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40th Anniversary Final THE STREET SLIDERS「Thank You!」個人的備忘録 仙台編

秋ツアーが終わってしまう現実から逃れる為に公開してみた前ツアー「ROCK'N'ROLL」備忘録
自分でも思ってた以上のビューがついて正直ビビっちゃった

今までどんなライブ見てもこんなことしてみようと思った事はなかったのに
一度はもう2度と見る事もできないと思ってたスライダーズはやっぱり私の人生にとって多大なる影響を与えた始祖にして母なる大地なんだなとしみじみ思い知らされた

小学生のときこっそり起きて聞いてた深夜のラジオで出会ったその日から全てが変わった

のちに公平さんは覚えてないなと言ってたけど、ほんとはハリーと2人で出演する予定だった番組に親知らず抜いたハリーが来なくて(ハリーやなあ)急遽公平さん1人での出演になった番組だった
コレ読んでる人で覚えてる人いるかな
もしかして音源持ってる人とかいるかのな
もしいたらぜひ今もう一回聞いてみたいのでどうにかして音源を下さい

その日からくそ田舎の山奥で姉や友だちと泥んこになって遊んだりテレビ見たりゲームしたり漫画読んだりという当時の普通の小学生の日常から完全にドロップアウトしてしまった
自分の部屋に引きこもって食事以外はずーーーーーっとラジカセと向かい合う日々
テレビも一切見なくなって友だちとの昨日見た〇〇の話しにはついていけなくなった
そこからどんどん他のバンドにも出会いそのルーツを追いかけて洋楽にもハマって行き、平成の世にビートルズとボブディランとT-REXとロバートジョンソンを同時に聴くわけわからん中学生が誕生していた
当たり前だけど私の身の回りでそういう子は皆無で、当然趣味の話が合う相手もいなかった
(たまに先生とか友だちの親と話が合った)
あまりにもそういう相手がいなすぎて高校3年生の時軽率に「クラプトン聞くの?」と話しかけてきた人と高校卒業したとたん勢い余って結婚してしまったくらいだ(勢いに任せた割には今でもその人は夫である)

イーーヤめちゃくちゃ自分のこと語るやん
でもそういう人は多いんじゃないかな
ファンの青春に取り返しのつかない大きな染みを作っていつまでも消えない存在
音を耳にしたら一瞬でその頃にタイムスリップさせてしまう存在
それがスライダーズ

とにかくスライダーズと出会ってなかったら確実に今の仕上がりの私ではなかった

解散後のそれぞれの活動もかけがえのないものだったけど
あのままスライダーズが解散してない世界線も今となってはもはや考えられないけど
解散後にしか分からなかったそれぞれ個々の魅力もたくさんあるけど
そしてもうソロはやらないとか言われちゃったらそれはそれでイヤイヤソロもまだもっと見たいよと思ってしまう身勝手さではあるけれど
やっぱりあの4人が揃った時のフィット感はもうどうしようもない
私にとっても恐らく本人たちにとっても
4人の個性が最上級で絡み合ってしまう事実はもう本人達も認めざるを得ないのではないか
「呼び合う欠片さ 俺たちは」
JOY-POPSで発表された時は二つの欠片かと思っていたけど
どう考えても4つの欠片が呼び合っちゃってるでしょ

4人のスライダーズ
まだまだ続くよね
40周年というイベントは一旦終わるとしても
それぞれのマネジメント問題とか諸々あるとしても
既にそれぞれ活動されてる他のバンドやユニットがあるとしても
もう2度とこの4人で音を出す事がないなんて到底思えない
こんな復活ステージ見せられたらそうと思わなきゃこの先の人生を生きていけますか?わたしはムリですね
次もきっとある
わたしはそう信じてる
でもソロもユニットもぜんぜんまだまだもっと見たいんだよ〜〜
手に入れたものだけじゃ足りないのさ〜♪

早く備忘録を書けよ
多くを語りすぎない寡黙なスライダーズを好きになったはずなのに
普段スライダーズの話をする相手がいなすぎてどうしてもダラダラ語りすぎてしまう

仙台

春ツアーとか言っときながら雨がそぼ降り時折雪もチラつく極寒の春分の日
東北在住の者としてこんな日に来ていただけるなんてなんかスンマセンという気持ち

正直この日の事を記憶出来ている自信はほとんどない
なぜなら恐れ慄く席番のチケットを持っているから
発券してから1週間この番号のチケットを持っているという事実が少しだけわたしを強くしてくれる、いつもより誰かに優しくなれる
そんな番号だ

