2015-08-03 協力企業作業員(30代男性)が死亡、8月1日と2日に連続してモニタリングポストで異常値、3号機から取り出された燃料交換機は飛散防止剤をかけて野ざらし状態の3本立て

画像1 今日の会見は3号機の使用済み燃料プールから取り出された燃料交換機が本題になるはずだったが、協力企業(鹿島建設と思われる)男性作業員が作業を終えてJヴィレッジに到着直後に倒れて搬送後に死亡が確認されたという。 会見の中では熱中症についての質問がなされたが、説明者のシライ氏は「現時点で因果関係が不明なので公表は差し控える」の一点張りだった。 おしどりさんからは当日の浪江町のWBGTから考えても30℃を超えていたのではないか?との質問があった。続く
画像2 回答は作業前の体調確認では問題なく、クールベストも着用していたというもの。 つまり、東電としては適切に対処していたと言いたいのだろう。 死亡原因が分かるまでは鹿島からの連絡を待っているだけというスタンスには驚きである。 木野さんからは労基署に報告がいっているなら、分かるのではないか?と指摘ぐあったが、これもまた「コメントは差し控えさせて頂く」の繰り返し。 誠意のかけらも感じられなかった。 七尾さんからは、死亡原因を問わずに2011年以降に死亡した作業員の人数を教えて欲しいとの質問があった。回答は後日。
画像3 あと、凍土壁については凍っていないカ所があり、現実味がないと感じられる。 この間、停電したことがあったが、仮に発電所を囲うような大規模な凍結であった場合、どこがどのように溶けているのか把握できないのではないか?と思う。 コスト削減のために安全性を削る体質をどうにかしないと、作業員もいなくなるだろう。
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