Eastcube

松本市在中。松本界隈の歴史や文化それらのルーツに興味があり市販の観光ガイドでは少し物足…

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松本市在中。松本界隈の歴史や文化それらのルーツに興味があり市販の観光ガイドでは少し物足りなくなってきたクリエイティブさは特に無い少々珈琲を嗜み始めた平凡なサラリーマン。

マガジン

  • 本日のカ、カレー!

    過去から現在に至るまでのカレーの記録を徐々に書きとめていく。

  • とあるエージェントの回顧録

    2015年2月〜始めたingress。もう、かつてのように熱心に活動していない。活動の記録が残るGoogle+がサービスを終了するという事で、改めて振り返ると楽しい思い出が思い起こされたので記録と記憶を頼りに回顧してみる試み。

  • 信州松本界隈の説話を語りたい

    松本とその周辺に伝わる説話の数々。有名な泉小太郎、八面大王、などなど。これらについてちょっとコクのある話をしていきたい、という試み。

最近の記事

武蔵嵐山でミッションデー が行われるのは必然だった!とか言いたいだけのお話。

ingressのオフィシャルイベント 「ミッションデー 武蔵嵐山」まで、10日を切りました。 個人的にingressのイベントの中でも好きなイベントがミッションデー 。 元々街歩きの一助に、とインストールしたのがキッカケな自分にゃ一番しっくりくるingressのイベントです。 たまたま、二年ほど埼玉に単身赴任でお世話になっていた時期に立て続けに埼玉近隣でミッションデー が開催され、お陰様で充実の単身赴任生活の思い出となっております。 さて、地元の長野は松本のミッションデ

    • 「松本の本」の私的体験記

      2019年、天皇の退位と即位、改元に伴う10連休という社会人になって発の二桁連休をほぼ松本市内のみで過ごしたゴールデンウィークの終盤。 それなりに日々満喫し充実した連休であったが、最後の最後に思わず久々に文章を綴りたくなる出来事があった。 里山辺のお船祭りを堪能し、昼食を済ませ何気なくTwitterのTLをスクロールしていたおりに、目に飛び込んできた books電線の鳥さんの「松本の本」に関するツイート。 「あー、一箱古本市覗いてみたかったんだけど、行かれなかったんだよな

      • 馴染み深いBARでのカレー。

        本日のカ、カレー!Prime 短期出張中の浦安が2/8(土)に雪まみれになるとの予報を受け、予定を繰り上げ1日早めに関東脱出。 脱出ついでに再訪チャンスを伺っていた東京は八丁堀にあるBAR 「Quint Arrow」へ。 ここの牛スジカレーが旨くて再訪の折には必ずまた食べたいと思っていた。 ゴロゴロ入った柔らかすぎるトロトロ、ホロホロの牛スジが癖になるBARのカレー。 マスターとカウンター越しに歓談しながら食べた牛スジカレーはやっぱり旨かった。 ここはingress関

        • 浦安、カレー、ゴリラ亭

          本日のカ、カレー!Prime カレーとingressはよく似ている。 1ジャンルの中に一口では言い表す事のできない多様な文化、味わい方があり、その全てを一個人が全てを知り楽しむことなど到底出来ないエンドレス感。 その中で何を選択し、どう楽しむかは詰まるところ好みとリソース、妥協の問題だ。 そして今日も僕は夕飯にカレーを選択した。 しかし、何処で食べるのか? 手近で安定感のあるチェーン店で済ませてしまおうか?となどと考えながら今日も夜も更けた浦安駅前を彷徨い始めた矢先、

        武蔵嵐山でミッションデー が行われるのは必然だった!とか言いたいだけのお話。

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        記事

          浦安で安曇野そば。カレーを頂く。

          本日のカ、カレーPrime! 松本のカレーラリーそっちのけで、浦安の仕事場(ブラック)に短期出張の最中、リサーチ不足で彷徨う夜も更けた千葉、浦安駅前。 首都圏でよく見かけたような気がするチェーン店が軒を連ねる中、思わず足を止めた「安曇野そば」の看板。そして、「soba curry」。 やや不安を覚えつつ、店先の券売機で食券を購入。 「南蛮コクライスカレー」 蕎麦も気になったが空腹を満たし、仕事終えたら都内に繰り出し、某所の牛スジカレーを久々にキメるゾ!といった期待と