ぶっちゃけ去年のスライダーズ再集結以降の私はなぜか恐ろしく引きが強い
一応公平さんの有料FC会員であるというブーストかかってるとはいえそれにしても良すぎて怖い
(この事についてはいずれ時が来たらnoteにでもまとめておこうと思ってる まじで尋常じゃない事が起こったので)スライダーズ関連以外でもミラクル連発しててコレ私死ぬんじゃないか?とちょっと怖くなるほどだ
ただしちゃんとなんてことないところでクルマ擦ったり帳尻合わせのプチ不幸には見舞われている

秋ツアーで極悪下劣高額転売ヤーがいたせいで春ツアーでのFC優先枠は1人1会場になってしまった
この枠をどこにブチ込むべきか
秋ツアーの時と同様、春ツアーが発表された瞬間は一旦脳が溶けて「ぜんぶ行きたい」と思ったけど現実的には秋に受験生だったやつがいよいよ進学だ引っ越しだと諸々手続きも金もかかるのが春だ
そしてスライダーズ以外にも恋に仕事に他ジャンルのオタ活にと忙しい私の資金も有給も家族から得られる理解も無限にはない
私にとってはどこの会場だろうがAll遠征
確実に日帰りできる唯一の仙台に賭けるしかなかった
あと秋ツアーのとき仙台で繰り広げられたメンバーのイチャつきぶりが忘れられなくてここでならまた何か良いことがある予感がした
この予感はたぶん大当たりだった
他は交通手段的に新潟、立川、NHKどれかが取れたらラッキーくらいの気持ち
しかしRISING SUNの時リベンジを誓った北海道
若い頃何度も訪れて好きすぎて自分の子どもに沖縄民謡由来の名前をつけてしまったほどハマっていた沖縄の魅力も捨てがたかった
頭では諦めようと思ってるのにチケット残ってたり立ち見席の案内が出る度に無意識の自分がポチってしまいそうになるのを必死で耐えた
わたしの脳裏には公平さんのFC向け新年会での発言が焼き付いている
ここでムリしたら後々大変なことになると思った
そして発表された野音である
あっっぶなかったーーー!!!
仙台と新潟が取れてて更に野音の次の週に沖縄とか4週連続遠征はさすがに財力と体力が大爆発するとこだったーーー!!!
もし沖縄取ってたらふつうに爆発させてしまってたと思うけどーーー!!!
そりゃメンバーはそのペースでLIVEやってくれてる訳だからそこは本当に凄いと思う
とにかく全箇所行きたい衝動をグッと堪えに堪えてもぎ取ったFC枠の仙台だった

秋ツアーの時も今回も自分の目で見るまでネタバレは極力避けたかった
SNSの類いは『あんたスライダーズ好きだろうホレホレ』と野暮なAIが流してくるオススメを目のピントをぼかしてセルフモザイクでどうにかやり過ごしていたツアー初日
立川終演後に通知入れてある公平さんのXにドドーーーーンとステージの写真があがって盛大にズコーーーーッとなった
できれば……できれば衣装も……衣装も当日まで知りたくなかったァ……
とはいえ本人達や公式から発信されるものはネタバレじゃなく前菜の一部と捉えているので無問題

アーティストによってはツアー終わるまでネタバレは避けてねと公式に名言してくれる人もいるけどそれでも情報は飛び込んで来てしまうのが現代だ
あまりピリピリしすぎない程度に自衛しながら迎えた当日
物販や開場待ちの列でも油断は禁物である
多公演の遠征組から〇〇の曲がヤバかったよね〜なんてお喋りが飛び込んでくる(秋ツアーでコレを喰らった)
豊洲の音源をイヤホンで爆音にしておく

物販はもともと毎回そんなに買うものなくて
既に家族に内緒の引き出し3つくらいに所有欲だけで集めた着ないグッズTシャツがぱんぱんなので自重してガチャの列に直行
1人3回まで回せて並び直せばループ可能
早めに列に並べたのであっという間に2ターンできた
3回までといわれちゃうと2ターンで6回まわしたくなるのが性だけど初めから決めてた予算通り初志貫徹
5回まわしてダブりなし
1個めでいちばん欲しかったハリーの赤いエクスワイヤが出てここでも謎の引きの強さを発揮
4人のフォーメーションが揃ってぜんぜんコンプリートは目指してないので満足だ
秋ツアーの時の缶バッジガチャも合計7回?くらい回したけどダブったの1個だけだった

