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参加レポート@せっかくの福岡開催に参加しないなんてもったいない!「Backlog World 2023」


はじめに

どうも、今年あと4本のブログ執筆が控えてます。(泣いちゃう
あべたくです(@east_takumi
2024-12-09(Sta.)に福岡県福岡市で開催された
Backlog World 2023 Re:Boot-未来への帰還-福岡オフライン by #JBUG
に参加してきたレポートを今回残していきます!

こちらの記事は Backlog Advent Calendar 2023 16日目の記事としても掲載しています。

Backlog Worldとは? 

プロジェクトに関わる全ての方のための祭典です。

100万人以上が利用する、日本最大級のプロジェクト管理ツール”Backlog(バックログ)”。 Backlog Worldとして4回目の開催となる「Backlog World 2023」は、Backlogのユーザーコミュニティ”JBUG(ジェイバグ)”が運営します。

今年はBacklog発祥の地でもある「福岡」で「オフライン」で実施致します! テーマは「Re:Boot〜未来への帰還〜」とし、 数々のセッションやワークショップ、情報共有の場、Good Project Award(表彰イベント)などプロジェクト管理に関する知見を相互に高め合う場を作っていきます!

Backlog World 2023 connpassページより

当日の様子

会場は福岡ファッションビルさん

この投稿のスレッドに当日の実況(あべたくの個人的にメモも含む)を引っ提げてるので、よかったらご覧ください(^^)

視聴したセッション

開会式 by 井上拓也(@in0u)さん

実行委員長の登場はまさかのマスク姿w
今回のカンファレンスにかけるテーマやサブタイトルにかけた
体験して自身の組織のアップデートやリブートするきっかけにしてほしい
という思いを熱く語ってくださいました!
わたしも10月に自身で4年ぶりのオフラインカンファレンスを主催した && 地方でもっと頑張っていきたいと思っている身でもあるので、同志を見つけた!という感じです(感動)

プロレスが始まる?w(中の方は実行委員長 井上さん)
カンファレンステーマ「Re:Boot」に込めた思い

それ以外にも諸注意事項説明もあり、私個人的に今度から取り入れたいな〜と思ったのは、
ハラスメントは禁止だよ、された人/してる人を見た人は言ってね!運営が助けるから!
と運営メンバーが参加した全員が楽しんでもらえるように全力でサポートしてくれることを表明いただけたのは本当に一人の参加者として、とても安心できるなと思いました。


全国JBUGer LT by JBUG支部リーダー

ここで全国各地のJBUGの運営メンバーの方々から、自身の運営する支部についてのご紹介でした!
私の所属コミュニティも全国に支部があるのですが、全国に展開するコミュニティって支部ごとでそれぞれのカラーが変わるのはほんとに巡礼してて楽しいなと改めて思いました!
(私は福岡にいるのにJBUGへの初参加は高知だったのもありw

  • 札幌

    • オリジナルジェイビーかわいい!

  • 東京

    • Backlogクリニックを開催!

    • 会場提供していただける企業さん募集中!

  • 大阪

    • Findyさんなどと共同開催も行っている

  • 広島

    • 初学者をメインターゲットにコンテンツを主に作ってる

    • 唐突な飯テロがw

  • 高知

    • 「講師」ではなくて、みんなで作り上げていく!

  • 福岡

    • 「楽しく」「気軽に集まれる 」会

    • 唐突な飯テロを何度もされたw


kintone SIerが使うBacklog管理術 by 大竹遼(@ryotkbb)さん

大竹さんが所属するジョイゾーさんでのBacklog管理術のお話。
kintoneを使ったことがなかったのもあり、kintoneとBacklogの使い分けについては、「そういう使い方になるのか〜フムフム」と新しい知見でした。
そして、kintoneとBacklogの連携がめんどくさいから自分たちでプラグインを作ってるのも驚き!
ただ、大事なのは
タスク管理は「目的」ではなく、あくまでゴールに向かうための「手段」でしかない!
ということ。
ここを見失ってしまうのは数しr…―(゚∇゚;)→グサッ!!

