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夏季休暇中の読みスキルの維持

論文タイトル

Improving Reading Outcomes for Children with Learning Disabilities: Using Brief Experimental Analysis to Develop Parent-tutoring Interventions Valerie J Gortmaker,Edward J Daly, III,Merilee McCurdy,Michael J Persampieri,Melanie Hergenrader J Appl Behav Anal. 2007 Summer; 40(2): 203–221.

LDの児童の読みスキル向上施策:保護者がチューターとなる療育手法の開発における簡易実験分析の使用

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1885407/

概要

読みに関する学習障害を持つ児童に対して、保護者がチューターとなる療育方法の開発実験をした。結果はHWO(同じ単語が高頻度で含まれている分)、LWO(同じ単語が低頻度で含まれている分)両方に関して読み、およびその流暢さに関して改善が見られ、手法の受容可能性に関しても児童、保護者共に高い評価をした。

背景

読みに困難を抱える児童は17%もいると言われ、また長期休暇中はさらにそのスキルが低下しがちである中、家庭で行いやすく効果のある方法を開発する必要があったため。

A recent study of the prevalence of reading disability found that as many as 17% of the population may suffer from a disability (Shaywitz & Shaywitz, 2003). The problem is compounded by academic losses experienced by students over the summer months. Summer has been correlated with a significant decrease in reading performance (Schacter, 2003).

実験に参加した方々

小学四年生、3名とその母

検証の方法

ベースラインを測る、保護者にトレーニングを提供する、週3〜4回、1セッショ10分から15分の時間でHWO、LWOに関してトレーニングを実施、CRWを計測して、効果測定

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