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アルミ冶金日記1

note再登録何度目だろう。以前は言いたいことがよくわからなくて、ひと月書きまくってはアカウント消していた。今回は言いたいこと、表現したいことが明確にある。これはいい機会。

Youtubeにて、BigStackDというhttps://www.youtube.com/@bigstackD

オーストラリアの人の動画を昨年夏に一気に観て、感化されてしまい、なぜか冶金をやろうという気がわいてきて、勢いでどこまでやれるか挑戦してみた。


そもそもバーナーとボンベは扱ったことがなく、既定のボンベを使わずに市販のものでいきなりやろうとして、「爆発しないだろうな?」と物凄い不安の中、冶金を開始した。

ネットでひたすら互換性のことを調べ、最終的にBingAIに頼って、まあなんとかなるだろう、ということで勢いで実践。一応バーナーやボンベの表示には、ちゃんと会社既定のものを使ってくれと述べているので自己責任。

初めは「とにかくアルミを溶かして塊にする」ということだけで、黒鉛坩堝にどんどん乗せるだけのものだった。なかなかるつぼに沿った形ができず、細長い黒鉛坩堝では物足りなくなった。

大抵は、黒鉛坩堝か、砂型鋳型を使うのだけれど、たまたま見つけた素焼き粘土を皮切りに、素焼き粘土によるインゴット坩堝を作成。ダイソーの。200gはもうなくなり、100gと減量…。

画像は無かったので、そのただ塊にしたものと、勾玉。入れ物は5回ほどで焼き壊れる。それは承知の上。勾玉は形状が丸いので、木でひな形を彫り、それを粘土で上下で挟んで作る。

だんだん繰り返すうち、素焼き粘土よりも、石粉粘土のほうが良いことに気づいたので、そちらにシフト。

フィギュアとかに使うものだけども、つるつる滑らかで使い心地が良い。初めはダイソーのものを使っていたが、こちらのほうがナイス。

形、つまりひな形は、木工で彫刻する。

彫刻が楽しくなってきて、もうこっちでもいいかなと思ったり。そんなに精巧さを求めているわけでは無いのでこのくらいでヨシ。そしてできたのが

これらである。バーナーでやるには十分。できたのち、やすりで削ったりするわけだが、これが結構きつい。アナログで機械がないので。ため込んでいた作品を4時間かけて一気に色々やすっていたら、手が腫れてしまい、しばらく作業ができなくなった。

昨年、自分にとっては新たな趣味拡大に貢献してくれたので、本当に感謝している。今まで何をやっても楽しめなかったので。ゲームやらはしていたけど。木工は、小さい作品もたくさん作っている。自分としてはアウトサイダーアートとアートセラピーみたいなもの。とても良い出会いであった。

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