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仮面ライダーギーツ第15話『謀略Ⅵ:仮面ライダーの資格』感想

◆アバンの雑記パート

・【朗報】オリコンニュースにて浮世英寿インタビュー動画公開

手ェ叩いて笑っちゃった


◆仮面ライダーギーツ第15話『謀略Ⅵ:仮面ライダーの資格』感想

・英寿抜きの最終決戦が始まる

父プレイは続行するギロリ

『椅子取りゲーム』であと一歩及ばずギーツが脱落するという衝撃的な結末となった前回。記憶を失い、日常ともいうべき朝を迎える英寿はギロリと共に食卓を囲んでいた。例え脱落しようとも叶えた願いの世界はそのまま続行するのはなんだかおもしろいなと思うのでが危険人物が再びデザイアグランプリに干渉する事が無いように監視する目的もあるのだろう。
穏やかなモーニングを終え、仕事に向かう英寿を見送ってから『デザイアグランプリに対する記憶が完全に消去されたようですね』と言うツムリ。何か不満でもというギロリだがツムリははっきりと『ギーツに対する落とし方はデザイアグランプリのルールに違反している』と申し立てる。
しかしながらそんな異議もギロリから『デザイアグランプリを存続させるためだ』と一蹴されてしまった。確かに英寿の存在はとんでもないので危機感を抱く理由も分かるのだがギロリは露骨にゲームに過干渉を行う道を選んでいっている。内部にもイレギュラーを引き起こそうとする人間も複数おり、その中の一人がアルキメデルだった。

「意外だったよあのギーツが脱落とはな」

そう言うアルキメデルは『今度こそ我がジャマトが世界を滅ぼす番だ』と言いラスボスジャマトを覚醒させたと言う。挑発的な言葉を言うアルキメデルに『成長したライダーは他にも居る、我々を見くびるなよ』と言い電話を切るギロリ。ジャマトに破損したIDコアを介して元参加者の情報を学ばせ、成長させているアルキメデルの真意とはいったい何なのか気になるところではあるし、アルキメデルは単純な下請けや組織の人間ではなさそうだしやはりジャマト側の人間だという事になるのだろうか。
そしてアルキメデルの予告通り町にラスボスジャマトが出現し、今季のデザイアグランプリもついに最終戦となった。
今回は最終戦ということもあり、確実に勝敗を決するスコア勝負となっていた。ラスボスが退去するまで待ちの防衛をする事が今回のミッションであるが、たった3人だけで防衛する事に対し不安を抱くも自分たちには叶えたい理想の世界があるという事で思い直す三人。

祢音は『本当の愛』のため
景和は『退場した人たちを蘇らせる』ため
道長は『全ての仮面ライダーをぶっ潰す力』を手に入れるため

英寿抜きでも戦う、デザ神となって理想の世界を叶える為に。
現場に立ち向かう一同だが、道長はスコアが多いジャマトは俺が貰うと言い、そして景和は人命救助を行うと言い、祢音は勝つにはどっちも大事だよねと言う。道長が少々焦り気味なような気がするのだが、戦いにもそれが現れている。
いつもワイルドなバッファな戦い方だが、今の戦い方はワイルドというよりは粗雑な戦い方で英寿という圧倒的な恨みの矛先を失った彼の動揺を感じられるので縄田さんの表現力は凄いなと思うのだ。
タイクーンとナーゴも変身し、戦う中でバッファもがむしゃらにルークジャマトへ突撃していくのだがルークジャマトの大幅な強化になすすべもない。そしてバッファは『いっそのこと本丸を叩くか』とラスボスジャマトにターゲットを変更しようとするのだがいやその理屈はおかしい。雑魚ジャマト相手に雑な戦い方をし、ルークジャマトに特攻するも敵わなかったのでラスボスジャマトにターゲットを変更するのは死ににいくようなものである。
すると戦っていたルークジャマトが言葉を発した。

「マサカシロヲ…ソレハムリダ……」

それはかつてデザイアグランプリに参加していた仮面ライダーシロー・豪徳寺武の言葉だった。そしてタイクーンとナーゴが戦っているジャマトライダーも仮面ライダーギンペン・平孝人の言葉を発し、ついにタイクーンは強化ジャマトと元参加者の関係性に感づいてしまった。
これが最終戦なのかと動揺するタイクーン、ついに無理なのかもと弱音を吐いてしまったナーゴ。

