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渓流釣りにソールタイプは有効か  〜Pazdesign BS フィットハイブーツウェーダー FS レヴュー

近年渓流に入る機会が減ってきており、そのタイミングで一足しかないウェーディングブーツに寿命が来た。モチベーションを上げるため、以前より気になっていたPazdesignのウェーダーを購入することに。

なぜブーツでなくウェーダー かというと、今回は、今まで手を出した事のなかったソールタイプにしてみたからです。

ということで本日はそのインプレ。

今回私が購入したのはPazdesignの BS フィットハイブーツウェーダー FS というモデル。

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以下HPより抜粋〜

「行動派のアングラーに最適なモデル。ウェーディングの際に起こる体力の消耗を最小限に抑える設計にしました。最大の特徴はサスペンダー無しのチェストハイ使用が可能になっており、従来のサスペンダー式によるストレスと肩こりが解消されています。腰まわりはクロロプレーン素材をマジックテープでしっかりとホールドする為に、腰への負担が軽減されました。足上げや歩行のストレスを感じさせない立体裁断によりフィッシングが楽しく軽快になります。」


Pazdesignさんはアイテムがどれもオシャレで、小物系アイテムなんかは普段からけっこう購入しております。使いやすくてGOOD。

そして今回購入したウェーダー 。こちらは以前より狙っていたアイテムです。数年前の初期モデル発売のあたりから「ああ、これいいなあ」と思っていたんですな。

私がウェーダー を使用する環境ってのはけっこう限定条件が多く、

1、短時間の利用が多い

2、頻繁に使うこともある

3、まったく使わないこともある

4、基本、車に積みっぱなし

5、洗ったりのメンテナンスが苦手

6、メインフィールドは山間部の渓流

などと不精丸出しの理由も半分くらい含まれていますが、「ちょっとそこまで」感覚での沢歩きや渓流釣りが年間を通して、かつそこまで多くない頻度であるわけです。

ソックスタイプを利用していて困る点は、利用されている方ならもうみんなそうだと思うんですが、

1、洗う(干す)のが面倒

2、履くのが面倒

3、石や砂が隙間から入るのが面倒

という、これまた不精な理由が占めるわけです。

ソールタイプは上記の不満点を解消してくれるんじゃないかなー?というのが購入理由になります。

そしてもう一つ、今回こちらのモデルに惹かれた理由は、このベルクロシステムです。今までのショルダーストラップ型ではなく、腹部をマジックテープで締め抑えるシステム。これラクそうでしょ?それに肩コリ防止にかなり良さそう。

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ブーツがオシャカになったその夜にポチッとしました。ウキウキです。もう実物見た途端に大満足です。買ってよかった!(まだ履いてもいない)

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さて、勢いよく購入したわけですが、なんと今年は4回ほどしか着用の機会がございませんでした。渓流釣り全然行けなかったのよね、ちょっと忙しくて・・・。それでもこれまでの感想と、プラスこの記事を書くにあたって先日軽く沢歩きして今一度フィーリングを確かめてきましたので、インプレにしたためさせていただきます。

結論

1、モノは相当良い

2、胸元のベルクロ式も最高に良い

3、ソールタイプは渓流に向かない(完全に本人のミスチョイス)

以上です。もうわかりきった結論でごめんなさい。やはりソールタイプは渓流釣りには使えません。Pazdesignさんのアイテム云々以前のハナシです。というかアイテム自体は最高でした。

岩場を歩くのにソールタイプのチョイスってのは、たとえ短い時間でもダメね。確かに脱ぎ履きは簡単なので準備や片付けの時間は大幅短縮になりますが。それを差し引いても肝心な現場での使用感がイマイチすぎる。まずソールタイプだと水中の岩を掴みきれないし、足首グキッとなる機会が多過ぎて単純に危ない。渓流釣りはウェーディングブーツ一択です。もう返品したい(爆)。

ただまあ、里川や幅の広い本流域での釣りにはめっぽう良い選択肢なんでしょうな。わたしは基本、木々の生い茂るような山間部の渓流にしかいかないので難しいと言わざるを得ませんが・・・(いまこれしか無いので履いてるけど)。

そして、皆さん知りたがるサイズ感と実際の着用感について。私が今回購入したのはMサイズです。

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わたしの身長は174センチ、体重65キロ。足のサイズは26.5センチ、若干幅広。普段履くスニーカー、たとえばVANSなんかだと26.5センチですが(26cmだと縦にちょっとキツイ)、今回のチョイス、私にはピッタシでした。厚手のソックスを履いてぴったりって感じ。2枚重ねだと少しキツイかも。脚は短いほうですが(股下74〜75くらい)、こちらはもちろん余裕です。

何よりもこのベルクロシステムが素晴らしい。フィット感最高です。

着用の際はいったん脚を通したら、その場でコマネチのポーズをしてください(または股割りのポーズ)。その体勢でベルクロを締めるとウェーダー 内の空気が抜けてしっかりフィットします。これをせずに水に入りますと中の空気が浮き輪状態でバランスがとりづらくなる&転んだ時に危険なので、空気抜きはお忘れなく。

またシルエット面でも臀部から脚部にかけて立体裁断されているので、履き心地もバッチリ。それとスパイク底も当方初めての仕様だったんですが、これも良いですね。苔の上でも若干の安心感があります(スパイク鋲の打ってないモデルもあり)。

そして素材について。ブレスシェード透湿防水加工3レイヤーって素材ですが、全然蒸れません。私けっこう汗っかきなんですが、これはストレスフリー。ただし足元は長靴ですので若干の籠りは感じます。それでも一体型なので蒸気が上に逃げるためか、普通の長靴よりは全然籠りません。ここはソールタイプの利点かなあ。

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耐久性もある程度は丈夫じゃないかなと思います。砂利に肩膝ついてキャスティングしたり、大岩に腰掛けてランチタイムをとったりしたんですが、今のところ全く問題はなさそうです。

いやーしかしながらこのBS フィットってモデル自体は最高です。今あるのが壊れたら、ソックスタイプもこれにしよう。皆さんは是非ともチョイスを間違えずに長く使える良いものをお選びください。


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