ジョイゾーさんでのkintoneとBacklogの使い分け
kintone→Backlogの連携プラグイン

ジョイゾーさんが作ったkintone→Backlogの連携プラグインは↓下記になります。


マネジメント層は特にコミュニティに関わった方がいいんじゃないかと感じてる話 by 勝毛哲也(@tetsuyameow1)さん

今回の副実行委員長も務める勝毛さん。
コミュニティだからこそ仕事術向上の練習ができるのではないかというお話でしたが、私にとっては見に覚えしかないお話で、ヘドバンで首がもげそうでしたw
(良くも悪くも一人でやること多かったのもあり、自分ルール以外とやるときの難しさは本当にこの3年ずっと苦労してる)
コミュニティって様々は業種、職種の方々と関わるとそれぞれの仕事術つよつよメンバーと関わらせてもらうこと増えて、自分のルールに取り入れたい!!ってことが絶対溢れてくるんですよね👀


Amazon Connect と Backlog で実現する応対管理システム by 湯元真悟さん

自社のコールセンターの業務改善をAmazon ConnectとBacklogで実現したお話でした。
AWSを少し触ってきていますが、Amazon Connectは全然試せてないし、コールセンターがある会社に所属したこともなかったこともあり、「こんな事もできるんだ!👀」ということのオンパレードでした!
チケットやWikiなどもあるBacklogだからこそ、
サポート回数をチケットで管理したり、
顧客も協力会社の方々全員での話し合いの場所をBacklogにする
というのは事業会社の自社開発ばかりのわたしにとっては、「あーーーその発想なかった!」ということばかりで、これ取り入れれないかなと考えることばかりでした!

Amazon Connectでの応対状況をBacklogのステータスに照応させて、応対状況をBacklogで管理する記事は↓下記はご覧ください👀

顧客も協力会社の方もBacklogで全てコミュニケーションをすることで一元管理

不確実な世界で成果をあげる〜変化を抱擁するアジャイル思考 by 倉貫義人(@kuranuki)さん

倉貫さんの基調講演。今年の10月のCLS高知で初めてお話をお聞きしてから、楽しみで仕方なかったセッションです。
ざっくりまとめるとこのようなという内容のセッションでした。

  • 倉貫さん自身がアジャイル開発を取り入れ始めた経緯

  • ご自身のアジャイル思考を取り入れ、回し続けた結果として現在の開発、経営体制

  • ↑上記を踏まえた上で、アジャイル思考の上で大切なことについて

「そうなんだよ!これがしたいんだよ!」という共感もですが、「まだまだできてないな…」と反省と自分が悩んでたことの一つの回答が目の前にあるという感じでしょうか、….致命傷(学びがたくさん)です!
特に刺さるな…と思ったのはこの投稿たち。

事業会社の自社開発ではあるあるだと思いますが、経営と開発が噛み合わないってことはよくあるお話だと思ってて、その中でどうすればいいのだろう…と悩んでた私にとっては「あぁ…難しく考えなくてよかったんだ」と最適解を提示された感覚でした。
投稿にも書いてますが、ここで大事なのはどちらかに偏った(経営メンバー用とか開発メンバー用とかで情報を分ける行為)ロードマップを作ってはいけないということ。
関わる全員が同じもの、目指すべきObjectiveの共有が大事ということです。
私もコミュニティ運営で人数が増えるとやりがちだな…と痛感です(泣)
そして、良いことも悪いことも、受け入れられる強さを持つことでみんなで「ここからどう進む?」に注力することが重要なのかな…と思いました。

ここまで踏まえてですが、
頼むから…エンジニアとかPMとか経営者とか関係なく、
みんな一度でいいから倉貫さんのお話を聞いてほしい!

そう思いたくなるセッションだったし、もっと一緒にお話できるようになりたいと思える方だなと改めて思いました!

そして個人的な話をすると、
倉貫さんにサインいただくの忘れた!!!(泣)
(そもそも、著書を家に忘れてきた時点←)
今度リベンジさせてほしい…!!!!


管理工数が10分の1に!ニアショア開発を成功させたBacklog活用 by 橋口尚人さん

広告運用代行を専門とする部門を佐賀支社にて立ち上げをして、東京-佐賀間で発生した広告運用代行の作業管理をBacklogで管理したお話。
ざっくりBacklog導入前/後の状況が↓下記。

  • 導入前

    • チャットツールでの依頼

    • 依頼フォーマットなし

    • 状況記録の負担が大きい(←スプレッドシートによる弊害)

  • 導入後

    • Googleフォームから依頼→Backlogの課題として収集→Backlogを上司が確認してメンバーに割り振り

うん、導入前の話を聞きつつ、「あ…うちもあるわ…」と思いつつ、泣けました。タスクの入り口から出口までを一括管理できるのは本当にBacklogいいな…と改めて感じるセッションでした!


