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思い立って3日後、一人旅。

今年のゴールデンウィークは、5月1日のメーデーと5月2日に有給を取得すれば9連休になる。普段から先の予定を決めるのが苦手な私は、そのことについ先週ぐらいに気付いた。

連休が長すぎると会社に戻るのがしんどくなってしまうから、というどうしようもない理由で5月2日は出勤しようとしていた。だが、それは将来性も活力もある20代がとるべき選択なのか──やっぱり有給とる!ということで即刻申請を出して、ちゃんと9連休にしてきた。

さて、9連休。どうやって過ごそうか?もう24年も生きている私は知っている、GWは1ヶ月以上前から予約戦争が始まっているということを。だが、そんなことで諦める私ではない。道は必ずある。この9連休を充実させる道はまだ残されているはずだ・・・どうせなら近所に止まってないでどこか遠くへ行こう。見たことない景色を見て、食べたことないものを食べて──。

そうだ、伊勢神宮に行こう。バケツリストにも入っている伊勢神宮、日本人として、歴史好きとして、一度は行かなければ死ねないと思っていた。横浜からならそこまで遠くないし、なんとかなりそうだ。

というわけで、手始めに横浜発名古屋行きの夜行バスをポチっと。夜行バスは何度も何度も使ってきたから、快適でないことはよく知っている。だが3列独立シートで横浜名古屋間程度の短距離なら大丈夫だと踏んだ。

さて、どうせ伊勢まで行くのなら、これまたいつか行ってみたかった熊野古道にも行ってしまおう。そして、那智勝浦温泉にある旅館を電撃で予約し、和歌山県初上陸もここで果たすことにした。

そして2泊目は南紀白浜の手作りログハウス(!?)が3800円と出ていたので、興味が抑えられずにここを予約した。人が手作りした建物で一晩過ごすというのは前代未聞だ。どんな夜になるのか、わくわくがとまらない。

最終日に関しては行きたいところも特にないが、和歌山市を夜の9時ごろに出発するバスで帰ることにした。会社の同僚曰く、和歌山ラーメンは“もってり”していて美味しいとのこと。もってりの意味が分かりそうで分からないが、最終日の夕飯は和歌山ラーメンで決まりだ。

こんな感じで、思い立ったが吉日の一人旅が始まる。続編が、きっと、多分、おそらく、ある。

以上

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