会場に入ると思ってた通り撮影は禁止
まあ誰も聞いちゃいなかったけどな
我が子くらいの年頃の係の男の子が先輩らしき人に「ちょっとでもスマホ構えてる人がいたら注意して!ちゃんと言われたことやって!」って目の前でめちゃくちゃ詰められててカワイソウでとてもじゃないけどスマホ取り出す気になれなかった
客入れは秋ツアーとほぼ一緒
プレイリスト作ってめちゃくちゃ聴いてたからアガる〜⤴︎⤴︎⤴︎
そして覚悟はしてたけど席がやばい
去年のトークネットホールより気持ちステージが低いような気がしてより臨場感がスゴかった
とてもうまく呼吸できるわけがない
メンバーを見るために私の視界を遮るものが何もないどころの話じゃない
私の視界にはメンバーしか見えない
酸素の供給が絶えて脳細胞が死んじゃう
複数公演の参加が難しい代わりに濃厚な1回に賭けたわたしの判断は間違いじゃなかった
「やばい」
「死にそう」
「うそでしょ」
いかにもオタクの口から発せられそうな単語がぜんぶ見事に口から出てた
最終的にわたしの理性を吹き飛ばしたもの
アンコール前のラストの曲でわたしの手の甲に公平さんの汗が降ってきた
ワンチャンわたしのヨダレである可能性も否定できないけど滴る汗の一粒までガン見していたのでほぼ間違いない
そこで記憶が飛んでもう何も思い出せない
備忘録おわり

うそうそ

楽器がどうとかセッティングがどうとかそんなのはぜんぜんわっかんない でへ
こんなやつがこんなとこ座ってまじですまん
そういうのが知りたくてうっかりここ覗いちゃった人にもほんとごめん

とにかく記憶がかき消される前に覚えてること

衣装は4人ともほぼ公平さんのXにあがった写真の通り
めちゃくちゃガン見したから解像度には自信あり

ハリー
柄織が入ったブルーのスリーピース
秋ツアーより少し丈が伸びたジャケットは公平さんとシルエットが近くなってより2人のツイン感が増していたただ時々裾がギターに引っかかる場面もあった
ピンクのスカーフ
メンバー紹介で公平さんから「ハリーちゃん」って言われた瞬間シュルシュルッと取ってみせる
カメレオンピアスにカメレオンネックレス
指輪はあのあれいつものやつ
アンコールでは靴と色を合わせたようなブルーのスカーフ
白地にペンキをピャーと飛ばしたようなカラフルな靴下
ハリーが靴下を履いているという概念すら今まで抱いたこともなかったけど
わたしは初めてハリーの靴下をこの目で見た
自分の眼球をGoogleレンズにしてブランドを特定したかった
ソウルとシューレースが黒いゴッホの星月夜柄のスニーカータイプの靴
靴どこのブランドだろ
ググってみたけど全く同じのは出てこない

ちょっと違うけどこんなの


ハットはもしかして秋ツアーの時と同じかもしれない
グレーともブルーともグリーンとも見える絶妙な色合い

公平
ナポレオンジャケット秋ツアーのに近いゴージャスめの飾りがついたゴールドラインで腕にエンジっぽい赤ライン
「少年とギター」のジャケットに写ってるやつみたいにジップ付き
中にジャケットの赤ラインと同色のエンジに近い赤Tシャツ胸に黒地でこう…ぶあーっとした柄が入ってるんだけどなんとも形容しがたい
マンダラのコースターみたいな模様(通じるのか)
靴は白黒ウイングチップ
チラ見えする程度におでこに汗どめ?みたいなの巻いてたと思う

ジェームズ
ぱっと見ハリーと色違いにも見える織柄が入ったネイビーっぽいブルーのジャケット
靴がピッカピカに輝いていた
秋ツアーではいつものトカゲネックレスだったのがTOKYO JUNKネックレスになってた(シルバーの方かな?)
数珠ブレスは健在

ZUZU
なんとも形容しがたいグレーっぽいけど光沢あるシルバーの地に割とカラフルな細かい柄が入ったシャツ
背中にバスドラと同じ陰陽☯️スライダーズマークがバーーン
陽があれば陰があり、陰があれば陽があるように、互いが存在することで己が成り立つ
そのマークを背中に背負う男
終演後ハリーに後ろ向けってされてイチャイチャしてたのがたまらんかった
帽子秋ツアーとちがう真っ黒のハンチング