          浦安で安曇野そば。カレーを頂く。

          プロと楽しむ珈琲とカレー

          松本でカレーラリーが始まった。 公式ブログ 今回で通算5回目。 イベント空白期間、松本の2月の風物詩になりつつある。 ざっくり言ってしまえば各店舗でカレーを食べてスタンプもらって記念品を頂くというスタンプラリー。 主催代表はとりあえず松本でカレーと言ったらまず名前を挙げてオススメする老舗カレー店「メーヤウ」さん。 この時点で参加動機は充分。しかしカレーは人並みに好きながら、外食機会は少ないため、これまでは指加えて見てるだけであった。 今年こそは昨年から通い始めた「

          プロと楽しむ珈琲とカレー

          とあるエージェントの回顧録.1

          ingressをインストールしてもうすぐ丸4年になる。 ふとインストールした1つのスマホアプリに3年経過しても未だ削除もせず、なんやかんや興味を持ち続けている事が比較的飽きっぽい性格の自分の人生の中では異例な事だ。 それでも昨年2018年はそれまで比較的趣味の中心にあった「ingress」という枠組みから少し距離を置いた。 理由はいくつかある。 ・ingressで体験したかった事が概ね体験できた事。(新鮮さが薄くなった) ・生活環境、仕事環境の変化。(ingress

          とあるエージェントの回顧録.1

          「新宿荒木町の坊主バーに行ってみた」

          twitterで久々の上京、四ツ谷辺りで一泊する事を呟いたところ、とある御仁から「坊主BAR」を勧められる。 なんとなくお坊さんがやっているお店があるといった話は知っていたものの四ツ谷辺りにもあるとはつゆ知らず。 とりあえず、宿にチェックインする前に軽く一杯のつもりで訪問。 「Vows Bar」。 四ツ谷三丁目駅から徒歩5分ほど。 裏路地に個性的な飲食店が軒を連ねる荒木町の一角で小さなビルの2階で営業されていた。 新宿、荒木町界隈。裏路地に面白そうなお店が軒

          「新宿荒木町の坊主バーに行ってみた」

          「松本あめ市とそのルーツに迫る」(下書き)

          極普通の所帯持ちサラリーマンEastcubeと申します。 松本に移り住んで十数年ですが、つい数年前から始めたご近所徘徊に端を発し、主に松本地域の歴史やら文化やら伝説やら…そういう方面に興味が尽きない今日この頃です。 さて初春、特に中信エリアでは馴染み深い「あめ市」の季節がやって参りました。 1月〜2月にかけ大町、安曇野など概ね糸魚川と松本を結ぶいわゆる「塩の道」に沿った各地で催されています。 そしてその先駆けとなったのが「松本あめ市」です。 現在も多くの人出で賑わう「あめ

          「松本あめ市とそのルーツに迫る」(下書き)

          十返舎一九も来ていた松本。本町に散見する句碑についての雑記

          普段見逃しがちだったり風景の一部と化して深く考えないモノが身近には沢山ある。 城下町松本の親町の一つ本町。 その本町大通りに散見する「句碑」は身近なものでありながらつい最近まで意識の外にあったもの。 どういう経緯でつくられ、いくつあるものなのか? この歌碑について本町のWebサイトの残骸?で簡単に紹介されているものがあった。 http://www.matsumotohonmachi.com/himitu/haiku.htm 恐らく中央西土地区画整理事業の一環で、伊勢町

          十返舎一九も来ていた松本。本町に散見する句碑についての雑記

          「プロガイドと行く!!双体道祖神めぐりin池田町」に参加した話。

          タイトルからして既にニッチと言わざるおえない「Skima信州 x メイプルツリー」企画によるツアーに参加してきたお話、備忘、感想。 プロガイドと行く‼︎双体道祖神めぐり https://peatix.com/event/387950 総括的なお話は主催者さんサイドからいずれ出る様子。 「Skima信州」 長野県のニッチな話題や観光スポットを取り上げ、 好きな人が全力で紹介するローカルwebメディア。 https://skima-shinshu.com

