生日を記憶している人間は父親くらいというのも切なすぎるが、最も遠ざけたいはずの人間が一番私のことを気にかけているのも不思議な話だよなぁと他人事のように思う。

数ヶ月前に、カウンセラーさんと何度か話す中で、自分の中で家族という存在を完全に心から分離させたので、純粋に「なんでこのおじさんからなれなれしい連絡くるんだろう」って不思議な気分になっている。

今までも、何度も家族という存在を心から切り離そうとしたことはあったのだけど、自力でどれだけ切り離そうとしても、到底無理だった。それが、最近カウンセラーさんと喋った4回くらいのセッションで、私の話す個別具体のエピソードに対して丁寧に「客観的な感想」をくれたことで、私の中に「客観的な自分」がインプットされ、その存在を通して「家族」に向き合った時、まるで他人事のような、まったくこの人たちは他人で、彼らの言動に動じる必要がないような気持ちになることができた。

具体的にいうと、「ああ、これってこの人の主観・妄想だなぁ」というのがわかるようになった。前までは、「それが世の中の事実なのかも」と思ってしまったりして辛くなっていたり、「お前はこういうやつなんだよ」と言われると「そうなのかも」とおもってしまったりしていたが、今は「いや、それあなたの感想ですよね」と完全に心のひろゆきが覚醒しており、マジで知らんおっさんのどうでもいい妄言としか感じられなくなったのですごい。プロすごい。カウンセラーさんすごい。カウンセラーという仕事に興味が湧きすぎて、転職したい。

で、心の中で一気に家族のことを分離した反動として、何が起こったかというと、むちゃくちゃ寂しい。これはもう、言葉で説明すんのがムズいけど、漆黒の宇宙にひとりで放り出されたみたいな、骨身に染みる孤独を感じる。

家族って、いたらいたでめちゃくちゃ面倒くさいしダルいけど、いなくなるとそれはそれで死の危険を感じるくらい寂しい。というか、生きていくことに根源的な不安を感じる。働けなくなった時、理由なしに自分をかくまってくれる人間が地球上にいなくなったと思うと、マジで頼れるのは己の銭稼ぎ能力と人徳だけである。そう思えば尚更、うまくやんなきゃいけない、みたいな気分になってくるが、それが自責思考を強化しまくって鬱が加速する。

自立することと、孤立することは違うけれど。
自立を目指そうとすると、やりすぎて、孤立になってしまう。

でも、孤立を経てでも、自立しなきゃなんないわけで。
一旦孤立を選べたことを、一応、祝いたいわけで。

たぶん今日、人生で一番寂しい誕生日だったけど、まぁ、案外人生ってこれがデフォルトだったりして。とか呑気に思ってる。これまでが幸せすぎたんかなーみたいなね。こんな骨身に染みる孤独を知れた28歳の幕開け、何が起こるんだろうかと恐怖しかないが、まぁハードルはめちゃくちゃ低く、低空飛行で生存を保ちたい。そのうちいいことあんじゃね。(知らんけど)

おやすみ地球・・・・。