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愛情の循環を感じるとき

愛情ってのはどうしてまた温かいんだろうね…。
人へ、自分へ、愛情はグルグル回っている。


親御さんと話す機会があった。
ちょっとした書き物の依頼だけだったため、本人の状況報告をして5分で終わる予定として考えていた。

受験に必要なテストに合格できたようで、喜んでいらっしゃった。
本人も塾に楽しく通っているようだ。

書き物が終わり、話もひと段落してところで、
「先生、これよかったらどうぞ」
冷たいコーヒー(缶でなく、コンビニ入れたてのもの)をいただいた。

いただいた事自体も嬉しかったが、
・暑いだろうと冷たい入れたてドリンクを選んでいただけたこと?
・ほかの先生の分を含めて複数もってきたこと
・時間をかけてくれたこと(コンビニ珈琲は入れるのに40秒ほどかかれう)
こんなお母さまの気持ちを感じて喜びにあふれてしまった。

職業からこういった機会がまれにあるが、人の気持ちがこもったものほど嬉しいことはない。より一層こちらも頑張ろう!と意欲がかきたてられる。

何かモノをいただくこと全般に言えるけど、そのモノ自体にあまり価値はなくて、選ぶのに悩んだ時間や、喜んでくれればいいなぁという愛情が好き。それ故に贈る際には”気持ち”も中に込めている。


そして、夕方。急に元上司から、謝罪とエールのラインが届いた。
数年は連絡を取っておらず、どんな内容かと思った。どうやら共通の知り合いから自分の近況を聞いたようで、悪影響を残した昔の判断を謝罪と今の環境に対するエールだった。

たしか2年は連絡とっていない。いくら知り合いから状況を聞いたとしても気遣って連絡をくれる姿勢に愛情を感じた。数年間だったけどこの人の元で働けてよかったと改めて思った。


たまたま2人の愛情の触れることができた1日だった。
今度は自分は愛情を人に注ぐ番。
こうやってあったかい気持ちのみんなで循環させていきたいね。

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