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HOTASの考え方に沿ったモデルガンのプチカスタムと、木製グリップ難の話。

さて、ワタクシが今回プチカスタムするのは(Uber Eats風)、モデルガンのグリップ。

モデルガンのカスタムといえば、最もお手軽なのは、グリップの交換。

ネジ外すだけで簡単にできる割に、効果絶大。握った感じも見た目も、劇的に変わります。

元々ピストルってのは、まず右手で握り、そこから撃鉄を起こす、引き金を引く、あるいはボタンを押して弾倉を交換したり、後退した状態のスライドを前進させるためのレバーや安全装置など、多様な操作を全部、親指一本でできるようになってます。

これ、HOTAS(Hand on throttle and stick)っていう、人間工学的考え方に基づくもので、人間っていうのは小さな操作装置を手で一旦持ち、保持しながら指で色んな操作をする方がミスが少ないらしい。操作に慣れると手元を一切見なくても複雑な操作ができるようになる。

飛行機の操縦桿とかが、まさにHOTASなんですね。
("福野礼一郎の宇宙 甲"より抜粋、要約)

だからこそ、グリップってのは、ピストルにおいてものすごく重要なパーツと言えるでしょう。

さて今回のカスタムベースはこちら、スミスアンドウェッソン社のM19ってモデルに、コルト社のパイソンってモデルの銃身をくっつけたカスタムモデルの、スマイソン。

↑元々こういう、ウッドっぽい色のプラグリップが標準装備。質感はプラそのものです。

これを今回入手した木製グリップに替えると…

どうです随分、雰囲気変わるでしょう?

このグリップは、"オーバーサイズ"といいまして、元の鉄砲のフレームよりグリップの方が大きい。このタイプを付けると、鉄砲そのものがゴツくなります。↓

これとは別に、フレームにほぼピッタリの"サービスサイズ"グリップというものもあります。↓

ほーら、サービスサイズだと銃全体が随分コンパクトに。
でもなんだかデザイン的にはちょっと落ち着かない。
そこでこちら。↓

グリップ・アダプターというパーツです。これを付けると…

どうですまた違った雰囲気でしょう? シルエットがビシっと締まるし、握りやすくもなります。

こんな風に、グリップの数だけ雰囲気を変えて楽しめるってワケです。

で実はこれらのグリップ、何と本場米国のホンモノが取り付けられるんですね。(加工が必要な場合もあり)

それだけ日本のモデルガンが精巧にできてるってことでもありますが、そもそも日本はピストルの所持自体ができないですから、国内ではグリップの種類も少ない。

木を削って自分で作るというツワモノもおられますが、ここは、売れる数が少なくても生産してくれるメーカーさんがおられることに感謝しても仕切れない今日この頃なのでした。

それでは、またー!


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