          「プロガイドと行く!!双体道祖神めぐりin池田町」に参加した話。

          松本の喫茶店「かめのや」が面白い。

          ここのところ新規スタートした仕事の絡みで中々忙しく、平日はへばり気味で、休日もお手軽な受動的な気分転換に頼りがち。 楽しみの一つの民話関係のお話は、踏み込み始めると面白い一方で纏めはじめるとまた気になる事が出てきて調べだすと、まとまらなくなる、の繰り返し(きっと何かが間違ってる)で消耗しがち。 好きなんだけど、割と余力がある時でないと中々取りかかれない。 ほぼ自分が納得すれば良いだけの自己満足なまとめなので、気が向いたらまた書き進めようと思う。 さて、そんな言い訳

          松本の喫茶店「かめのや」が面白い。

          【信州松本の説話を語りたい】4.松谷みよ子と泉小太郎

          「泉小太郎伝説」について、実のところそのルーツを軽めの文体で掘り下げていく事をメインに書き始めたつもりが中々本題に入れなくなってる。 まぁ、いっか。 さて、松谷みよ子氏著「民話の世界」という本が気になり読んでみた。 「龍の子太郎」の創作の過程で松谷みよ子氏が信州でどんな冒険をどんな民話に触れてきたのか気になったのが、この本を手に取ってみた一番の理由。 結果、大正解。 特に序盤は長野県が舞台なのでスッと入り込めた。 少しばかり本書の内容を紹介。 生まれ育ちは東京。

          【信州松本の説話を語りたい】4.松谷みよ子と泉小太郎

          【信州松本の説話を語りたい】3.龍の子太郎とウルトラマンタロウ

          さて、前回、「まんが日本昔ばなし」のオープニングでお馴染みの龍のに跨る子供は「泉小太郎」がモデル、という話をしたが厳密に言うと違う。 直接的なモチーフは、童話作家、故松谷みよ子氏の代表作の一つ 「龍の子太郎」(たつのこたろう) であるといわれている。 (引用元 龍の子太郎(新装版) (児童文学創作シリーズ)) 『龍の子太郎』(たつのこたろう)は、松谷みよ子の児童文学である。本作を原作としてテレビ番組やアニメーション映画が製作されたほか、人形劇、ストレートプレ

          【信州松本の説話を語りたい】3.龍の子太郎とウルトラマンタロウ

          【信州松本の説話を語りたい】2.泉小太郎とは何者か?

          「坊や〜、良い子だネンネしな〜♪」「まんが日本昔ばなし」のオープニングテーマのイントロであり、アラフォーの僕には幼少期の馴染みのフレーズである。 さて、このオープニングテーマと「泉小太郎」の名前でおおよそオチが見えてる方には別段面白くもない話になるが、今からおよそ三年前にふと、この「泉小太郎」という名前が気になり調べ出した事が僕が信州松本界隈に残る説話の数々に興味を抱く第一歩となった。 それは松本市の弘法山の麓に「泉小太郎の像」というものがあり、また、他の地域(安曇野、大

          【信州松本の説話を語りたい】2.泉小太郎とは何者か?

          【信州松本界隈の説話を語りたい】1.プロローグ

          どういう切り込み方から入るのが良いのか手探りというかほぼ見当もついていないが僕は今、長野県松本市に住んでおりここ数年、松本界隈の事への興味関心好奇心が止まらない。 それは、近くの喫茶店の事であったり各種イベントの事であったり歴史であったり湧水であったり小路であったり…とにかく諸々である。 そして、それは松本に関心を持ち始めたのと、ほぼ同時期に始めたIngressという位置情報ゲームによって増幅され、例えば地元開催の関連イベントではイベント企画のスタッフの一員として松本の魅

          【信州松本界隈の説話を語りたい】1.プロローグ