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アオニンジャー概論Ⅱ(手裏剣戦隊ニンニンジャー忍びの8感想)

◆アバンの雑記コーナー

・サードワクチン打ちました

MAX38.2

3回目のワクチンは翌日に一気に来た。
1回目2回目接種したところはカロナールをくれたのになぜ今回のところはなかったのだろう。
しかしながらこれで初夏以降の動きが取りやすくなるんでよかったね。あと中田裕士さんについてのアンケートまだまだ取っているのでよろしくお願いします。多重回答防止のためログイン限定にしているのですが、せめて回答数二桁に行きたい。あと5かぁ……
ちなみにこちらのアンケートは完全匿名かつ個人情報が収集されない仕様ですのでご安心ください。


◆手裏剣戦隊ニンニンジャー忍びの8感想

・今回は年下組の回

ニンニンジャーももう忍びの8。春のニンジャ祭りに続き、今回も竹本監督が監督を行っております。

今回のエピソードは修行始まりではなく、風花と凪の学校への登校スタート。普通に投稿する伊賀崎風花に対し、松尾凪は忍ぶどころか暴れる登校方法。風花と凪は伊賀崎の牙鬼封印の使命にあわせ、学校を転学したらしいのだが、このあたりの事情、特に言及のない霞はどうだったのだろうか。
忍者とバレたくない!という風花に対し、忍者ってバレたらダメなの?という凪ですが、『NJK(忍者女子高生)』という属性自体が学校中のネタになるからイヤだという風花。凪への圧のかけ方がイオンのフードコートにたむろする不良中学生みたいだァ……

一方の天晴、八雲、霞の年上組。そういえば霞だけ大学に継続して通っているので天晴と八雲だけが実質NN(ニート忍者)なんですよね。でも早起きできてえらいぞ。
その時、街で妖怪が出てきたという情報が入り天晴と八雲と霞の年上組だけで対応を急ぐことに。ちなみに今回からアカニンジャーのスーツアクターが浅井宏輔さんになりました。

今回も登場したのはネコマタなのだが、猫がまた出るからネコマタとかいうよくわからない事を言っているのだがよくわからない。
年上組だけで難なく撃破するもガマガマ銃の反応もなく、倒しても封印の手裏剣が出てこないという点であまりにも不審な点が多すぎる。天晴は風花たちの勉強の邪魔にならなくてよかったとポジティブな姿勢だがやっぱりちょっと怪しい。

一方特にそんな事も知らずに学校生活を送る風花たち。
3年になったのでそろそろ進路面談で方向性を確定させなくてはいけない時期。忍びの5では夢が思い浮かばなかった風花でしたが、ここで少し考えるようになります。

・日常シーンの対比が光るこのエピソード

ネコマタを撃破したのでとりあえずは道場で修行でもしようかなぁと話す年上組。
天晴は二人が帰ってくるまでかくれんぼをしようと言うのだが、八雲はそれに対し『そんな子供の遊び……』と気が乗らない様子。しかし霞が家の中という限られた空間でどう隠れるかという忍術の鍛錬になると言ったため、しぶしぶながら納得した様子。霞姉のいう事なら結構すぐ納得するんですね八雲くん。

一方の風花と凪、進路相談の話で凪に対し将来なりたい物について質問するが、それに対する凪の回答は『公務員』との事。ラストニンジャを資格の一環として考えているだけの事はある。公務員については一応申告すれば副業も許可されますが、ガチで堅実でブレないよなぁと思います。凄いぞ凪ちゃん。
そして凪は風花に対し『忍者をつづけるの?』と問いかけますが、風花はあり得ないと言います。牙鬼との闘いが終われば忍者をする必要はないし今だってやりたくてやってるわけではないと言う風花。
そんな進路相談の最中、風花のクラスメイトが声をかけてきます。同じ制服の男子と連れ歩いているという事でクラスメイト二名は彼氏を疑いますが、風花はそれを即座に否定します。シンプルいとこです、ええ。

さて、本日の牙鬼陣営。
ネコマタはまさかのタイムスリップだけではなく蘇る能力持ちだったという。ネコマタはタイマーで自分の時間を巻き戻したという。すっげーチート!衝撃のチート!
封印の手裏剣がなくても妖怪に残れるという事は時計に妖力が残っていたという。つまりコイツに関しては時計が本体というね。ニンニンジャー妖怪最強議論をすれば上位にくるであろうネコマタくんすごいな。
今度こそ十六夜様の力になりたいというネコマタに対し、九衛門は僕は牙鬼様復活のための恐れの力を手にする事と終わりの手裏剣を手にする事しか興味ないからと言います。それを押し切るように今度こそ終わりの手裏剣を持ってくると言うネコマタに対し、九衛門は再び過去に行き終わりの手裏剣を手に入れるよう任務を与えます。