「いままで私たちが生きてこられたのも命がけで世界を守ってくれる人が居たから…英寿っていうデザ神がいたから……!」

言っちゃったねついに、命がけの戦いの場で。
英寿という存在が居ない事によって3分の2は精神的にガタガタな状態でタイクーンもジャマトと元参加者の関係性に気づき、願いの根幹を揺るがされている状況である。
さて、一方の英寿はというとスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズとして撮影の仕事を行っていた……が、そんな現場にもジャマトの強襲が。困惑し、襲い掛かられ倒れるスタッフに逃げてと言われようとも他者の避難を優先するあたり、ヒーローとしての心は失っていないということか。

「英寿ってホントにすごかったんだよ!」
「簡単じゃないんだね……世界を守るってのは!」

戦う中、漏れ出たのは英寿という絶対的な支柱の事だった。
この二人はデザイアグランプリ初参戦の時彼の世話になりっぱなしだったのでより存在の大きさを理解しているのか。そして、その言葉に誰よりも反抗の意思を示したのはバッファだった。

「うるさい!ギーツなんかいなくたってやれる!デザ神になるのは俺だ!」

だがそんなバッファも今回のらしくない戦いぶりで誰よりも動揺しているのが分かるのでこの戦況には不安しかないのだ。
デザイアサロンのモニターで戦いを眺めながらギーツ抜きで世界を守れるのかと不安を示すツムリに対し、ギロリは『そのために彼らに試練を与えて鍛えてきたんだ』やってもらわないと困ると言った。アルキメデルに対する意味深な言葉と言い、やはりデザイアグランプリがゲーム形式だったのは対ジャマトのための対抗カードをより多くつくるためだということか。となってくるとギーツという圧倒的デザ神の存在は他者の成長を阻害するので排除したい……というギロリの気持ちは分からないでもないのだ。
戦場のバッファがリボルブオンをし、脚のゾンビで蹴り攻撃を行う。この時のリボルブオンのやり方が側転しながらなので最高にイカしているので縄田さん最高なんだよなぁ……
そしてそんなバッファを見ながら『次期デザ神はやはりバッファか』と言うギロリ。しかしながらその直後、バッファ、タイクーン、ナーゴはラスボスジャマトの攻撃でボロボロになってしまう。より多くのポイントを稼ぐ事を焦っているバッファはギーツの『城ってのは内側から崩れるものだ』という言葉を思い出し内側へ特攻しようとフィーバースロットバックルをセットするも出たのはプロペラだった。
確かに通常の戦闘では飛行手段として使えるものではあるものの、プロペラバックルの飛び方でラスボスジャマトまでたどり着けないのではないかと視聴者側の目線では疑問が生じてしまう。それでも運が回ってきたと思い込み飛ぼうとする姿はそれだけ今回の道長が冷静な判断が下せてないという事を示しているのか。全員が悪戦苦闘する中、なんと英寿が通りすがってきた。これは一体どういう事なのか。そして案の定ラスボスジャマトに撃墜されたバッファを助けようと記憶を失った英寿が駆け寄ってきた。

「おい!大丈夫か!?」
「ギーツ……!」
「ギーツ……何のことだ?」

バッファは英寿が記憶を失ったままである事を思い出し、お前の出る幕はないと吐き捨てるのだがバッファは致命傷を負ったまま地面に崩れてしまった。英寿は誰だか知らないが無理をするなと言い、『勇気と無謀は違う』と声をかけた。記憶を失ってもなお、自分に影響が高い事実がバッファにとっては屈辱的な事だった。
仮面ライダーバッファ・吾妻道長は自分の理想のために他人を蹴落とすヤツらが許せなかった。だからこそ仮面ライダー全てをぶっ潰す力を手に入れたかった。

