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プライベート旅行記096 : 宮島 (あなご)

1. 宮島丼

 宮島口駅に到着したのは、12時少し前であった。腹が減って宮島上陸まで我慢できず、宮島に向かうフェリー乗り場の店に入った。ご当地グルメのあなごと牡蠣の両方が載った、贅沢な宮島丼を二人揃って注文した(タイトル写真)。

2. 瀬戸内海

 宮島の近海では古来からあなごがたくさん獲れ、あなごの名産地として知られている。注文したのは瀬戸内海の天然あなごだったが、席の後ろにでかでかと貼られていたのが、近大の養殖あなごのポスターだった。大阪湾のアナゴ漁で知られる大阪府泉南市と、世界初のクロマグロの完全養殖に成功した近畿大水産研究所の共同開発とのことだったが、わざわざ宮島の店で売られている事実に、天然の水産資源の枯渇を感じた。

3. リポート

 宮古島丼の最初の一口の感想をスマホで撮ったが、息子から発せられたのは「上手い。」の一言のみであった。彦摩呂ほどのフレーズはいらないが、ウナギよりあっさりしているなどの分析は無いのかと聞くと、「ウナギを食べたこと無い。」とそっけない回答で、リポーター失格である。しかし、食っぷりは良く、丼は綺麗に完食した。

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