・普通にはなれない忍術道場~そして囲炉裏からイギリス人~

一方の風花たち。自宅バレはしたくないし忍ぶどころか暴れるタイプの兄を見られたくない風花は凪に対して自宅を内緒にするようにと言います。
しかしながらそれもむなしくクラスメイトに「伊賀崎さんちこの辺でしょ?」と言われてしまう風花。まぁクラスメイトなのでなんとなく把握しているのかもしれない。この世界における忍者職の隠密性自体は無いですしね……。
そして追加コンボでかくれんぼの鬼をやっている天晴に遭遇してしまいます。顔はまぁイケメンではあるが外に出すには若干恥ずかしいタイプの兄。即バレから『かくれんぼの鬼をやっている』と言う天晴。そして風花の友人たちの肩を抱き、立ち話もなんだからあがってけよと言うフランクさ。風花の普通の女子高生として過ごしたい願望はなしくずしに崩れていく。
友達を家に上げてから風花は天晴に向かって今日だけは大人しくしてほしい、世の中的に普通のおにいちゃんで居て欲しいと言います。(世の中的に普通のおにいちゃんってなんだろう)
忍者には興味ない事にしておいて欲しい。うん、絶対ダメになるよね。

風花のクラスメイトは伊賀崎忍術道場の内装を眺め『和風なのに絵は地中海?』と言います。凪はおじいちゃんがイタリア好きだからと答えますがここからドンドンおかしくなっていく。
隠し扉から旋風おじさんが『また街に妖怪が現れた』と飛び出し、驚いた拍子に落とした湯呑が畳に隠れていた霞に当たるコンボ。衝撃のドミノ式、そして貴重な百地霞の汚い声である。
壁におじさんが、床に女の人がとクラスメイトはてんやわんや。凪はどうにかその場をごまかそうとします。

街にまた妖怪が現れた。封印の手裏剣で発現していないのでガマガマ銃の反応はないのがまた厄介である。
一旦かくれんぼはお終い。旋風は天晴と霞で事態に対応するようにと言い、風花に今お友達を家に帰すのは危険だから待機させるようにと告げます。
『この忍術道場はどこかヤバい』そう感じた友人たちを帰さぬよう、とりあえず誤魔化して待機させる。
「そうだ!お寿司注文したから食べていきなよ!」
こうして風花のミッションが始まった。

ネコマタへの対応を行うアカニンジャーとモモニンジャー。
貴重な赤桃タッグプレーで難なくネコマタを忍烈斬で撃破するのだが再度復活した原因が分からない。とりあえず原因を調べるべく、時計を持ち帰る事に。たぶんそれ本体だよ。

友人たちを道場に待機させるべく、風花たちは友人たちとお寿司を食べていた。まぁまぁ大きな皿に入ったデリバリーのお寿司。恐らくどんなに安くても3000円超のモノである。
とりあえずうまくいっている様子だが、囲炉裏の中で謎の竹筒が揺れていた。気づいた時に突如爆発する囲炉裏。

「タカ兄!いくら俺の隠れ方でも待たせすぎた!」

そうですね、ずっと八雲くんの事わすれてましたよね。
壁からおじさんが出て、床から女の人が出て、囲炉裏からイギリス人がでてくるやべー道場となってはクラスメイトもたまったものじゃない。
風花に全員おいだされてしまうのだがその時に天晴はネコマタの時計を落としてしまう。

潜入大成功、今週のプレミ要素。ネコマタは再び時を戻し蘇ります。
もうこうなってはクラスメイトもキャパオーバー。見た事もないバケモノを目の当たりにして失神。悲鳴を聞きつけ、天晴たちは道場の居間に戻るのだが、道場はネコマタに荒らされていた。
クラスメイトもネコマタに人質にされている状況。ネコマタは再びタイムスリップを行い、過去へ探しに向かいます。それを追う風花、そして天晴。
こうして過去に飛ばされたのだった。