ガントチャート機能開発をRe:Boot!そのために行ったこと by 砂川祐樹さん

Backlogのガントチャート機能開発をリブートさせたときのお話。
リプレイスだけでも大変な中、新機能を盛り込むことで本当にユーザーがほしい機能にするところがエンジニアとしてもユーザーとしてもすごい!!の言葉しかなかったです!

特に投稿にも上げたユーザーストーリーマッピング。
それぞれが思う理想的なガントチャートの要素を列挙して、必要な機能を洗い出したとのことです。
ここも倉貫さんのお話、Objectiveの共有とつながることが大きいのかなと思いました👀


元発電所設計者からみたBacklogについて by 峠幸寛(@tohge05)さん

元々発電所設計をやられてた峠さんの視点からみたBacklogの良いところとそれを峠さん自身でどう使ってきたのかのお話でした。

発電所という普段の私からは全く想像できないお仕事をバックグラウンドにもつ峠さんだからこそのシステム開発への視点は新鮮でした👀
そして、今回のイベント全体でのひとつな学びである、「Backlogの魅力は『情報の集約力』」という言葉に納得の人は多いだろうお思いました。
会議のアジェンダ/議事録からアクションプランまでをBacklogで管理するやり方は最近教わって実践している途中であるからこそ、実際に実践している方がいるという一つの道標になっていて、とても参考になりました!


Azure OpenAIを使った、Backlogチケット要約ソリューション by 榛葉章隆さん

生成系AIをつかって、FAQなどに明記している質問内容については自動回答できるシステムを作ったお話。
自動応答システムで本来回答を行う方の時間や、質問者の回答までのタイムラグを大きく減らせる、社内での質問に対してもこれ取り入れないな👀
FAQなどのデータ(そのサービスに関わる情報)って追加でいれてたりするのかな?👀


会計士CFOが新規事業のPdMに挑戦した話 by 和田拓馬さん

IPOやM&Aはスタートアップ界隈でやはり大台に乗る上でも重要な話で、それがメールベースのプロジェクト管理と聞き、すごく驚きでした…
FinanScopeをつかうことでそれを一元化したお話でしたが、これって経営者の方々にとっては当たり前になってほしい、知らない人っているのかな?👀


Backlogを使ったテレワーク時代の新人教育【遠隔徒弟制度】 by 小泉智洋さん

社員教育の平準化のためにBacklogでオンボーディング資料を管理したお話。
私もコロナ禍直後に社会人になったこともあり、まだまだオンラインオンボーディングに慣れてないときあったな…というバックグラウンドもあり、「す、す、すごい!!!!えっ!!!やらない選択肢ある???」と感情迷子ですw
同時にですが、オンボーディングでペアになる側も勉強コストをできるだけ減らしたいって考えると、変更履歴をちゃんと追えるチケット管理は間違いないな〜
….うん、何度見てもこれやらないては絶対ないな👀


デザイン会社で研究開発やってみた ‐おばけタイムウォッチャーができるまで‐ by 今岡宏朗さん

研究開発の一貫でおばけタイムウォッチャーを作るまでのお話。
なめこさんは世代だったので、「おおおおお!!!」と有名人(中の人)に会えた感覚でした笑
めちゃめちゃかわいいからぜひ皆さんとりいれてみてほしい!!!


Good Project Award 2023 by 株式会社ヌーラボ

セッションと言うよりピッチコンテストです!
それぞれの会社の方々がそのプロジェクトに対してどんな思いで取り組んできたのか、そこで工夫したことについてお聞きしました!

総じて感じたのは、やはり重要なのはメンバーへ感謝や尊敬を言葉として伝えること、それの上にプロジェクト管理はあるということです。
まずはフォロワーを作り、そこから広げていく
チームを作るうえで重要なことが詰まっている、そんなピッチコンテストだったので、こういう他社の方々のお話を聞けるとはとてもおもしろい!

