気持ち一つで状況は変わる

皆さんはポジティブな人間とネガティブな人間どっちを応援したいですか?

僕が今から言いたいことにこの質問は合ってるのかわからないのですが僕達お笑い芸人ってネタをやるときはポジティブな考えをもってないといけないと思うんですよね。

緊張するとか、どうなるかな?お客さん笑うかな?って不安もあると思いますがステージに立ったらそのネタをやって笑ってくれよなって気持ちじゃないとお客様も笑ってくれないと思うんですよね。不安な気持ちが少しでも乗ればお客様は絶対に笑いにくくなってると思います。もちろんネタでネガティブなキャラの人を演じるときは徹底してネガティブじゃないといけないと思うのですがそんな人でも笑ってよなって気持ちとかでステージに立ってると思います。だから大きな笑いになってるんだと思います。

皆さんは中畑清って人を知ってますか?少し前まで横浜DeNAベイスターズの監督をしてた元プロ野球選手です。この人が現役時代のお話でこういう話があります。

監督の長嶋茂雄から「調子はどうだ?」と尋ねられた中畑は「まあまあです」と返事をしたところ、それを聞いていた一軍守備走塁コーチの土井正三から「まあまあなんて言うやつを監督が起用するか!絶好調と答えろ!」と叱られた。それ以来、中畑は何を聞かれても「絶好調!」と答えるようになり、「絶好調」「絶好調男」が中畑の代名詞となった。

ポジティブな事を言ってないと使う側も使わないってところから、これを前の話に置き換えたらきっと面白いと思ってやってないと笑えるネタもお客様は笑わないってことになると思うんですよね。だからポジティブな考えでネタをしないとダメだと思います。スベったとき初めてネガティブな感情を持つべきだと僕は思います。スベり知らずな奴なんて居ないんですから。売れてる人でも誰でもスベるってことはします。

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