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“空飛ぶクルマ“って、クルマじゃなかったの!?

いやー、ちょっとビックリしたというか、知らなかったというか。皆さんご存じでしたでしょうか?

実はですね、

ちまたで話題の“空飛ぶクルマ“ってあれ、小型飛行機なんですね。クルマじゃなくて。

端的に言えば、飛べるけど走れない

なんじゃそりゃ!

それなら革新小型ヘリとか、乗れるドローンとか呼びなさいよ、と。

例えば。
国土交通省のHPには、空飛ぶクルマとは、

明確な定義はないが「電動」「自動操縦」「垂直離着陸」が一つのイメージ。


とある。「走れる」という定義がない。

それ、クルマちゃうし
言うなれば自動電動ヘリコプターですわ。
お国がウソ言っちゃいけないなあ。

(国交省HPにある空飛ぶクルマのイメージ。
こりゃヘリであってクルマじゃない。)


空飛ぶクルマって言えば、誰もが、
普段はクルマとして道を走れて、飛びたい時には空を飛べるものだって思いますよ

今日の産経新聞にも、大阪・関西万博(2025.4.13開幕)で運航を目指す、スカイドライブ社が計画する空飛ぶクルマは、大阪市側のUSJや港から万博会場まで客を運ぶエアタクシーのようなもので、操縦士も必要だし、単なる小型ヘリにしか見えない。

これが万博の目玉なの!?

いやダメだって言ってるんじゃない。手軽に乗れるエアタクシー、便利そうでいいです。大阪・関西万博も応援してます。
でもね、これは、

“空飛ぶクルマ“ではないわな。

ウソ言っちゃいけねーよ。

でもね、世界にはこういうのを開発している会社もある。↓


↑スロバキアの「クライン・ビジョン」が開発した空陸両用車「AirCar」。BMW製の出力160HPの自動車エンジンに固定プロペラや空陸両用車を装備。

こういうのこそが、皆が認める空飛ぶクルマですよね。だって道を走れるから。

なんか、知らない間に勝手に「空飛ぶクルマ」の範囲が広げられて、小型ヘリまでそう呼ぶようになっていたとは… 危うくダマされるとこだった。

あぶねえあぶねえ。

それでは、またー。

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