遠鉄システムサービス株式会社さん

ALL CONNECTさん

パシフィコ横浜さん

そして、パシフィコ横浜さん、最優秀賞おめでとうございます!!🎉🎉🎉


フルリモート開発チームが挑む新規事業開発 by 茶屋彰仁さん

フルリモートの中でチームで目指すべき場所をぶらさずに、Backlogなどを使いながら新規開発を行ってきたお話。
特に取り入れたいと思ったのが、「振り返りではなく、向き直り
振り返りのとき私もですが、「これが悪かった、よくなかった」と反省点がずらずら書いてしまうのですが、それがあった上で、じゃあ今後どうするに時間をかけてみんなで次に繋げていく、この姿勢は本当に重要なことだ…とグサリときてました💦


Backlog APIと生成系AIで考える課題優先度 by 清家史郎(@seike460)さん

Backlog APIをつかって、生成系AIにチケットの優先度を決めてもらうシステムを作ったお話。
ここまで大きいプロダクトをもったことがないからまだピンときてないところもあるのですが、優先度判断って経験が物を言うと思っていたし、実際それでやってました💦
でも指標がどんどん多くなるに連れて、という状況は私も意図せずあったのかなと思うし、それを生成系AIに判断してもらうっていうのは面白いし、本当の優先度をつける上でとてもいいシステムだ!!!取り入れたいって言う思いです!
(中身気になる👀、重要度とかをどうやってAIの方に判断させるようなプロンプト書いてるんだろう🤔)


心が折れそうになった時に大切にしていること by 清水健一さん

新規サービスを開発する中での話でしたが、心が折れそうになった出来事が…フルコンプじゃん…と涙が枯れそうなくらい、辛すぎないか…(泣)でした。
そして、資料にもありましたが私としてもコロナ禍で「人を信じることが難しくなった」ということについては、あるよな〜という感じです👀
それはオンラインに移行しきれてないというところもあるかもですが、これまであった信頼を断絶するような、それほど大きな出来事だったんだと自覚することがまずは重要なのかな…と思っています👀
その中でも自分でまずできることとしてセルフトークなどで自分自身を見つめ直すことは、この状況のなかでまずスタートラインなのかもしれませんね。

参加した感想と感謝!

テックカンファレンスとはまた違った印象を受けたし、何より学びが多かったです。感覚でこんな感じかな〜で進めていたことが、言語化されていたり、逆にこれやれてなかったな…と痛感することも。
プロジェクトを進めていく上での課題ってなかなか相談する場所や道標がなく、孤独に考えてしまう人も多いんじゃなかろうか、そんなときにこういう知見の共有、相談できる人たちがいる場所っていうものがどれほど重要なのかを実感する場所でもあったし、この場所をもっと多くの人たちと共有できたらいいな…
そしてなにより、そんな場を作ってくれた運営の方々のホスピタリティが溢れんばかりに支えていただけた、そんな誰もが参加しやすく、楽しいイベントだったなと、このブログを書きながら改めて感じました!
運営、スポンサー、登壇者の方々、そして当日お話させていただいた方々、本当に楽しかったです!!ありがとうございました!
(次はいつですか?w)

本編のダイジェスト動画も上がっていますので、よかったら見てみてください〜

余談

今回多くの方々とお話させていただきました!
本当にありがとうございます!!!
そんな中から3件ほどピックアップ!

基調講演をしていただいた倉貫さんと!📸
CLS高知で少しお話できたけど、写真撮れてなかった!と思い、懇願しましたw
ぜひ次は大分で一緒にイベントしたい!!!

Nulab 原さん小島さんとJAWS-UGメンバー📸
Nulabの坂本さんとお話してたら、原さんから「JAWS-UGの方ですよね?もしかして…」と話しかけていただいたのですが、まさかの事実(旦那さんがJAWS-UGメンバーならよく知ってる方)もあり、驚きでしたw

そして、北海道から峠さん!📸
先月のAWS カーニバル以来!!!
峠さんのブログにて私がAWS カーニバルで発表したLTについてすごい好意的なコメントを頂いていたので、ぜひもっとはなしましょ!!!!とBacklog World翌日に二人でラーメンを2軒はしごしながら、これまでのキャリアとかコミュニティ活動についてお話させていただきました!
もっと話したい!!!次は私が北海道に行く番だ!😆

11:00 a.m.にラーメンはしごし終えた二人w

オフショット!!!

実行委員長の井上さん(右)と😆
この次の日登山されたジャニさん(右)😆
実は同い年の藤本さん(右)
Geeks Who Drinkのいつメン笑
本編開始前の橋本さん(右)
DAIMYO Meetup運営もされてる吉田さん(右)
アンジェラさん(右)、いつもお世話になってます🙏
オルターブース小島さん(右)!
メディア総研のお二人と!
高専に特化したメディアは興味ある👀(周りが高専出身者おおいw
デジタルキューブのお二人と!
JAWS FESTAのときはありがとうおございました!
ジェイビーかわいい!

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