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【新番組】阿仁丸戦隊ジンジュウガーepisode1『発見!最後の超遺伝子!』感想【#ギガレビュー】


◆阿仁丸戦隊ジンジュウガーepisode1『発見!最後の超遺伝子!』感想

【監督/脚本】
監督:羹灼 / 脚本:玄雪
【キャスト】
ジンウルフ/キバ役:加藤数士(一般俳優)
ジンコング/リッキー役:勢司瑞季(一般俳優)
ジンバニー/ミミ役:若宮穂乃(AV女優)
ジンキャット/マオ役:音琴るい(AV女優)
ジンスワン/ハイネ役:渚みつき(AV女優)

・このふとももがすごい2024年新作特撮開幕

ジンジュウガーは多種多様な太ももをプッシュしております

『GIGA特撮チャンネル』とは『全年齢特撮ドラマ×特撮AV』で展開されるメディアミックス作品である。
YouTubeまでは全年齢、そこから先はオトナの時間!そんなGIGA特撮チャンネル作品第11弾作品は羹灼監督『阿仁丸戦隊ジンジュウガー』となっている。ヒロイン陣である若宮穂乃、音琴るい、渚みつきという布陣はギガデミー賞のトップを勝ち取れる程の強力な布陣であり、キャスティングの面では申し分なし。

そして第1話のストーリーラインは20分ほどであり、内容は『外宇宙から襲来した変異生命体に立ち向かうヒーローチームの中に超遺伝子を持つ主人公が新人レッドとして参戦する』というシンプルなもので、モチーフもヒーローサイドが『動物』ヴィランサイドが『昆虫』となっており非常に分かりやすい。
キャラ付けも野生児気質で善性で突っ走る新人ヒーロー『ジンウルフ・キバ』先輩ヒーローで堅物な年長リーダー『ジンコング・リッキー』冷静沈着で大人びたサブリーダー『ジンバニー・ミミー』お嬢様口調で外でも日傘を欠かさない『ジンキャット・マオ』ネックウォーマーで常に口元を隠した引っ込み思案な『ジンスワン・ハイネ』と見た目で分かるキャラクター付けを欠かしておらず、王道を外さず下手に捻らないのは短編特撮を作る上で重要な事なのだ。

GIGAで仕込まれ続けたアクションを観よ

ヘタに間を置かずにキャラ紹介を魅せた後は黒白黄青の素面でのバトルシーン。GIGAについては出演者に対して事前の稽古をしっかりと行うため、やはり出演経験を積んでいる若宮・音琴・渚の三名の立ち回りは他のGIGA女優より圧倒的に上手い。その中でも若宮穂乃は飛びぬけて足腰がしっかりしているからか、砂利だらけの斜面でのバトルでも一切足を取られる事もない安定感に魅了される。そしてジンコングの勢司瑞季もバレエで鍛えられた柔軟性あふれるアクションがワクセイバーの頃より更に際立っていた。
そして一同はジンジュウガーへと変身。スマホモチーフの変身アイテムにバーコード付きの変身カードをセットするのはゴセ●ジャーっぽさを非常に感じる。

相変わらず太ももがムッチムチのジンジュウガー

そして変身後のアクションは強い強い。
変身アイテムにカードをリードして動物の力を持つ必殺技を繰り出すシステム。メイン武器の銃もしっかりと使い熟すのは第1話特有の販促の仕方である。(YouTubeフォンテーヌの時みたいに嘘玩具CM流してほしい)

世の中には汗染みフェチ界隈という物が存在する

アイテムギミックをしっかり活かした迫力のバトルシーンは本当に有難い。そして撮影当時は9月だったとのことなので当然ながらジンジュウガーたちのスーツにはしっかりと汗染みがあるのもまた『界隈のフェチ心』をそそらせるのだ。
戦闘員たちは強すぎる薙ぎ払われるのみであり、全員を倒したジンジュウガーたちは本来の目的へと向かうのであった。

・チュートリアルをしっかり撮るアクションシーン~VSやたらと尻がエロい蜂怪人編~

ケツムチムチの蜂とイケガワすぎる蜘蛛

戦闘員を全員倒された後に顔見せするのは悪の組織『エグゼクト』の幹部2名。戦闘員からの報告を受け、『閣下』と呼ばれる蜘蛛怪人は怒り狂うのだがそれを宥める蜂怪人・エグゼホーネットの仕草が妙に色っぽい。
人獣一体のヒーローたちを肉団子に変えてやれと指示を受けたエグゼホーネットは地上へと向かう事に。
そして降り立った地上付近に居たのはまだヒーローとしての力を得ていないキバが居た。キバは只ならぬ物を感じながらも自らの夢との関係性を感じ取り向かった先にてエグゼホーネットと遭遇し、立ち向かう事に。

