縁結びの神様⑪あの日だけどエッチOKよというヘッチャラ姫

縁結び日の神の6番目に登場するのは、美夜受比売（ミヤズヒメ）

英雄・倭建命（ヤマトタケル）の妻のワン・オブ・ゼム。

日本書紀では宮簀媛っていう字が使われています。

古事記では、私の住む、尾張の国造の祖先と位置付けされていて親近感が湧きます。

ヤマトタケルが父親に疎まれ、東国遠征に行かされた時、真っ先に向かったのは伊勢。

叔母の倭比売命（ヤマトヒメミコ）に会い、東国遠征の門出に「草薙の剣」と「ふしぎ袋」を貰いって、このふたつがヤマトタケルの命を救います。

このふたつの道具を携えて向かったのが尾張。

ミヤズヒメの家により、結婚の誓いをしますが、東国遠征を前に、仕事を優先したのか、誓いのみで、結婚は先延ばしして東国に向かいます。

ミヤズヒメは待ちぼうけ、となったのね。

東国遠征からヤマトタケルが尾張に戻ってきて、さて、結婚。

披露宴が開かれます。その時、ミヤズヒメの着物の裾に血がついていて、
ヤマトタケルが、「もしかして、生理？」と少しユーモアを交え、それなら初夜は無理だよね？と歌で聞くと。

ミヤズヒメは、

「あなたが待ちぼうけをくらわして、月日が経ってしまいました。だから、月経になっちゃったのよ！」と非常にうまい「言霊」遊び、ユーモアあふれる返歌をし、「気にならなければ、今日の初夜はOKよ！」とヘッチャラで返事をするの。

要するに「ヤマトタケルは姫の月の障りをおして交わった」ことになります。

生理で嫌がる姫をヤマトタケルが組み敷いたのではなく、「生理中の」の「初夜」は合意のうえ。

このあたり、ヤマトタケルの性格が出ているような気がします。

もう一人の妻、弟橘比売命オトタチバナと同じように、女性を大事にする
フェミニストでもあるみたい。

同じモテ男でも女好き大国主命オオクニヌシとはがつがつ度合いが違うようにお見受けするわ。

まぁ、ハッキリ言って「あの最中」に交わったところで「子」はできないんです。

それに普通は血まみれで・・・というのは敬遠しますよね？
それでもOKよ！と

「今この瞬間」を大事にして「素直な気持ち」をユーモアたっぷりに
言えるミヤズヒメって素敵ですよね！

自分を大切にして「愛を成就させる」縁結びの神様として推しますわ！

ミ＝美・深・実・魅

ヤ＝矢・野・家・笶

ズ＝素・栖・主・守

このミヤズヒメの「言霊」とあなたの名前がシンクロしていたら
「良き妻」になれることマチガイなし！

名前のなかに隠された秘密がいっぱい！
あなたの名前には、どんな神様がいらっしゃるのかな？

朝目が覚めると
恋愛の神様が
目の前にいる景色を見たいあなたへ、、、

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