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ナイチンゲール

みなさんこんばんは、えび丸です!

今回はナイチンゲールについてです。

ナイチンゲールと言えば、看護界に大きく貢献した人物ですね。
この方が一体何をした人なのか見ていきましょう。


ナイチンゲールがやったことは何ですか?

フローレンス・ナイチンゲールはイギリスの看護師であり、世界初の看護学校の設立や病院建設など医療制度の改革に大きく貢献しました。 彼女の功績としては、1853年から1856年の間に行われた「クリミア戦争」での貢献が有名で、フローレンス・ナイチンゲールと看護婦団の働きにより死亡者数が大幅に減られたと言われています。


ナイチンゲール年表

1820年5月12日両親の新婚旅行先であったイタリア・フィレンツェで誕生1851年(31歳)ドイツのカイゼルスベルト学園で看護師の勉強を始める1854年(34歳)クリミア戦争下のイスタンブールの野戦病院で看護活動に2年間従事
1860年(40歳)ナイチンゲール看護学校創立
『Notes On Nursing(看護覚え書き)』出版
この頃から慢性疲労症候群のような症状により、以後ほぼベッドの上での生活になる
1863年(43歳)『Notes on Hospitals(病院覚え書き)』出版1901年(81歳)失明する
1907年(87歳)女性で初めてメリット勲章を授けられる
1910年8月13日(90歳)ロンドンにてその生涯を閉じる


世界初の看護学校

ナイチンゲールはウスキュダルの野戦病院での功績が認められ、オスマントルコ皇帝から1000個の金貨を与えられます。さらに英国に帰国後、加えて4万5000ポンドの功労金を支給されたのを機に、看護師と医療関係者の教育のため、生活保護のためにナイチンゲール基金を設立し、ロンドンの聖トーマス病院内に看護婦養成学校を創設します。

ナイチンゲールが創設した看護学校は、看護知識の教育だけでなく病院管理の教育も出来る看護学校である上、宗教に関係しない世界で最初の看護学校でもあります。


看護体制の設立


1860年40歳の時に出版した『Notes On Nursing(看護覚え書)』は、看護の原点と基本的原理が論述されており、現在でも看護教育の教本としてベストセラーを誇っています。

1863年の著書『Notes on Hospitals(病院覚え書き)』では、患者一人における療養空間、窓やベッドの配置方法など病院建築におけるナイチンゲールの考案が理論的に記述しています。

このほかにも数々の著書を執筆し、1907年87歳の時には女性で初めてメリット勲章を授かりました。

ちなみに、現在当たり前となっている病院内のナースコールやナースステーション、病床の配置など病院建築の形体を考案したのもナイチンゲールなのです。

数々の医療衛生改革により、現代でも続く近代的な看護体制を確立したナイチンゲールが生まれた5月12日は、“世界看護の日”となっています。


名言

I attribute my success to this – I never gave or took any excuse.
私が成功したのは、言い訳をしなかったからです。

Were there none who were discontented with what they have, the world would never reach anything better.
自分の持っているものに不満を持つ人がいなければ、世界はそれ以上のものに到達できないでしょう。

Rather, ten times, die in the surf, heralding the way to a new world, than stand idly on the shore.
波打ち際でぼんやりしているよりも、新しい世界への道を示すために波に飛び込んで死ぬほうが10倍マシだ。

For the sick it is important to have the best.
病人には最高のものを用意することが重要である。

The very first requirement in a hospital is that it should do the sick no harm.
病院の第一条件は、病人に害を与えないことである。

ナイチンゲールの時代に90歳まで生きていたのはすごいですよね。
ナイチンゲールのような方の活動が医療の発展に貢献していることが分かりますね。
厳しい世界ではありますが、ナイチンゲールのように強く生きて、社会に貢献出来たらいいなと思います。

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