・伊賀崎兄妹の過去、自分の本当の夢は。

「悪い、たぶん俺が妖怪の欠片を持ってきてしまったせいだ」と謝る天晴。
それに対して風花は「違うよ、全部妖怪のせいだよ」と言います。それも違うかな、全部自分の家が忍者の家系のせいだ。普通の家だったら普通に友達を呼べるし、普通に高校生活を送れるし、普通に大学めざして勉強して、やりたい事だって他に見つけられたかもしれないのに。風花は自分の家を呪う。大切な友達を危機的な状況に陥らせてしまった自責の念ゆえか。

そういえばこの場所、何か見た事あるような。
何かに惹きつけられるように歩みを進めるとそこには爆発する前の旧実家がありました。ネコマタの目的はこの時代の旧実家にある物、それを認識する風花。そしてそこに現れたのは謎の少女だった。
どこか面影がある少女は風花に向かって「なにか用ですか?」と言います。そして続いて現れたのは小さい頃の天晴。タカ兄は昔から着ているものが変わらない。小さい頃もかくれんぼをしているので何も変わらない兄である。

そんな幼い頃の二人に対し、風花は「ここには妖怪がいるかもしれないから安全な場所に逃げて」と言います。でもすでに家の中に居るかもしれない、小さい頃の風花に「妖怪?どんなの?」と問われた風花はネコマタについて『大きな猫でみんなを怖がらせるのが好き』だと説明します。
すると突然泣き出す小さい風花。本気で怖がらせてしまったと駆け寄る風花たちですが、こどもの恐れの力に引き寄せられネコマタが再び現れます。

手裏剣が無かったから恐れの力だけでも持っていかないと怒られるからな!というネコマタ。小さい頃の二人を庇い、闘おうとする天晴たちですが小さい頃の風花は急に笑顔になって「あれが妖怪!?やった!」と喜びます。
流石すぎる、みんなを怖がらせるのが好きという情報だけで嘘泣きで罠にハメるだなんて恐れ知らずじゃないか。

「忍法うそなきの術か!すげーじゃん!」
「あたりまえでしょ!わたしおにいちゃんよりすごい忍者になるんだから!」

幼い頃の天晴と風花の会話。そこで風花は自分の夢について思い出します。そういえば、忍者になりたかったかもしれない。
そこで風花の迷いが消えます。忍者に対して堂々とする決意、かけがえのないクラスメイトを救うために戦う決意。兄とともに風花は変化します。

アカニンジャーとシロニンジャーの兄妹タッグバトル、ネコマタのしっぽに一太刀いれてクラスメイトを救出する風花ちゃんはイケメン。たまらずネコマタは現代に逃げようとするが、追いかけてきた天晴に尻を銃撃されます。
そしてクラスメイトを避難させる風花。あんなにやべー道場でやべー体験したけど心から忍者をカッコいいと思いエールを送ってくれるクラスメイトの声が頼もしい。
そして駆けつける他メンバー。名乗りのタイミングでふっきれた風花の勢いが凄い。センターぶんどって可愛いねぇ……
ここからのバトルですが、イケイケドンドンになったシロニンジャーはもちろんの事、アオニンジャーのカラクリヘンゲン刀で一太刀入れてからの隙をつかせぬ忍者一番刀での太刀筋がいいし、蹴りの伸び、そして空中に投げて持ち直した忍者一番刀での一閃のコンボよ。
ネコマタを追い込み、仕留めようとするもネコマタは何度も繰り返し再生する妖怪。風花は「大丈夫、このカラクリもうわかったから」と言います。バレたのか!?とネコマタが普通に時計を破壊されたら再生できなくなる事をバラしてしまいます。

これ風花のハッタリなんですよね~ネコマタくんひっかかっちゃいましたねぇ~流石忍者汚い忍者。
タネが分かったらもうそこに全力キメるだけ。八雲の木の術で視界を封じ、凪霞タッグのカラクリヘンゲン刀・爪で腕を封じ、風花のカラクリヘンゲン刀・弓で弓一閃。そして最後は兄妹での兄妹忍烈斬。ネコマタの撃破に成功いたしました。ネコマタくん、ニンニンジャー屈指の強キャラでしたが低知能デバフはずっと背負ってた敵でしたね。

