フライトジャケットをカッコ良くカスタムする!

初めての記事はフライトジャケットのパッチカスタムの方法について、私なりのコツを書きます。これまで3着ほど、作りました!

「素のフライトジャケットを買ったけど、カスタムしてみたい! 」という方や、「これまでカスタムには関心なかった」という方にも、関心を持っていただければ良いな、という観点です。簡単にオリジナルカスタムを製作するにあたって、
・どんなパッチをセレクトするか、
・どこで買って、どうやって付けるか、
・ジャケットに合わせた時のカラーコーディネート、パッチのサイズ感、貼り付け位置の感じなどについて書いていきます。

(前置き)フライトジャケットといえば…

映画「トップガン」世代の私、戦闘機パイロットが着るフライトジャケットという服が大好きなんです。トム・クルーズが着ていたあのジャンパーですね。沢山、パッチ(ワッペン)が貼ってありましたよね。あれがカッコ良かった。

今回取り上げるのは、パッチが入手しやすい米軍モノです。同じ米軍でも、空軍はパッチの貼り付け位置や枚数の制限が厳しいようですし、パッチのデザインも少し高尚な感じです。私は、アニメのキャラをそのまま部隊章にしてしまうような、派手めな米海軍フライトジャケット推しです!

それでは、色とりどりのアメリカ海軍のフライトジャケットカスタム、いってみましょう!

(0)おことわり…カスタムの方向性

念のため、ここで取り上げるカスタムジャケットの仕上がりの方向性を確認させてもらいます。ここでは、実在の部隊や、実際のパイロットが着ているジャケットのレプリカ「風」に仕上げる、というのが1つのポイントです。

そんなの全くどうでもいい、という方にはこの記事は参考にならないと思いますので悪しからず…100%自由に、というのではなくて、ある程度の「縛り」の中で遊ぶのが面白いと思うんですよ、私。一方で、あまりに完璧さを追求すると、今度はカッコ良さが落ちたりしますので、バランス良く、そこそこリアルなフライトジャケットを目指します。

誰も、自分のフライトジャケットのパッチまで見てない、とは思いますが、これは自己満足の世界ですから、ね!

さて目次は、下記の通りです。

目次

(1)どんなフライトジャケットをセレクトするか(WEPを例に)。
(2)どんなパッチをセレクトするか。
①部隊にこだわる!
②色味のカッコ良さにこだわる!
③ネームタグにこだわる!
〜第1回目はここまで。2回目で、以下を書きます。〜
④想像の世界で自由なモディファイを!
(3)パッチはどこで買うか。
(4)パッチは誰に付けてもらうか。
(5)リセールして次のカスタムの製作資金に…

(1)どんなジャケットをセレクトするか(WEPを例に)。

カスタムする前にまず、フライトジャケット自体を選びますよね。

しかしここでも、そこそこリアルにするための注意点があります。

というのも、手に入るフライトジャケットの種類は沢山あるのですが、軍隊にはミルスペックという規定があって、生地はこんなやつで、どのくらいの気温の中で過ごせて、とか、海軍なら海軍で規定したスペックをパスしたものしか、正式採用されません。
ですので、米海軍仕様のフライトジャケットを作ろうと思えば、米海軍が採用したことのあるモデルを選びたい、ということです。

例えば、最も有名なフライトジャケット(?)MA-1 は、米空軍のモデルなんです。ですのでMA-1に海軍のパッチを貼り付けるのはここでは完全にNGです。参考まで、代表的な海軍、空軍それぞれのフライトジャケットのモデル名を挙げておきます。

モデルによってディテールに違いがあり、それも面白いのですが、ここでは省略します。
・米海軍…WEP(J-WFS、G-8ともいう)、G-1など。
・米空軍…A-2、MA-1、B-15、L-2など。
・海軍、空軍共通…CWU-45P、同36Pなど。

