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チガサキ⊿ライフ258 : 連帯保証人

1. 提出資料

 娘の高校への提出資料の中に、保証書と誓約書の二枚に実印(印鑑証明書は不要)を押す必要があった。実印なんて、家の購入時に使ったのみである。私立高校だからなのか、実印を押す内容も刺激的で、以下の通りであった。

1. 保証書:「私は、上記の生徒が授業料等校納金を滞納した場合、および故意又は重大な過失によって学校に損害を与えた場合には、保護者と連帯してその責任を負うことを約束します。」
2. 誓約書:「高等学校在学中は学業に精励し、素行を慎み、学則を厳守することを保護者および保証人との連署をもって誓約します。」

2. 定義

 保証書は保護者に加えて、連帯保証人が必要と書かれていた。借金の連帯保証人になってはいけないとは良く聞くが、真面目に調べた事はなかった。この機会に調べてみると、連帯保証人には「催告の抗弁権」「検索の抗弁権」「分別の利益」が無く、要約は下記の通りであった。名前はサポートするだけのように聞こえるが、実は重責を担う債務者である。

1. 催告の抗弁権無し:債権者は、主たる債務者でも連帯保証人でも好きなほうに請求することができる
2. 検索の抗弁権無し:債権者の請求に反論できない
3. 分別の利益無し:主たる債務の全額を保証しなければならない

3. 祖父

 24日(土)の準備登校に提出必要と、一週間を切った18日(日)に娘から言われた。“連帯保証人は保護者以外のもので、神奈川県に居住し独立の生計を営む成年者とする。(ただし、神奈川県内にいない場合は、県外でも構いません。)”とあり、神奈川県内には親戚は居ないので大阪の親に電話して祖父として保証人になるように依頼した。慌てて速達で大阪に送ると、すぐに対応してくれて20日(火)には実印を押して返って来た。娘に御礼の電話をかけさしたが、「電車をぶっ壊すかも知れない。」と恐ろしい事を言って、祖母をビビらせていた。

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