気持ちはわかる、しかしながらここまで歩んできた吾妻道長の道筋は自己矛盾に溢れていて、血塗られていて、自分の理想のために他人を蹴落とすヤツと組み続けた戦いだらけなのだ。
ゾンビサバイバルでのダパーンとの共謀、神経衰弱ゲームでのメリー、そしてパンクジャックとの謀略……
ナーゴから関係ない人を巻き込む逆恨みを指摘されながらもバッファはどいつもこいつも変わらないと吐き捨てていた。自分自身も『忌み嫌う存在そのものである』という自覚がどこかにあったのか、無謀にもラスボスジャマトに特攻し、そのまま攻撃を受けて倒れてしまった。
その後、英寿に抱きかかえられながら『俺とお前の何が違う』と呟く道長。何故お前にできて、俺にできない……道長の言葉は憎しみによる執着がゆえに一番依存していた事がうかがえる。記憶を失った英寿からしてみれば道長の言っている事はわけのわからないものだった。

「ふざけるな!お前が言った事だろ?『負けなければいつか勝てる日が来る』って……」

IDコアにヒビが入り、退場間際に道長は英寿にバックルを押し付ける。

――全部嘘なのか?
――俺たちを化かしてただけなのか?
――もし違うというなら証明してみせろ。
――お前の言葉を信じさせてみろ。

こうして仮面ライダーバッファ・吾妻道長は退場した。
彼は英寿に対してライバル意識を抱いているというよりは透を失った感情の矛先を失い、それゆえに一番英寿の存在に依存していたような気がする。今回の最終決戦でも通常じゃありえないような判断で戦い続け、1意外とあっけない結末をむかえてしまった。道長が退場し動揺して隙をみせてしまったタイクーンとナーゴ。そこにジャマトライダーの攻撃が炸裂し、二人は変身解除されて倒れてしまう。

「ここは退くぞタイクーンにナーゴ!お前らが退場したらゲームオーバーだ!」

この世界を救いたければ来い!英寿に言われ、3人は撤退した。

・仮面ライダーの資格よ再び!

英寿は再び仮面ライダーの力を得る

「……何故、君がここにいる。」

デザイアサロンに居る英寿に問うギロリ。英寿はバッファのIDコアを触ってアイツの知っている俺の記憶を思い出したからだと言った。そして英寿はギロリに対してゲームマスターと呼ぶ。
景和と祢音はギロリの正体に衝撃を受け、ギロリはここまでバレてしまっては隠す必要は無いといわんばかりに『どこまでも悪運の強い男だ』と言った。そして英寿の『ギーツのIDコアをくれ』という要望に対し既に脱落した身である事を理由に一蹴。
英寿は敗者復活しようとする気なんてさらさらないと言い、仮面ライダーが全滅すればジャマ―エリア区域が滅ぶ、それは望みじゃないだろうと交渉を持ち掛けた。だがギロリはそれを完全に無視し、景和と祢音へ君たちどちらかがクリアすればいい話だというのだが景和は『俺には無理ですよ』と呟いた。景和にとって気がかりなのはジャマトの存在と退場した人たちの関係性の事だった。『退場した全ての人たちが蘇った世界』……景和の願いの根幹が揺るがされ、救いたい存在だったのかもしれないモノと戦わなければならないのだから動揺も致し方ないだろう。『理想の世界を叶えたくないのか』と先ほどより更にトーンが強くなったギロリに自信を喪失した祢音は『叶えたくても今はまだ実力がないんです』と答えた。脅威に、向き合いたくない残酷な真実に打ちひしがれる二人にギロリはやけくそ気味にブーストバックルを渡す。包み隠さず駒として大人しく動けという姿勢を示すギロリに英寿は『言ったはずだ。俺たち参加者はゲームマスターの駒じゃない。』『戦うかどうかは自分たちで決める』と言った。

「ならば何故君は戦う。たとえラスボスを攻略しても君はデザ神になれない。」

というギロリの問いに『俺の世界を守るためだ』と答えた英寿はブーストバックルを手に取り景和に借りていくと告げた。この世界は俺に任せておけと景和たちに決意を示した英寿を嘲笑うギロリ。却下だ、お前には仮面ライダーの資格は無い。そう厳しく切り捨てるが、英寿に仮面ライダーの資格があると答えたのはツムリだった。

