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過去が曇りのないものに変わったとき

過去の自分を許せなかったり
今でも嫌だなと感じてしまう気持ちないですか?

ねじ曲がった違和感

子供の頃、ずっとバレエを習っていて
でも身体は固くて、手足が細く長いわけではなくて
練習を楽しいと思ったというよりも苦い記憶が残っていました。
3人姉妹でみんなで習っていたので
ひとり辞めるなどの選択肢は知らずに
ずっと違和感を感じながら続けていて。

その違和感は、どこかでねじ曲がってしまい、
自分には才能も恵まれた容姿も可愛いレオタードもない、
自分は欠けているという感覚、
欠乏感に占められてしまいました。

自分には何もなくて、
できなくて他人と比較して落ち込む、
さらにはその自分を自分で責めるということが当たり前になり
この根深い感情とそこからの思考は
大人になってもずっとひっかかっていました。

感情のくさり

子供の頃の何気ない日常で感じていたことが、
鎖のように繋がって
今の思考を作っていることに気づいたのは
コーチングで自分を知るということに向き合ったからです。

何か心がひっかかる、
その何かを見ていったとき、
過去にバレエを習っていた6歳頃の自分が出てきて
この違和感から来る感情を、
ありありと心の奥に感じました。

許すことを許可する

本当はどうしたかったのか

厳しいレッスンではなく、
のびのびと全身を使って
自由に表現しても
誰の眼も気にする必要もない世界にいたかった。
そのままの自分で大丈夫という自分でありたかった。

過去に何を感じていたか、
何が欲しかったか
過去の思いに向き合うことで
受け止めて、
許そうと思えて
許すということができました。

過去の自分が変わったとき

このことに気づいた翌日に、母親に電話で話す機会がありました

母親は70過ぎて、バレエに週4~5通う程打ち込んでいて、
練習を重ねてちょうど、
目標にしていた発表会を終えたところでした。
どんな舞台だったか、様子を聞きながら
人生で好きなことをやりたいと生き生きと語っていました。

本当に生き生きとした表情で楽しそうで、
素晴らしいねと交わす中で、
私自身は実は違和感があった話しをしました。

そうすると、母は、
「実は当時、子供達より私が一番やりたかったのよ」と
子供達をバレエに通わせていた母の本音と、
その思いからも今がとっても楽しいと朗らかに笑う母と、
違和感を感じていた私の本音と
お互い笑って話すことができました。

その会話後、
ふと下を向いてバレエ教室にいた小さい頃の自分が、
曇りのない笑顔で上を見上げている姿に変わっていて
今の自分に微笑みかけてくれたように感じました。

なんかもう大丈夫と感じて、
フワッと軽くなる感覚がありました。
過去の自分を自分だけでなく
母親の言葉からも確かに癒されたと感じた瞬間でした。

変えていけるもの

自分が何を心地良いと感じるのか
自然に笑顔になれるのか、
自分の声に耳を澄ませて

それを言葉にしたら
誰かに伝わって
その言葉が自分を支えてくれることに気づくことができました

過去はの事実は変えられないけれど
今、過去を癒したり変わりたいと選択することはできるから
そうやって未来は自分で作っていくことができる。

それでも自分で自分がわからなかったり
自分で気づける範囲が限られていたりするから、
見えていない部分を、コーチと一緒に気づくことで
より速く、自分の叶えたいほうへ近づくことができると思います。

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今日のあなたがあなたの気持ちを大切にしていられますように


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