どのモデルも、レプリカ(といっても、本物よりスタイリッシュだったり、丈夫だったりします)が新品でも中古でも手に入りますし、オークションで本物の中古を入手することもできます。ここでは下記の通り、私の好きな「WEPジャケット」のメーカーと特徴を挙げておきます(入手したことのあるメーカーだけです)。今は新品では手に入らないものもありますが、中古はまだまだ出回ってます。

・キャブ(C.A.B)クロージング
・フェローズ
…上記2社のWEPは本物志向で、ディテールが似ていると思います。色味は明る目のオリーブドラブ(いわゆる軍隊系のグリーン)。なんといってもWEP最大の特徴である丈の短さ(WEPは昔の短ランのように丈が短いです。ちょっとかがんだりするとすぐインナーが見えます)や、後期型WEPの特徴である、袖口のニット部のV型カット、フライト用のズボンと連結するためのボタン穴が再現されているのが、嬉しいところです。いずれも中古、1万円くらいで入手できました。
・バズリクソンズ…コンセプトは超のつくリアルさの追求だと思いますが、色違いやコラボモデルなどのバリエーションも。上記2社のものより少し重く、生地が固め。カッチリしている感じがあります。値段は高いです。中古でも3万ほどしました。もちろん袖のVカットも再現されています。丈は短めも長めもあるようです。
・ゴールデンフリース(現スピワック?)タイタンクロス…生地がタイタンクロスという特殊な頑丈な生地で、ナイロンのテカリ感がかなり強いです。丈は普通のジャンパーのように長め。袖もC型ではありませんでした。

WEP選びでは、スピワック程度の再現度で良しとするかどうかが、本物志向と価格のバランスとの境目のような気がします。

(写真)ニット部が青いのはバズリクソンズ、緑はフェローズの袖のV字カット。

(2)どんなパッチをセレクトするか。

どんなパッチをセレクトするかは、何通りか、やり方があると思います。
①部隊にこだわる!
②色味のカッコ良さにこだわる!
③ネームタグにこだわる!
④想像の世界で自由なモディファイを!
の順で、説明します。

その前にまず大まかに、米海軍の場合は、パッチなどの取り付け位置に下記のような決め事があります。これを念頭に置いて、以降を読んでいたたければと思います。
・左胸にネームタグ(名前と階級)、これは正式ルールのようです。
・右胸に飛行隊などの所属部隊のパッチ、これは、緩いルールっぽいです。
その他、
・左胸のネームタグの上に、所属する空母のパッチ、
・右肩に載っている機種のパッチ、
・袖や背中などは全くルールなし?
と、どんどんルールが緩くなっていくように見えます。逆に言えば、ネームタグの他はほぼ自由、とも言えるかもしれません。

①部隊にこだわる!

まず1つ目のパッチの選び方は、好きな部隊を見つけて、そこのパイロットのフライトジャケットのレプリカを作ることです。例えば、横須賀を母港とする空母ロナルド・レーガンに載っている部隊「VFA-102 Diamondbacks」(第102戦闘攻撃飛行隊 "ダイヤモンドバックス")のパイロットのレプリカジャケットを作ってしまう。

同じようなジャケットを着たパイロットが今も空を飛んでいると思えてワクワクしませんか? それに、本物のパイロットが着て空母に載ったとしてもそのまま使えるようなものを作ってやろう、とか、ちょっと気合いが入ってしまいます。ちなみに部隊名は、VFだと戦闘飛行隊(空対空の、いわゆるドッグファイトをやる部隊です)、VAだと攻撃飛行隊(地上、あるいは対艦攻撃部隊)、VFAだとその両方やる飛行隊(今どきの部隊はこれ。最新の飛行機は一機で何種類もの任務に対応できますから)になります。

そんな、思い入れのある部隊なんてないわ、という方には、厚木(今後は岩国ですか)に戦闘機を見にいって、カッコ良いマーキングの機を探すとか、雑誌「航空ファン」とか「Jウイング」なんかを眺めていると、私の場合、すぐに見つかります(笑)。今はなき、解隊されてしまった古い部隊のパッチも手に入るので、ネットで昔の部隊なんか探すのもいいかもしれません。
私の場合は、長く横須賀を母港とした空母「ミッドウェイ」搭載のVF-161のF-4ファントムII戦闘機の赤い電光のマーキングに一目惚れし、1着目は迷わずこの飛行隊でした!