そして巨大戦。マタマタマタマタ復活するネコマタ。巨大化したときに見上げてから逆向きのカメラになるところすこ。
ここからのオトモ忍大活躍場面は好きですね……猫が犬苦手というベタ要素含みでパオンマルも大活躍。オトモ忍単騎でもかなり活躍するのでそこを存分に活かしてくれるのは本当に有り難い。
そしてネコマタの目からビームをシュリケンジンパオーンの斧でいなしてからの鼻噴射攻撃。
最後をキメようとするも「おにいちゃん私にやらせて!」と神輿の上を兄から奪ったのは風花である。勢いでやる風花ちゃんの脚パタパタ可愛いね……
すぐに神輿の座を取り戻そうとするも今日は風花にやらせてあげろと言わんばかりに止める八雲くん。空気の読める男である。
最後はシュリケンジンパオーンブーメランでクライマックス!厄介すぎるネコマタを撃破する事に成功しました。撃破後のわちゃわちゃ、可愛いね……

そしてその様子を見ていた怪しげな星野郎。
奴は一体何者なのか、その正体は後のエピソードにて。

・エピローグ

登校時、凪から進路の話を振られ『忍者になりたい夢は思い出したから忍者を続ける前提で考える』と答える風花。忍者の夢を思い出し、忍者である事に躊躇いが無くなった風花の笑顔がまぶしい。
早くしないと遅刻しちゃうよと通りすがりに言うクラスメイトのカナとマリコ。

「それじゃ風花ちゃん忍ばずいきますか!」
「仕方ないな、今日だけだよ!」

そして二人はカナとマリコを抱きかかえて飛び立つ。若き忍者の忍ぶどころか暴れる青春はつづくのだった。とりあえず凪の軽率なお姫様抱っこはガチ恋を作ってしまうわ!

とりあえず次回は個人的にニンニンジャーの事をガチで面白いと思い始めた回である忍びの9『忍術VS魔法、大バトル!』です。書く事多くて困るでよ~


◆忍びの8解説コラム

・風花の記憶が失われた理由

風花ちゃんのイラスト素材が少ない

今回のエピソードは風花と凪の学園生活を軸に伊賀崎兄妹の絆に焦点を当て、普通の生活を望み、忍者の家系である事に後ろめたさを抱いていた風花が忍者の夢を思い出す回でした。
見返してみると風花の記憶が欠落してたのは天晴がしばらく放浪していたせいもあるかもしれないなぁと感じてしまう。幼い頃の風花にとっては兄が最大の目標であり、ライバルでもあった。だからこそ天晴が居ない日常を送る中で目標を忘れてしまったの……かもしれない。

そう考えると天晴ってちょっとだけ酷い兄ではある。

◆今回のみどころアオニンジャー

霞姉の言葉には割とすぐ納得する八雲くん

というわけで今回のみどころアオニンジャーは霞姉の言う事なら納得してくれる八雲くん。メインにならない回でも主張してくれる味わいというものがある。ちなみにこのカット高熱だけど寝ていられなくなったので描いたやつです。高熱ゆえに頭が回らないけど八雲は描けるんだゾ。たぶん死の淵でも八雲は描けそうな気がします。こんどお墓に連れていくね。

ちなみにこいつさぁ、昔から霞姉に対してダダ甘というか、従順なタイプというかそういうところがいいんですよ。そして囲炉裏からイギリス人も面白かった。この回の八雲くんほんとさぁ………


◆編集後記

・副反応の波があるので復刻ファンアートでお茶を濁す

一応BDの特典映像でサッカーしてた

副反応にも波がある。最近新規の人にも見てもらえるようになったためモチベーションが上がる一方ではあるので頑張りたい。
というわけで今回の復刻ファンアート。日常色の濃いエピソードなので本編であまり組んでいない八雲と凪のコンビ。
一応BDの特典映像でサッカーしていましたね。忍タリティ劇場、八雲くんサイドのお話は何故か夢小説要素がありました。

・【朗報】デリシャスパーティ♡プリキュア4月17日より放送再開

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!山岡潤平のプリキュアうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!

おいしくご飯をたべる和実ゆいおいしくお肉を食べるアスナで得られる栄養素には同じ性能と価値がある。やっと、再開してくれて嬉しいぜ……
個人的にリュウソウジャーの山岡潤平さんはゴーカイジャー以降の新規戦隊メインライターの中だとニンニン時代の下山健人と並んでかなりポテンシャルを感じた方なのでまた子供向け番組で見られて嬉しいです。

恐らくセカンド戦隊で更に跳ねる方だと思われるのでまた戦隊のお仕事を与えてくださいやし……


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ちなみに同人誌上の企画として中田裕士さんにまつわるアンケートも行っております。よろしければご回答いただければ幸いです。目標は回答数二桁!

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