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東北大学Innovator's Conferenceに登壇しました#イベントレポート

来る10月30日、福岡ではB Dash Camp、東京ではILSなど、スタートアップ 、イノベーションといったキーワードに敏感な人であれば誰もが知っているであろうイベントが開催されている中、東北仙台においても大々的なベンチャー関連のイベントが行われていたことご存知でしょうか?

そう東北大学Innovator's Conference です

今回は、ありがたいことにパネラーとして呼んでいただいた本イベントに関して、当日の様子と感じたことをレポートとして簡単にまとめてみます。

どんなイベントだったか?

フライヤーはこんな感じ


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東北大学、THVP関連のディープテックベンチャーが一堂に会するイベントで、総勢250人近くの大学関係者、投資家、経営者などが参加されていました。

30社近くのブース展示があり、化学、材料、医療、などなど様々な領域で研究成果がどのように事業化されているのか非常に興味深かったです。大学発故に、既存のアセットを上手に活用されているケースが見受けられ、大学病院もあり結構幅広い領域でPoCしやすい環境が整っている印象を受けました。

登壇させていただいたパネルディスカッションにおいては、どうして起業に至ったのか?、東北大学との関係は?、起業支援制度は活用した?かなどについてお話しさせていただきました。

それぞれの登壇者の方々が、キャピタリストとしてまた教員、起業家として、大学の支援の枠組みで起業した経緯について、学外から見た東北大学の仕組みについてなど、様々な意見が飛び交い、僕自身としても非常に学びの多いパネルディスカッションでした。

イベント終了後に参加者の方々から生の声を聞けてよかったという感想をいただけたようで、大変嬉しく思います。

東北大で起業するなら今がベストチャンス?

仙台でこれだけ大々的にベンチャー関連のイベントが大学とファンド共催で行われたのは今回がおそらく初めてで、非常に本気感が伝わってくるイベントでした。そのようなイベントの一助となることができ個人的にはすごく嬉しく思います。

大学初ベンチャーというと、先日ニュースにもなった九大や東大などが有名かと思いますが、いやいや東北大も全然できますよ、やってやりましょうというような気概が感じられ本イベントはまさにギアを一段階上げたように感じられました。(主観です)

また、本イベントの舞台裏で様々なお話を聞かせていただきましたが、起業家教育やBIP(技術シーズ事業化の架け橋的助成)など支援体制が整いつつあり、また実際にそういった内容に興味を持つ学生の方々も増えているという話を聞きました。しかしながら実際に、「やってみる人」はまだ全然少ないというのが現状のようです。

支援サイドとしてなかなか、プレイヤーが増えないことは悩ましい課題かもしれませんが、実はこれプレイヤーの視点に立ってみればメリットと捉えることもでき、内部競争が激しくなく恩恵を受けやすいと捉えることもできます。

全員が全員起業家になる必要は全くなく、またそれを強制することはもちろんできません。もっとセーフティネットができてからチャレンジするのもよし、ある程度事例が出てきた後でチャレンジするもよし、どのような形でも可能かと思いますが、ファーストペンギンだから得られるメリットもあることを考えると、いつか起業しようと思っている方は、今走り出すのが実はお得なのかもしれないと思いました。

もし興味のある方は、下記リンクにあるイベントや、TUSGの相談支援をぜひ活用してみてください。

まとめ

簡単に今回のイベント内容と感じたことについてまとめてみました。イベントに招待頂けたことは大変ありがたいなあと思いつつ、一方で自分も結果を出していくぞと気が引き締まりました。精進します!

サポートしていただいたお金は、「試す事」に充てさせていただきます。