「彼が一番最初に叶えたからです、『俺が死ぬまでデザイアグランプリに参加できる世界』……と。」

彼が死なない限り彼が仮面ライダーギーツです。
ここに来てツムリがデザイアグランプリ側の人間として公平さを守りたいという意識をはっきり示すのはアツいしルールと倫理の味方を選択した結果、英寿の目標と噛み合うのが素晴らしいのだ。しかし朝食の場で英寿の最初の願いを見ていたはずなのに忘れていたギロリは常日頃からツムリに対して事務方の仕事を任せきりだったという事なのだろうか。
『浮世英寿、まさかこうなる事も計算に入れていたのか』と愕然とするギロリに『そうだと言ったら俺の言葉を信じるか?』という英寿。

英寿は既に退場前から自室に保険をかけていた。

『鏡を見ろ、スターの一日はここから始まる』のキャッチフレーズが書かれたポスター、鏡に書き記した『俺の右に出るものが居たとしたらそれは奇跡だ』のメモ、そしてそこから右を向くとポスターが。
『スターにも裏がある。君も覗いてみるかい?』そしてポスターの裏側にはびっしりと書かれたメモが。デザイアグランプリに関する事を書かず、暗喩的に記憶を失った後取るべき行動を書いていたのだ。浮世英寿は自信家である、それゆえに失った記憶の自分を信じる事もできたのだろう。
全て記憶を失う前の自分の筋書き通り。そしてツムリからドライバーを受け取れば仮面ライダーギーツとして元に戻れるのだ。今回は本当に危機的な状況だったが事前に全ての可能性を考慮して保険をかける英寿のソツの無さってすごい。そして英寿の世界を救うための戦いが再開した。

・久々の中田裕士アクション!そしてデザ神決定戦とは…?

全てを背負い、全力で戦う

ここからのバトルは久々の中田裕士アクションタイム(1話しか空けてないが永遠の時のようなもの)
デザイアドライバーにブーストバックルをセットしてから仮面ライダーギーツブーストフォームに変身してからの第1話さながらのバイクでの疾走を行い、降り立ってから闊歩しながら襲い掛かるジャマトに対してタメなしブーストでのノンストップパンチラッシュ。そして側転リボルブオンを行いシームレスなバク転ブーストでジャマトを攻撃してからのブーストでの回し蹴り。何を隠そう、筆者はギーツのブースト回し蹴りが大好きなのだ。
ノンストップの蹴りを見せてからのマグナムのセット、久々のマグナムブーストフォームである。仮面ライダーギーツ、主役ライダーであるがゆえに全てのアイテムの販促責務を背負っているため必然的にマグナムの出番が少なくなりがちだが、やはり仮面ライダーギーツにはマグナムの上半身が良く似合う。そしてブーストの下半身を添えれば更に最高になるのだ。

そして自分はマグナムシューターのハンドガンを回転しながら撃つやつがめっちゃ大好き。カッコいい(嗚咽)

ハンドガンモードをやったからには勿論ライフルモードもねということでライフルモードにしたギーツは再び闊歩しながらライフルでジャマトを狙撃する。そしてさいごはマグナムバックルをマグナムシューターにセットし、マグナムタクティカルラッシュでジャマトの一群を一斉駆逐。
そしてギーツは仮面ライダーバッファの形見であるゾンビバックルをセットしゾンビブーストへデュアルオンした。言葉は無い、だがこれはギーツなりの弔い合戦だという事なのだ。ゾンビの爪で軍団に対し猛獣のように掻き切っていく。道長の想いも背負うというギーツの決意の表れなのだ。
更にギーツはレイジングフォームとなりレイジングソードでジャマトを斬り倒してから更に来いよといわんばかりに周囲を挑発した。初ゾンビの時も思ったのだがギーツの挑発仕草って最高なのだ。
イケイケにイケイケを極めるギーツのアクション。そしてデザイアサロンではギロリに対する詰問が行われていた。

「私の父がデザイアグランプリのスポンサーだと知りました。」
「貴方たちは一体何を隠しているんですか!」

全てが覆され、真相の片鱗が明かされ、これ以上信じるのが不可能となってしまった二人にデザイアグランプリの真相について隠す事は無理である。しかしながらギロリはそれを切り捨てるのみである。

