思考まで「電子化」するな

Hi.あやめです。
NPO法人の設立で少しバタバタしてましたが、少しずつ書き溜めた(溜めたと言える分量ではないが)お話がやっとまとまったので投稿します。

いま世の中は何でも「電子化」が当たり前になりました。こうなってくるとなおさら硬貨や紙幣といった「モノ」がこれからは不要になる時代になってくるのかなと思ってます。ぶっちゃけた話、僕はそれでもいいと思ってるんですよね。コンビニにお金目的で強盗に入ったり、すれ違いの知らない人からお財布強奪するとかといった原始的な犯罪がなくなるんじゃないかなぁ。まぁ、その分電子マネーの扱い方は今以上に規制を厳しくしないといけなくなりますが。

macやMicrosoftが生まれたあたりから、危惧していた問題ではあったのですが時代はきちんと流れてきていますね。スマホだとか携帯だとかが不得手な人間はどうするんだ!なんて議論は恐らく自分が老年期を迎える頃には無いと思うし。ライターが無きゃ、火はどうやって着ければいいんだ!位なレベルの低いお話になっているでしょ、きっと。

いわゆるそういった「データ」って1か0かですよね。
決済するか、しないか。Clickするか、しないか。調べるか、調べないか。Yes or Noが世の中の常識になってきています。

でもそうやって生きてる人達って、考えないんですよね。なんでこうなるんだろう。これってどういう事なんだろう。という疑問を持つマインドが完全に廃れてしまっている。

わからないことがあればネットをポチポチ。買いたいものがあればネットでポチポチ。言葉を伝えるのだって、ポチポチ。気持ちを伝えるのだってポチポチ。ペッパーくんみたいな人たちが今、ここ日本でも増えてます。

僕の知りうる限りですが、自分たちが日常生活で疑問を持つレベルの悩み事って、すでに答えがどこかに転がっていますよ。それを見つけるためにインターネットってのが役に立つわけですけど、要は使い方なんですよね。 

答えだけ求める人は凄く動きは早いかもしれないけれど、深みがない人間ですよね。僕なんて漢字がわからなかったら未だに辞書引いてます。あれめくってると、こんな言葉もあるんだって気づきにもなるし刺激があるんですよね。一見時間を浪費しているだとか、無駄な拘りといったように見えるかもしれないですけど、でも同じ言葉を1つ調べたときに皆さんは一つの言葉だけに集中して探し、サッサと答えを見つける。僕はそこに行き着くまでにパラパラ他の言葉も4つか5つは通っていってます。1日1語だとして、年間約1000個の単語をいわゆる「電子人間」より習得しているわけですよね。

こうなると世の中って面白くて、僕みたいな変なヤツが得をするように動いてきます。それは生きてて実感します。
知らないことを知ってるやつの勝ちなのがこの世の常です。みんな知ってることややってることをどれだけ極めたところで天井はすぐそこまできてますよ?

青天井で生きていきたいなら、まずは「電子化」した脳をストレッチすることから始めましょう。
便利な人間になったって、いいことひとつもないですよ?
それでは、chao.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?