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【Vietnam】ホーチミンの治安のお話

ご訪問頂きありがとうございます!

カフェで席取りをする時に
スマホを置いて席をキープ
その後オーダーの為に席を離れ
注文後に席へ戻ってきても
スマホがちゃんとそこにある...
という日本と比べ
ホーチミンはどうなのか...

私自身の体験と
日本人の友人たち
ベトナム人の友人たちから
聞き及んでいる
ホーチミンの治安について
お伝えします

基本的には治安は良い方

外国人が他国で生活する上で
自分の身は自分で守る
自己責任の上で行動する
ということは鉄則です

旅行者に向けて
よく聞く注意事項としては
・夜間にひとりで出歩かない
・人の往来がないような場所へは行かない
・自分の持ち物に注意を払う
などがあると思いますが
住んでいてもそれは同じ

基本的には
夜間の外出も
女性の独り歩きも可能
コンビニが24時間営業できる社会
という点では
治安は良い方と言えますが
鉄則は鉄則
油断は禁物です

私自身の実体験:二度のスマホ盗難

私はホーチミンで二度
スマホ盗難にあった経験があります

一度目は7年前
初めて旅行でホーチミンに来た時

▼一度目の状況はコチラをご参考に!

二度目は3年前
移住後一年ほど経った頃です

手法は一度目とほぼ同じ...
友人と待ち合わせをしていて
場所が曖昧だったので
Google Mapで確認しようと
バックからスマホを取り出して
アプリを立ち上げた時でした
後ろから走ってきたバイクが
歩道に乗り上げてきて
一瞬でした...

周囲には
路上販売のお店があったり
路上でコーヒーを飲んでいる人たちも
かなりいて
その瞬間を見ていた人は
立ち上がって
逃げていくバイクの男に
罵声を浴びせていました
(ベトナム語なのであくまで想像...)

スマホ・ケータイ盗難は
よくある話で
外国人に限らず
現地ベトナム人でも
被害にあったことがあるという話を
よく聞きます

たまに
ベトナム人のFacebookを
見ていると
盗難の瞬間の動画が
投稿・シェアされていたりもします

最近は私の周囲でも
あまり頻繁に聞かなくはなりましたが
やはり常に油断は禁物

私も
二度目の時は
一瞬でも油断をしてしまった
自分への悔しさでいっぱいでした

現地の友人・スタッフに助けられる

盗難にあった後
連絡手段がない中
幸運にも
待ち合わせていた
ベトナム人の友人に会うことができて
彼女に色々と助けてもらいました

まず
そのスマホを購入した量販店に行って
補償がきかないか聞いてみることにしました
ダメ元で...
当然ながら
日本のような盗難に対する補償はない...

しょうがないので
これまた友人に協力してもらい
シムカードと
安いスマホを手に入れました

盗まれたスマホには
会社から貸与されたシムが
入っていたので
新スマホの体制が整うまで
自宅PCから
メッセンジャーサービスを使って
会社にも連絡...

私が興奮している中
ベトナム人スタッフは
あまり驚くこともなく
淡々と
次回出勤時にシム再発行します...
と伝えてきました
珍しいことではないようで...
いや
その時点では
そう言うしか他にない...

次の出勤時に
シムカード再発行の手数料として
20,000VND(約100円:安!)
を自己負担で支払って
ベトナム人スタッフが一連の手続きを
してくれました...

当日
全面サポートをしてくれた
ベトナム人の友人と
その後の手配をしてくれた
ベトナム人スタッフには
感謝しかないです...

盗難されたスマホが戻ってくる事もある

実はスマホ盗難事件の話には
盗まれたものが戻ってきた
というケースもあります

Grabバイクのドライバーが
 追いかけて取り戻してくれた話

これは近しい人から
聞き及んだ話です

日本人が多く住んでいる
マンション前でのお話
ある日本人が
職場からマンションへ帰り着き
会社の送迎車から降りたところで
持っていたスマホを
バイクの男に盗まれました

それを近くで見ていた
配車サービスGrabバイクのドライバーが
その犯人を
バイクで追いかけたんだそうです

数分後
そのGrabバイクが戻ってきて
犯人から取り戻されたスマホが
持ち主の手元に戻ってきた...
というお話

悪い奴ばかりではないんです

▼防犯カメラで犯人特定

こちらも
ある近しい日本人の友人の
実体験です

勤めている会社で
内輪のパーティーがあり
1階のエントランスホールに
設けられたパーティー会場で
飲食を楽しんでいた中
気づいたらスマホがない!

自分の座っていた席の
後ろの棚に置いていたはずなのに...

内輪の会なので
社内の人間しかいないはず...
社長と相談の上
防犯カメラで
犯人とスマホの行方を
探すことに...

すると
そこには
取引先の従業員である
ベトナム人スタッフが
入口から入ってきて
スマホを持ち出した姿が
バッチリ映っていたそうです

取引先へ連絡をして
当人へスマホを返すよう要請
2日後に
持ち主の彼女のもとへ
スマホが戻ってきたとか...

犯人と言うべきかどうか
持ち出した理由が曖昧な説明だったらしく
はっきりしなかったのですが
ひとまず
スマホは戻ってきたということで
特にはお咎めなしで
水に流したらしいです

バックを盗られそうになり
抵抗して傷を負ってしまった話

本人たちから直接聞いたお話です

▼バックを守りバイクに引きずられる

これは3年ほど前の話です

深夜3時頃だそうです
その時間ともなれば
さすがに大通りであっても
人通りはないのですが...

残業の為に帰りが遅くなり
徒歩で帰宅途中
もう少しで自宅に着く
という直前で
二人乗りのバイクに
バックを引っ張られ
バックを死守しようとして
バイクに数メートル引きずられた
という話です

腕に擦り傷の後が
今でもかすかに残っているらしいです

▼Grabバイク乗車中にひったくり

これはつい最近の話です

彼女は通勤時
配車サービスのGrabバイクを
毎日利用しています

その日も
いつものようにGrabで帰宅途中
市内の割と大きい幹線道路を走行中に
後ろからやってきた
二人乗りのバイクの
後方に乗っていた男に
肩に掛けていたバックを
引っ張られたそうです

バックを死守しようと抵抗して
バイクごと道路のど真ん中で転倒...

腕や脚に擦り傷を負って
かなり流血もした...
と言っていました

その話を聞いた時
本当に彼女の命があって良かった...
と思いました
同時に
私も気をつけなければいけない...と

まさか
走行中に襲われるとは
想像もしていないので...

その経験依頼
彼女はバックを
体にフィットするものに変えて
加えて
体力作りに励むようになりました

環境を理解し適応する

日本と比較してみると
バイク社会であるがゆえの
出来事が目に付く気がします

他にも
聞き及んでいる話は
少なからずありますが
いずれも
外国人に限らず
現地ベトナム人にも起こっていることです

現時点で自信を持って
治安が良いです!
とは言えませんが
良きも悪きも個の姿勢次第

どこの国でも
平和だと言われる日本でさえも
危険な目に遭うことは
少なからずあるはず

自分では避けられない
状況になることも
あるかもしれませんが
身を置いている環境を
理解しようとする努力を惜しまず
柔軟に適応し
油断することなく
過ごす必要があると思っています

いざという時には
絶対にお世話になるであろう
現地の方たちへの
敬意も忘れずに!

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最後までお読み頂きありがとうございます!

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