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自己洗脳はアリ

「洗脳」

この言葉は何かしらネガティブな印象を与えますね。

ただ、最近思ったんです。

自分で意図して洗脳されに行くのはアリだ、ということを。

順を追って説明していきましょう。


洗脳の定義

まずは、今回「洗脳」をどう定義するかが大事です。

とりあえず、一般的な意味合いは以下の通りです。

1 共産主義社会における思想改造。中華人民共和国成立後の、旧体制の知識人などに対する強制的な思想改造を非難したbrainwashingに由来。
2 その人の主義や思想を根本的に改めさせること。

Weblio辞書より

1 で説明されているのは、歴史的背景ですね。
今回は、2 を採用します。

その人の主義や思想を根本的に改めさせること。

これは他の人から強要される場合、問題があります。
思想の自由が侵害されますからね(そういえば、憲法19条に明記されておりましたね)。

ただ、自分自身で意図的に洗脳されに行くという場合はどうでしょうか。


誰しも生まれてから何かに洗脳されている

これは、あくまで持論です。

誰しも生まれてから何かには洗脳されている。

例えば、私の家族がことあるごとにこう言っていました。

「偉くならなくったっていい。人に後ろ指さされずに生きていけばそれでいい」
「偉くなったら、それだけ大変だから偉くなんてならない方が良い」

こういった言葉を受けて、私は
「偉くならない方がいいんだな」
と自然に思うようになっていました。

これはある種の洗脳だと思います。
全く家族を非難する訳ではありません。
一つの事実としてそういう側面があります。

私たちは回りの人たちの言葉に影響されて生きています。
「自分の周りの5人の平均があなたである」
これは、アメリカの起業家で31歳で億万長者になったジム・ローンの言葉です。
果たして、ジム・ローンさんはどんな人たちに囲まれていたのでしょうか。
やる気に満ち溢れた他の起業家、既に成功した億万長者に囲まれていたのだと思います。

自分がなりたい姿があるならば、
その姿に近い人の言葉を聞き、その思想を自分に植え付けることは有効なのではないでしょうか。

自己洗脳はアリなのではないか。


最後に

幸いなことに私たちは誰の言葉に触れるのも簡単です。

普通に暮らしていれば巡り合えない社長クラスの言葉をyoutubeで視聴できる。
古代に考えて考え抜いた思想家の言葉を本で読むことができる。

はたまた、
道徳的に問題のある人の話を見聞きする機会もあれば、
何も考えずに安易に物事を決めつける人の話を聞かされることもあります。

自分は何に影響されたいのか。
それを考えて、自分が触れる言葉・環境・媒体を選びたいものです。


読んでくださり、ありがとうございました。
それでは、またお会いしましょう。


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