(写真)2枚目、右胸に付いている100CV41というパッチは、ミッドウェイに100回着艦したという記念パッチですね。経験豊富なパイロットの証しでもあります。
3枚目、背中は、珍しい尾翼のセットを発見したので、ああでもない、こうでもないとレイアウトを考え、こんな感じにしてみました。
4枚目以降は、今は手元にない2着目です。F-8クルーセイダー戦闘機を運用するVF-211(空母ハンコック)のパイロットを再現。右肩はクルーセイダーの機種パッチ。
左胸には、この時代に開発された、赤外線追尾型の空対空ミサイル「サイドワインダー」のパッチ。ベトナム戦でのミグ撃墜はこのミサイルが多いです。
6枚目、背中には、形がイカす空母ハンコックのパッチを持ってきました。

あとここで、どのパッチをどこにつけるか、悩みますわね。私は、養生テープで仮止めして写真撮って、ああでもない、こうでもない、と検討します。この時間が結構楽しいんです。縫い付けですから、すぐ決めてしまうと位置替えの機会は少ないですから。

②色味のカッコ良さにこだわる!

これは、部隊の選び方、とも言えます。下記に掲載したのは私のではなく、別の方が青と赤をテーマにセレクトしたという組合せ。これは海軍じゃなくて海兵隊ですが、どうですか、カッコいいですよね。

①、②に共通して言えることですが、パッチのカッコ良さで選ぶには、下記の書籍が大変、参考になります!
「米海軍航空パッチ&フライトジャケット」文林堂 http://www.monoshop.co.jp/products/detail.php?product_id=1247

③ネームタグにこだわる!

ネームタグとは、階級と名前を記したタグで、黒や茶色の革製のベースに、金文字や銀文字で書かれたものをよく見かけます。文字の背景には、パイロットであることを示すウイングマークや、革でない刺繍のタグの場合には、部隊カラーで彩られているものもあります。左胸に、大体はベルクロで取り外し可能なように取り付けます。

もちろん本物のパイロットは自分の名前と階級を記すわけですが、このネームタグ、後述しますが、自分の好きなように文字を入れてもらうことができます。となれば、想像力が膨らみますよね。自分の名前を入れるもよし、実在する、いわゆる「エースパイロット」(5機以上撃墜)の名前を入れてもらうもよし。私は、1着目は、VF-161でベトナム戦時にミグ戦闘機の撃墜スコアを挙げた(飛行隊としては6機目!の撃墜)、ビクター・コバルスキ大尉の名前を入れてもらいました。
2着目は、VF-211でミグ撃墜実績のあるポール・スピアー中佐です。スペルはググると出てきました。

リアリティを持たせるためのコツをお知らせしておくと、1行目に名前、2行目に階級と所属の軍、海軍ならUSN、海兵隊ならUSMCと入れるのが多いでしょうか。また、実際にネームタグに入れる文字は全て大文字である場合が多いようです。なお、米海軍の階級の略称は、現役パイロットに多い階級では、下記の具合です。
・中佐…CDR
・少佐…LCDR
・大尉…LT
・中尉…LTJG
ですから、典型的な書き方は、下記の写真のような感じでしょうか。

長くなってしまいました。
一旦、ここで終わり、以降は次回、お届けします。

④想像の世界で自由なモディファイを!

(3)パッチはどこで買うか。
(4)パッチは誰に付けてもらうか。
(5)リセールして次のカスタム製作資金に…

続きも是非、お楽しみに! お読みいただき、ありがとうございました。


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