見出し画像

潜水艦の巣。 〜メカ好きによる神戸訪問の記。

ここはさながら、

潜水艦の巣

ですね。って、

わかってて行ってるんですが。

いや、こんなに沢山見られるとは思いませんでした。

ここは神戸。ポートタワーのあるメリケンパークに程近い中突堤から乗船できる「神戸ベイクルーズ」に乗ってきました(1ヶ月前の話ですが)。

乗り場は地下鉄海岸線みなと元町駅から徒歩10分。大人1,200円で40〜45分間の神戸港クルージングが楽しめます。ハーバーランドやメリケンパーク、ポートアイランドを海からゆっくり眺めるのもいいのですが↓、

なんと言ってもメカ好きにオススメなのは、

海上自衛隊の潜水艦。

間近で見られます。ほーら、ドーン💥

黒々とした巨体。

↑これは川崎重工業神戸造船所。係留されているのは「おやしお型」潜水艦。全長82m、2,700トン、魚雷発射管6門、乗員70名(!)。こちらお尻から↓。大きさがわかりにくいですが、岸に黄色いヘルメットの作業員の方が数名写ってます。比べるとデカさがわかります。

そしてこちらは↓、タグボートで引っ張り出されようとしている最新の「そうりゅう型」潜水艦。
全長84m。2,900トン。

次に見えて来たこちらは、三菱重工業神戸造船所のドックです。↓

最新式のそうりゅう型か、一つ前のおやしお型かは、お尻の方向舵の形で簡単に見分けられます。このように、海上に出ている部分がV字型に見えるのが、最新のそうりゅう型↑。
右の端っこに方向舵が写ってます。見えますか?拡大してみましょう。↓

方向舵は、海中で見えない部分も合わせて見ると、X型になっています。ちなみにこの写真、実はそうりゅう型が2隻写ってました。陸に上がったやつと、手前の海上のやつ。
X舵、こんな風に動くのか!↓
https://m.youtube.com/watch?v=Xy0kT037Fss

そして次のやつ↓は、クッキリと艦番号が見えます。511番。これはそうりゅう型の11番艦、「おうりゅう」。2018年10月進水となってますから正真正銘の最新艦ですね!
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/おうりゅう_(潜水艦)

一説によれば、このそうりゅう型は、その静粛性やX舵による機動性、さらにはディーゼルエンジン(=空気が必要)なのに、燃費性能を突き詰め、かつ液体酸素を積んでいることから2週間も潜ったままでいられるなど物凄い性能の持ち主で、一説には、艦対艦では

「世界最強」

と言われています。艦対艦では、というのはつまり、日本の潜水艦は当然、弾道ミサイルは搭載していません。艦対地の性能は不要なわけで、最新技術の投入を、日本の安全を脅かす

艦艇の攻撃

という面に集中できるわけです。

防衛秘密のカタマリである最新の巨大潜水艦を真近に見られる

というのはホント、メカ好きには堪えられません。

あ、そうそう、メカ好き、特にバイク好きには、メリケンパークのカワサキワールドも楽しめると思います。クルーズ船を降りて徒歩5分の距離ですから、神戸港ご訪問の際は

"ライムグリーンの伝説"

の見学もお忘れなく!

(カワサキワールドホームページより。)

それでは、またー。

サポートいただけるなら、グンとやる気出します。