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我が甥っ子への手紙~『書く習慣』が身に付く 1週間プログラム5日目~

注)この記事は、「『書く習慣』が身に付く 1週間プログラム5日目」の課題

あなたには新社会人になる甥がいます。伝えたいことや、アドバイスしたいことはある?

に対しての投稿です。「甥が尊敬しているおじからの手紙」という設定で書いていますが、書き手の「おじ」と「新社会人になる甥」は架空の人物です。

親愛なる我が甥へ
新社会人、おめでとう。「もういっぱしの大人だな」と言いたいところだが、今のところはまだまだひよっ子だな。
これからは学ぶだけでなく、自分の力で、自分から道を切り開き、自分で考えて行動をとりなさい。ただ受け身ばかり取ってはいけないよ。待ってばかりのままでは、誰も教えてくれないからね。
わからなかったら、積極的に周りの人たちに聞くようにしなさい。仕事で頑張ることはいいことではあるが、あまり根を詰めすぎるなよ。
新しい世界や体験は、君の世界観や意識を広げてくれる大きな手助けになると思う。思う存分楽しみなさい。
それから、頼りになる仲間を作った方がいい。仲間からのアドバイスも君を助けるために役に立つぞ。
もし、職場で大変なことや辛いことがあったら、抱えることなく、自分ひとりで解決しようとするんじゃないぞ。どうしても解決できない悩みがあったら、親でもいいし、友達でもいい。話すことだ。そして、頼るように。
それでも解決できなかったら、職場から離れることも一つの手だ。職場から離れることは、「負ける」ことではない。生きるために必要なことだから。死ぬまでにそこにしがみつく必要はない。生きていれば、また違うフィールドで、また新しい体験ができるのだから。
心身がボロボロになるまで働くことはない。死ぬ気で働く時代はもう終わった。働くことだけがすべてじゃないぞ。「働く」ことよりも「生きる」ことの方が大切なんだ。
「生きる」ための幅を広げなさい。漫画でもいいし、小説でもいい。いろいろな本をたくさん読みなさい。映画や舞台を観たり、美術館や博物館をめぐるのもいいぞ。「生きる」こと自体が楽しくなるし、君の見識が一層広がる。
そして、毎日じゃなくてもいい。モヤモヤしたことやうれしかったことなど、その日にあったことを何でもいいから日記帳なりnoteなりに書いて記録しなさい。記録しておけば、時間がたっても「その時何をしていたか」がすぐに思い出せるからな。
新社会人生活、応援してるからな。無理するなよ。おじより。

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