1. 電子チケット

　週末の阪神－横浜戦のチケットを、Webから予約することにした。チケット購入可能になった日の朝10時に予約したが、勝負事は焦りが命取りで、誤って阪神でなく横浜側の席を取ってしまった。予約時に何度も確認し、阪神側の横浜球場のレフトスタンドを購入したはずだったが…。息子に自慢する際、スマホの電子チケットが青色になっている事で、ライト側席の間違いに気づいた。気付いた時には時すでに遅く、席は売り切れ状態であり、聞き分けの良い子供に説明して、今年は横浜DeNAベイスターズを応援することになった。

2. 阪神

　頭からつま先まで横浜カラーの青色できめた息子だが、試合前には阪神ショップに立ち寄った。柄の悪い阪神ファンに絡まれないかと最初は心配していた息子だが、阪神ファンでごった返す狭い店内で、押されながらもお目当てのお土産を物色していた。娘は自転車のキーに、息子はランドセルにつけるそうで、それぞれキャラクターのキーホルダーを購入した。

3. 横浜

　小学校で阪神ファンを公言している息子は、友達に見られないかと心配していたが、知り合いには合わずに席に着けた。茅ケ崎の小学校では何故かベイスターズの帽子が無料で配られたそうで、その帽子は娘がかぶっていた。中華街の海老せんが主目的の娘は、ライトスタンドに溶け込み、横浜の応援歌にノリながら楽しんでいるようだった。序盤から阪神がリードする展開だったが、ホームランが3本も出た乱打戦の上、土壇場の9回裏に横浜が同点に追いついた。ライトスタンドの興奮は収まらず、熱狂する見知らぬ横浜ファンと、一人微妙な表情の息子は不本意なハイタッチを強いられていた。そんな息子から不満は出なかったが、逆に娘は「来年は間違えないでね。」と不満を言っていた。