戦場で戦いを続けるギーツはレイジングソードでジャマトライダーを含めて全員倒し切り、コマンドツインバックルの制限を解除した。残るはラスボスジャマトのみ。ギーツはコマンドツインバックルをセットし、仮面ライダーギーツ コマンドフォーム ジェットモードへ変身した。通常のバックルと同様に左右のセットにより効果が変わるのがコマンドフォーム。より空中戦へ強く対応したギーツは空高くテイクオフし、ラスボスジャマトへ立ち向かっていく。高速飛行はラスボスジャマトの攻撃すら華麗によけられるのだ。

「城ってのは外側からも崩せる。『武器次第』でな。」

そう言うとギーツは天空でキャノンモードとなり、ラスボスジャマトへ超パワーの砲撃を行い再びジェットモードへ戻るとそのまま人間砲弾のごとくレイジングソードで超加速の突撃し、ラスボスジャマトの肉体を貫通させて撃破を成功させた。そんなギーツの撃破を監視していたのはコマンドバックルを送った張本人のニラムだった。ギーツの功績を褒めたたえながらもこれこそがリアルだと言う姿にはゲーム性を追い求める狂気のような物を感じてしまい、今後の展開に一石を投じそうで恐ろしくなるのだ。撃破した後、英寿はゲームが終了していない事実に気づく。
本来ならばゲームが終わり、自分がデザ神になって終了するはずなのだがその様子が無い。するとツムリが現れ英寿にゲームマスターが『敗者復活戦に招待する』と言った事を告げた。

『デザイアグランプリデザ神決定戦』……つまりライダーバトルの開戦だああああああああああああああああああああああああああ!!!!!そして冬映画には仮面ライダー龍騎が参戦だあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!

予告の景和が覚悟キマりまくってて怖かったのですが、残酷な真実を知ったからこそ変えようという意識が芽生えたのだろうか。怖い所である。


◆ギーツ15話コラム

・英寿を信じていた吾妻道長

吾妻道長の抱えている自己矛盾について12話のコラムの方で言及させていただいたのも懐かしい話。『自分の理想のために他人を蹴落とすヤツらが許せない』だからこそ『仮面ライダー全員をぶっ潰す力』が欲しい。かつてデザイアグランプリで失った親友を想い、憎しみだけで突き進んでいた吾妻道長だったが、根幹が優しい真人間だったゆえに彼はその感情に依存しすぎたのだろう。その結果が今回の判断ミスに判断ミスを重ねた結果の爆散である。

形が違えど全参加者で一番浮世英寿を信じていたのは吾妻道長だった……というのが皮肉な物だったよなと思うのだった。


◆巻末後記

・コミケ!こみトレ!中田裕士でわからせる戦いはまだまだ続くッ!

とりあえずなんか色々立て込んでるので宣伝ツイートめっちゃ掲載します。

というわけで仮面ライダーギーツ感想まとめ本のサンプルがきました。ギーツ感想シリーズから改題して同人版では『キツネガタリ』となったこのシリーズ。実際に本になると反省点が数多く湧いてくるのですが、これが始まりの物語になるのだという意識も同時におぼえるのです。
全ての起点は2019年の秋こみトレの帰りにサイゼでゼロワンについて楽しく談笑するオタクくんグループに嫉妬した事がきっかけだった。令和に中田裕士が居ない、居ないはずなんてありえないのだから。それだけの想いでブレブレになりつつもやってきたのだ。信頼のおける仲間たち、伏線ばらまき、そして回収。全ては真理のために、目的のために。
仮面ライダーギーツ本編で自我を失わない戦いが問われている今だからこそ、気力で成そうとしているモノを信じながらやっていきたいなとおもっております。
年始には語ろう中田ヒーローズ2の執筆者募集も開始されるのでよろしくね。

そしてコミケが終わったら2023年のスタート。1/15にはこみっく★トレジャー41が開催されます。

前回は『中田裕士アクション批評』で申し込んで運営から『特撮 中田裕士』に要約されて配置されておりましたが今回はギーツ感想本が主体ということで仮面ライダーギーツでの申し込みとなっております。
冷静に考えると単体でジャンル扱いになったスーツアクターって面白いなぁと思いましたがまぁいいでしょう。とにもかくにも再びインテックス大阪で会えるのが楽しみです。

以上。成長を見守ってくれと生ぬるい事は言わないのでこの一年で自分が向かおうとしている場所を見届けていただければ幸いです。

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