「やりたいことが見つかりません」への答え。

質問箱というものをやってる。
twitterと連動しているアプリで、匿名で質問を送ることができるやつ。
僕は学校で講演をすることが多くて、そして質疑応答の時間だけでは質問の時間が足りないことが多かったり、また他の生徒や先生が見ているまえではなかなか本音でなにかを言えない子たちもいるだろうと1年くらい前にはじめた。

さっきその質問箱をチェックしていたらこんな質問が。
「やりたいことを見つけるためにはどうしたらいいですか?」
なんでかわからないけれど、その質問に返信しようとしたら
【すでに削除されています】と出てきた。
どうしてだろう、なにか思うことがあったんだろうか。
ぼくの答えが怖かったんだろうか。
そんな思いをめぐらせながら今日の話題。

「やりたいことを見つけるためにはどうしたらいいですか?」
これにとっても近いのが
「やりたいことがないのですがどうしたらいいですか?」
という質問。

前者はどちらかというと、まだ自分から踏み出そうとしている感じが見えるけれど、
後者は確実に誰かにきっかけを見つけてもらいたいという他人任せ感があふれてる。

そこでその質問を受けている僕には別の感情が生まれたりするし、たぶん他の人もそうなんだろうけれど、僕はこれらの質問にはこう答える。

「何かをしなければなにも見つかりません。」

やりたいことって、自分の引き出しをあけていたら「あ!ここにあった!」みたいに見つかるものではなくて、そんなタネがあるならとっくにやりたいこととして自分で分かっていると思うんです。

だからやりたいことが見つからないという場合には、自分にはまだそのタネがないくらいに思った方がいい。大人の言葉でいうなら「インプットが足りない」、子どもにも分かるようにいうのならば「まだドアを開いてないじゃんか。だからその先の風景は見えないでしょ?」ということ。


やりたいことを見つける。

自分らしい生き方を見つける。

この言葉ほんとによく聞くんだけれど、行動しないことにはなんにもスタートしない。
それは「よく探せばそこにあるから」という、机の引き出しを開けているあなたにお母さんがかけてくれる言葉のようなものではなくて、そもそも机の中に入っているものを増やさないと、ということ。

やってみることは、机の中身をひとつ増やすこと。
出会うことは、机の中身をひとつ増やすこと。
→そしたら自分の机の引き出しをあけたときにいっぱいそこにカケラが入っているし、そのなかからキラキラしたものがあるかもしれない。というより、そのカケラが引き出しに入るころにはもう自分のやりたいことになってさえいるかもしれない。

やってみることは、次の扉を開けること。
出会うことは、新しい扉を開けること。
→やりたいことを、景色のようにとらえるなら、やっぱり扉を開けないことには新たな景色なんて見えなくて、その扉も開けないでやりたいことがない、見つからないというのはみっともない。だからやってみることがスタート。

こんなふうにその人が置き換えやすい言葉や、表現にしてしまえばいいと思う。だから僕はひとによって表現をかえている。僕はどちらかというと目で見える図にしてしまったほうが分かりやすいので、そうやって表現する方が多い。

この図で説明すると、自分のまわりにはたくさんのものがすでにあって、けれど自分はまだそれを見つけていない。それを見つけるためにはまず、自分の円を広げるための青矢印(行動)が必要で、それをしさせすればまわりにあるものが見えるようになったり、誰かに出会えたり、新しい自分を発見したりできるというもの。

だから
「やりたいことはどうやったら見つかりますか?」
という質問に僕が答えられるのはひとつ。

「誰かに聞くのではなくて、自分がまずは行動してみること。そうしたら世界が広がって、その新しい景色のなかに、次に自分でやりたいことがきっと見つけられるよ。」

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西川 昌徳

自分が自分でいられること。

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