「その震え、一般人ですねぇ……?意地を張らずにどきなさい。ここで命を捨てたとて英雄にはなれません。」

そう言うエグゼホーネットだが、キバはやはりこの物語の主人公でありヒーローの素質を持つ者である。ただで引いたりはしないのだ。自らの善性と本能に従い立ち向かうキバだが、蟻戦闘員相手にそこそこやれているのが物凄い。そのままエグゼホーネットへと立ち向かうのだが、流石に幹部級怪人から弄ばれるのみでキバはそのまま蟻戦闘員からすらもリンチに遭う羽目に。
もはや絶体絶命と思いきやそこを救いに来たのはジンジュウガーのリッキーたちだった。

ムチムチふともものヒーローたちに助けられるキバ

「無事か、少年。」と言うリッキーに「あぁありがとう…オッサンは?」と返すキバ。(岩崎リュ〇ジ枠なのか)
そしてキバの姿をみて『そいつが10億人に1人の超遺伝子の持ち主だ』と言ったのはハイネのジュウコマンダー内に居たトービスである。ジンジュウガーたちが探していたのは10億人に1人の超遺伝子を持つ戦士であり、ハイネはキバにジュウコマンダーを渡すのだが理解する前に正義のために行動するキバは困惑する事もなくコマンダーを受け取り、始まるのはリッキーによるチュートリアルパートである。
ジンジュウガーに変身するための『ジンジュウコマンダー』『アニマイドカード』をセット。手元カット×5でしっかりと操作方法をアピールしカードを装填したらこう叫ぶとリッキーは言う。

「ジンジュウチェンジ、レディーゴー!」

ジンキャットのポーズかわいい

動物のパワーをもつカードのちからで堂々変身!阿仁丸戦隊ジンジュウガーの爆誕である!
力を覚醒させエグゼクトの戦闘員たちに立ち向かうジンジュウガーだが、戦いの中でも戦士たちの関係性を魅せてくれるのがとてもいい。

まさかのGIGA特撮チャンネル初の本格ロマンス?

意外とお姉さん気質なジンキャットや少しばかり臆病で末っ子なジンスワン、ジンバニーとジンコングは実力的に対等で息ぴったりな雰囲気すら感じるしそれゆえに二人はやや親しい関係性のようであった。
サブリーダーヒロインに手玉に取られ尻に敷かれる堅物リーダー、カプ厨界隈では性癖に刺さりそうではあるがジャンルの特性上ジンコングはジンバニーを寝取られる運命にある事が確定している。
嗚呼淡い恋心よ、叶う未来はなくジンバニーの膜は貫かれてしまうのだ。
いわゆる公式による寝取られ要員というやつですね)

そして新人レッドであるジンウルフは蜂怪人・エグゼホーネットに立ち向かっていた。

蜂のケツムッチムチでワロタ

だが幹部級怪人はヒーローになりたての身で勝てる相手ではない。いやらしく翻弄してくるエグゼホーネットにジンウルフは一気に劣勢に。新人ヒーローの危機に助太刀するジンキャットとジンバニーも敵う事はなく、エグゼモーメントはジンスワンの脇腹を執拗に踏みにじるのだが些かしつこめなのはGIGA的な文脈故か。
スワンの危機を見て再び立ち上がるジンウルフはエグゼホーネットを蹴り飛ばし野生の力を駆使して攻撃を加え、ジンスワンを解放した後に戦闘員を一通り倒し終えたジンジュウガーメンバーたちと合流。
そして一同はソード武器でパワーを集めてのファイナルアタックで蜂怪人・エグゼホーネットを撃破。ムチムチの尻で仕草もエロかったイケガワの死亡は界隈の大きな損失ではある。それに関しては別AVでの転生に期待したいと思う。

そして勝利のビクトリーサインで締め、安堵するジンジュウガーだがその中でジンウルフが倒れてしまった。やはり力の使いすぎ故である。スワンを助けられたのも恐らくは火事場の馬鹿力によるものだろう。今後の展開は謎ではあるが、ショートストーリーゆえに『あるある』をしっかり見せながらも展開はコンパクトに済ませてくれるのはとても有難い。

・次回、早速ヒーローたちが追い込まれるゾ!

ActionVideo、略してAV

次回は仲間割れ回にみせかけてのYouTubeヒロピン回
定番の『仲間割れ回』と言いながらも密室で幹部級怪人に追い込まれ……というシチュエーションである。一般作なら逆転カットを入れるのが定石ではあるが追い込まれカット以外見せないのは流石のGIGAといったところか。
1話はGIGA特撮チャンネルの中だとヒロピンカット少な目だったので沢山回収できそうな第2話が非常に楽しみである。


【画像出典リンク】


『阿仁丸戦隊ジンジュウガー(JINJYUGAR)』 - episode_01 「発見!最後の超遺伝子!」(GIGA特撮チャンネル)


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