Def TechのMyWayがなぜ刺さるのか

この曲が好きだ。

この曲が発表されてから15年。
間違えたときも、良かったときも、
いつもこの曲を聴いてきた。

長期間聴き続け、
こんなに大好きな曲は他にない。

そしてYouTubeにまたUPされてからも、
1日で200万再生されている。

きっと僕と同じように、
たくさんの人に刺さった曲だからだろう。

ではなぜMyWayがこんなに刺さるのか。

今日はその理由を僕なりに考察する。

1.大事な事を思いださせる歌詞
2.力を入れずとも口ずさめる歌・メロディ

【1】大事な事を思いださせる歌詞

まず曲の特徴として、
事実・想いがハッキリ分かれていると感じる。

そして僕はこの事実の部分のメッセージ性が
とくに好きだ。

以下、歌詞抜粋↓

■事実

・この限りある無限の世界
・今日はめでたし
 でも明日からまた新しい日が始まる
・夢と現実の狭間で 冷静と情熱の間で
リミットある one time 人生


■想い

・地に足付け 頭雲抜け 進む前に前に前に
手をつなげば怖くないから そこまでお前は弱くないから
でもいつまでも そばにいないから
※Believe myway myway myway
(自分の生き方(道)を信じて、信じて、信じて)

・諦め悲嘆し嘆き悲しみ 自分慰めいたわるその間にも 僕らを必要とする誰かがいる どこにいる 探すことで変わる

まず事実の部分だが、一言で言うと全て

「人生」をDefTech流に言い換えているだけだ。

ただ、変わらない事実を述べるだけで
いろんな人にメッセージが伝わる言い方になっている。


・この限りある無限の世界
→寿命という限りはあるけど、僕らはなんだってできるよ?

・今日はめでたし
 でも明日からまた新しい日が始まる
→いい事があっても終わりじゃない。必ず明日はやってくる。
→気を引き締めてまた前に進もう。


・夢と現実の狭間で 冷静と情熱の間で
リミットある one time 人生
→生きてたらやりたいことと、今できることのギャップはあるよね。でも一度きりの人生だから挑戦しようよ。

受け取り方は人それぞれかもしれないが、
ただ事実を述べられただけでも「人生」という言葉の表現を言い換えただけでこんなにもメッセージ性がつくのかと驚く。

きっと聞いた人のその時の感情によって捉えた方を変えられ、しかもその捉え方が自然と前向きになりやすい気がする。

強い。


そして想いの部分だ。

ここに関しては歌詞を読めばそのままドストレートに伝わってくる。というか伝えてきている。

〜サビ〜

・地に足付け 頭雲抜け 進む前に前に前に
手をつなげば怖くないから そこまでお前は弱くないから
でもいつまでも そばにいないから
※Believe myway myway myway
(自分の生き方(道)を信じて、信じて、信じて)


僕がこのサビを聴いて感じる事は2つだ。


→常に上を目指す事は大事だが、浮き足立ってはいけない。着実に前に進もう。(調子にのるなってこと)

→周りが支えてくれることもあるかもしれないが、ずっとじゃない。だから自分を信じて、信じて、強く生きて。

どちらも大事でしかない!!!!


更に整えるとこうだ。


地に足をつけて着実に前に進むんだ。
現実は悲しい事にずっと周りが支えてくれるわけではない。だから自分を信じて。強く生きて。君はそんなに弱くない。

非常に現実味があるので
共感しやすい。

最後に背中も押してくれるので、
心の底から勇気が湧いてくるメッセージ且つ、最高のサビだ。

そしてサビ以外でもうワンフレーズ。


諦め悲嘆し嘆き悲しみ 自分慰めいたわるその間にも 僕らを必要とする誰かがいる どこにいる 探すことで変わる


→大きな失敗をし、自分の価値なんてないんじゃないかと思える時でさえ、必ず必要としてくれる人はいる。価値がない瞬間なんてない。あなたは大丈夫。動こう。世界は広い。


人は誰しも凹み、自分の自尊心が傷つけられる瞬間があると思う。まるで誰も自分を必要としてないかのような。

でも大丈夫なのだ。
それは目の前の小さな世界での事であって、
世の中にはもっと大きな世界がある。
あなたを必要としてる人は必ずいる。

だから動こう?

そんなメッセージがあるように感じる。

これはとくに、
なにかに挑戦して失敗した時に響く歌詞だ。
僕はこの歌詞に何度も救われてきた。

本当に素晴らしいフレーズだと思う。

MyWayの歌詞のいいところ。

それは生きてるとつい忘れがちだけど、人生において大事なことを何度も伝えてくれることにある。


【2】力を入れずとも口ずさめる歌・メロディ

これはもう説明が不用な気もしている。

MyWayは、最初〜最後まで、
一切声を張らずに歌うことができる。

まるで話しかけるかのように、歌うのだ。
聞いてても、歌っても、疲れることが一切ない。

虹プロでJ.Y.Parkも言っていたが、
この話しかけるように歌うというのは結構大事なポイントのようだ。

そしてメロディ。

とにかく心地よい。

僕は音楽に詳しいわけではないので
専門的なことはわからないが

・テンションを上げたい時
・疲れて眠りたい時

どちらでも聞けるリズム・曲調になっている。

一体どういうことだ?とも思う。

(もし他にもこういう曲があったらぜひ教えてほしい)

とにかく

・話しかけるように歌う
・どんなシーンでも聞けるメロディ
・力強いメッセージ

この三拍子は揃ったら、
そりゃ最強だな。

そう思うわけです。

MyWayのメロディのいいところ。

それは人生のどんな瞬間でも聞くことができる万能性だ。

【最後に】

・メッセージ性の強い歌詞
・万能のメロディ

「この2つを兼ね備えているのがMyWayだ」
というと抽象的すぎて良さが伝わりにくいが、上述のような解説を踏まえると少しイメージができるのではないかと思う。

以上、一部抜粋ではあるが15年間DefTechのMyWayを聴き続けた男の考察でした。

改めて思ったのは、

この曲は聴けば聴くほどハマっていくし、
シンプルに最高だな。
ということ。

地に足付け 頭雲抜け 進む前に前に前に。

僕はこれからも
この曲を聴いて生きていく。

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