どうも、さこです。
なんかちょっと変化点が来てるっぽいから今後のカード市場について簡単に解説しておくぜ。

俺がこれまでこれ系のキャラクター系のカード市場に言及した記事は以下の２つだ。

どっちもそれなりに好評で、けっこうメールもらってるので、まぁ書いてよかったよ。
やや抽象的な内容でも、誰かの役に立つことができるんなーってぼんやりとだが感じたね。

■ポケカ（の国内市場）はだいたい落ち着いた

さて今日はポケカなんだか終わりが来るのか？みたいなことを投げかけられる機会が多くなったので、その辺について解説してこうかなと。

まず、この辺のトレカの現状だけど、ポケモンカードのBOXは重版になってメルカリあたりだと定価を切ったり、すでにオワコン扱いされたりしてる。ブームってのは怖いね。これ読んでくれてる人も、ポケモンカード専門ショップも徐々に閉店してるのを見かけてると思う。

しかし、これは本当にポケモンカードに特化した新興ショップだけに顕著で、しかも国内市場が死んでるだけなんだよな。
海外市場でのポケカ熱はまた別の次元なので、そういう意味では引き続き海外市場で戦える商材だと思うぜ。

ただし、仕入れ値が下がればそれだけ競合が増える。需要よりも供給過多になりそうなのがこの話のややこしいところで、つまり大してキャッシュのない連中が海外のSARポケカ市場あたりに参入してくる可能性が高いってことだ。
警戒すべきはこの辺の（ポケカとしては）新規参入セラーだな。

ほんでな、さっきカード専門ショップが軒並み閉店しまくってる話したんだけど、勘の良いやつは「ん？うちの近所はそんなことねーぞ・・・？」って気がつくと思うんだよ。

そう、あくまで潰れてるのは新参のポケカ専門店で、よくある老舗のカード店は大した影響もなく営業続けられてるんだよな。
なぜか？それは他のカードで十分利益が出てるからだよ。例えば、デュエル・マスターズカードやONE PIECEカードなんかだな。

実際のところ、国内に限ってはポケカはもうちょい下がると思う。そもそも販売元が重版してるし、TSUTAYAとかゲオとかは予約販売するんだろ？完全な転売対策じゃん（もちろん転売ヤーは更なる対策を講じてくるが、こういうイタチごっこになったら、だいたいトータルで見ると利益が下がってくんだよな）。

そういうわけで、トレンドとしてはデュエル・マスターズカードやONE PIECEカードに移ってて、まぁそりゃは予約すれば誰でも買えるポケカよりも、個数限定や抽せん販売あたりでしか手に入らないこれらが転売としては利益高いのは当然なんだよな。

ポケカはもう新弾狙いでSARが出たらPSA鑑定（これで価格３倍とかになったりするので）、SRはメルカリあたりで売るように割り切ったほうが良さそう・・・というのが現時点の俺の考えな。

あとはそうだな・・・確かにボックスの値上がりは少なくなったけど、近くにカードショップがあれば取得価格を下回ることなく売れるとは思う。
メルカリみたいなアホみたいな手数料取られないだったら割と安牌なんだと思うよ。

ただまぁとにかく国内相手にするのは利益率低いからおすすめできねーな。

■ポケカの次は？

そういうわけで、ポケカは海外に限って言えばまだ安泰。
だが、これから来るのは（デュエマは置いておいて）ワンピカードだな。
ドラゴンボールカードもアツい。これらは海外市場での盛り上がりも一緒に来る。

こういうの、Googleトレンドを見るだけでだいたいわかっちまうんだよな。

ポケカの異常な強さはさておき、ワンピのここ最近の盛り上がりなんだよな。ドラゴンボールも同様。
こういうトレンドから各カードの相場を抑えつつ小銭を稼ぎ、更に俺の紹介している手法２↓とかで大当たり狙ってくと、いつの間にかカードセラーの大御所みたいになったりしちゃうから不思議だよな。

（鳥山明先生が亡くなったのはマジで偶然なんだけど、哀しいかなこういう時に値上がりするのが転売市場ってサイテーだなって思うよ、いやまじで）

カード取引はカメラと同じくeBayの花形だから、まぁ視野に入れておいて損はないぜ。
カメラよりも勉強が簡単だしな。

んじゃまた。