「躁鬱状態は辛いでしょう」との医者の言葉に私は首を振った。死しか考えられない苦しみはもう知っている。決して苦しみに慣れる事は無いが、延々と暗い中死を見つめ続けるより、何かを創作できる、馬鹿笑い出来る瞬間があるなら、私は穏やかな仏の心より、鮮烈で激しい不器用な生き方を望む。

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