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福岡遠征紀行文②

お出汁やお漬物が欲しくなっているときは明らかにミネラル不足…。

催し物が11時半や12時開場なのは遠方から足を運ぶものにとってはとてもありがたい。前乗りしているともっとラクだ。

知人がタクシーの中にスマホを忘れたと言うのであれこれ手配などしたりする余裕すらあり(無事スマホは帰ってきた)だから荷物は最小限が一番いいので財布とスマホとモバイルバッテリーしか持ち歩かない。荷物の少ないオンナでいたい。

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(お土産をいただくのは嬉しい)

今日の一番の目的が終わってから、東京からきている若い友人とそこからすぐ近くのもつ鍋を食べにいくことにした。

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おおいし 住吉店
092-476-3014
福岡県福岡市博多区住吉4-8-21
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40000463/



予約をせずに伺ったが「このあと1時間で食べ終わるなら席を用意できる」と提案していただけて、美味しいもつ鍋を食べることができた。

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(追加野菜とちゃんぽん麺をトッピング)

「ばえさせる」ためにもつが上から見える鍋が近頃でてきているらしいが、本来は沈んでいて見えないものらしく、そちらのほうがたしかに美味しかった。しょうゆベースのスープもキャベツとよく合った。

えびめんたいもいただいてきっちり17時55分でお会計してお店を出て友人と別れた。


一旦ホテルに戻って着替えて遊びにいこうと、昼間の催し物会場の前を通りがかったときに薄い色のデニム、黒い革ジャン、マスクは顎に引っ掛けて黒いリュックを片方の肩に背負っている成人男性とすれ違った。

静かに驚いたわたしに気づいた彼は「あーおつかれー!」と声をかけてくれた。わたしがわたしであるとはもちろん分からないだろう。昼間に会って話してはいたが「赤い靴ステキだね」と言ったことなどきっと彼の記憶に残っているはずもなく、おそらく「自分をみて驚いた相手」に対する日常茶飯事な条件反射だったのだがとても嬉しかった。わたしは声を出さず小さくバイバイと手を振ってその彼の行く先を追うことはなかった。うまく笑えてたかどうかは謎。

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(静かに興奮したわたしの目に飛び込んできた店)

以前友人の演奏会のお見送りで「すきやきにはたまごが合いますね」と声をかけてきた方がいて友人は「そうですね!」とにこやかに会話していた。それくらいの柔らかさをもっている友人が好きだし、どちらかといえば固まってしまうわたしにはとても勉強になった。本番後は気持ちも普段と全然違うし、さっさと解放されたいときもあるから、わたしにとっては嬉しいすれ違いも彼にとっては疲れさせてしまったかもしれないと思うと少し申し訳ない気持ちもした。

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着替えて散歩していると、異様に小さなドアのお店をみつけた。

札幌にはないアリスのお店で、某カードを集めて封印する少女マンガとコラボ期間中ということもありふらっと入っていくつかお土産を買った。

スマホを無事に受け取った知人から連絡が入り、彼女は結局朝から何も食べられず仕舞いだというので何を食べたいか訊いて近場のお店を調べ、少しだけおしゃべりした。

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(福岡はやきとんというらしけど北海道のやきとりというのは豚串のことでもあり…似てるね)




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