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横浜の龍脈を巡って(その1・青龍辨財天)

日本列島は富士山を中心に龍脈が縦横無尽に走っているそうです。
龍脈とは、地中を流れる気のルートのこと。
その気は山の尾根伝いに流れると考えられているそうですが、龍脈がどのように流れているか、大雑把な線が引いてあるものはあっても、詳しい地図はネット上には見当たりません。

また、その龍脈から気が噴き出すポイントがあり、それが龍穴と呼ばれパワースポットになっているのだそうです。
私の生活圏の東京、神奈川でも、この辺は龍脈が走っている、とかの記述は見つけますが、どういうルートで走っているのかは詳しくは分かりません。
そんなことを調べていたら(ただググってるだけですが)、とあるブログに横浜に走る龍脈が書かれているものがありました。

何でも磯子区の「滝頭(たきがしら)」が龍の頭で、その近くにある「青龍辨財天」が龍の喉首に当たり、そこから南区の「お三の宮日枝神社」の裏にある稲荷神社を通り、関内駅近くの馬車道やベイスターズ通りが通る「尾上町(おのえちょう)」が龍の尻尾になっているそうです。
滝頭が頭で尾上町が尻尾と、それらしき地名になってますね。

で、興味が沸いたので、6月のある晴れたメチャクチャ暑い日、青龍辨財天とお三の宮日枝神社の2か所を訪ねてみました。
まず、滝頭については、バスの終点であり、横浜市電の保存館ある場所ということは知っていました。
昔はよく車でよく通っていましたが、この地で何かしたことはないです。
ちなみに、海に近く海抜も低いので滝はないです。
昔あった「滝頭塚」というのが地名の由来だそうです。

さて、今回は滝頭には何もなさそうなので、横浜市営地下鉄・蒔田駅から、青龍辨財天を訪ねます。
こちらは、住宅街の一角にあり、個人の方の私有地だそうですが、中には入れるそうです。
本当は引き寄せられるように迷わず着いた、と書きたいのですが、ちょっと迷いました(笑)。
迷って、住宅地の同じ場所を1周していた時に、日傘を差しているレディから「すいません、カーテンですか?」と謎の声をかけられました。
どなたかとカーテンを作るための待ち合わせでもしていたのでしょうか?

その後、道が1本違っていただけだったことが分かり、すぐに目的地に到着しました。
蒔田駅からトータル20分くらいだったでしょうか。

住宅地の中に古い鳥居が
中に入るとお堂が

こちらは、昭和初期に弁天様をお祀りするために建てられたそうです。
ということは100年くらいの歴史があるということのようです。

ここが龍穴だそうです

昔はお堂の前に池があったそうですが、今は枯れてしまったそうです。
その池に水があったころは、カエルがたくさんいたそうで、お堂の中にはカエルの置物があるそうです。

おそらくこれが池の跡

お参りして、写真を撮らせてくださいとお願いしておきました。
龍穴については、エネルギーが溢れているようなことは、感じることはできませんでした。
水が枯れてしまったことで、昔と変わってしまったのでしょうか?
こちらに来る途中、「青龍山宝生寺」と書かれた石碑がありました。

お寺の参道までは行ったのですが…

グーグルマップでは「寶生寺」と記載されているので、現地に来るまで気付きませんでした。
お寺のホームページに「山号・青龍寺」とあるので、やはり昔からこの辺に龍脈が走っている認識があったのでしょうか?
今回はこちらのお寺は訪ねず、次の目的地「お三の宮日枝神社」に向かいます。
(続く)

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