ハリーとジェームズのアクセ
ZUZUの背中
そして公平さんのピックに刻まれた文字
頼むからもう再結成って言ってくれ

開演前の諸注意がアナウンスされるともう手拍子が始まってめちゃくちゃ歓迎ムード
これ秋ツアーの時もそうだったなあと記憶が蘇る
登場はもはや定番
はじめにジェームズさん
次にZUZUさん
少ししてハリーと公平さんがほぼ一緒に出てくる

終演後に周りから秋ツアーより1曲多かったね〜とか秋にやったあの曲やらなかったね〜とか話してるの聴こえたけど私は1曲ごとにウワァ!グハァ!となるばかりで何を何曲やったとか全く覚えてる場合ではなかったのでネットで拾ったセトリに覚えてることくっつけました
MCはニュアンスで

「Hello!!!!」
武道館の時のように一点ハリーに照明があたる
1.Slider
これは初日にうっかりネタバレ踏んじゃってた
でも書きたくなる気持ちわかるよ
今のスライダーズで聴けるなんて
来ると分かっててもいざ目の前であのイントロを浴びたらもう即号泣
どなたかのレポで音響にトラブルあったとか読んだんですが、えっと…あの…ま、マジですか?
私は目の前の光景を脳が処理する速度が追いつかなくて「カッコイイ」意外何も考えられなかったです

「どうもこんばんは“スライダーズ”です」

2.おかかえ運転手にはなりたくない
一曲目であれだけブチあげておきながら???
イントロ公平さんとズズさんのアイコンタクトがグッときた
「飛んでっちまう〜」のあとのあと一歩でやりすぎちゃうよ〜くらいの重厚なタメ
鳥肌
3.Angel Duster
4.Let's go down the street
ズズさんがスティックを打ち鳴らしながらカウント
ズズさんの声はこの時と後半に自身への声援にしっかりと「Thank you!」と言った時はっきり聞こえた
ハリー途中で袖に向かって☝️の合図

5.のら犬にさえなれない
6.Dancin' Doll
7.すれちがい

武道館からめちゃくちゃ進化してる
ラスト 静寂を破るハリーの「ガッ」1撃カッティング
からの公平さんの警笛の音
Joy-Popsでやってた時も武道館の時も徐々にフェイドアウトする感じで終わってたけどたぶんRISING SUNの時からラスト1音だけ下がって終わる
そのスタイルがいよいよ確立した感じでもーーうゾクゾクした
真っ赤な照明もヤバい

8.ありったけのコイン
もう心が子供部屋に閉じこもって聴いてたあの頃に完全に引き戻される
イントロ聞こえないはずのピアノの音も聞こえてきちゃう

「新しいやつを」
9.曇った空に光放ち
ズズさんの“ドン!ドン!ドドドン!”のとこで照明バーン最高
もはやこのリズム隊ありきでなきゃ考えられない
10.ミッドナイト・アワー

公平さんと向かい合わせで腰をおとしてハリーカウント 「ワントゥースリーフォー」
ちょっとだけ声がガラガラしてる
少しだけ声出しにくそうな歌詞が聞き取りにくい瞬間があってその様子見た公平さんがコーラス頑張ってた

「公平がやろうかって言うからメンバーの紹介をしようか 知らないやつがいたら可哀想だからな」
この時もちょっと声ガラガラしててわたしには少し聞き取りにくかったけどたぶんそんなかんじ
(公平)「じゃあ僕から…今夜も仙台で絶好調、村越弘明!ハリーちゃ〜ん!Harry!!!」
ナニそのハリー三段活用
ぜんぶ呼ぶやん
ハリー、客席に向かってイタズラっぽく微笑みながら首からスカーフをシュルリととって見せて後ろに置いた
ほんとうに絶好調そのもののハリーを見てると忘れてしまいそうになるけど今もまだ身体のどこかに病が潜んでいるかもしれないのだとしたらわたしの目から何らかの治癒的ビーム出ないかな…と念を込めて見つめてしまう
(観客の声援に)「イイね〜、好きだぜ」

「公平が歌うぜ」
11.天国列車
出ました主旋を喰うハリーのコーラス
ミッドナイト•アワーでは助けてもらってたくせに
めっちゃ好き
公平さんとハリーが向かい合ったとき
公平さんが下からハリーの顔を覗き込んでちょっと首傾げて「きょとん?」の顔に同じように肩をすくめて「きょとん?」で返すハリーやばくないですかマジであれナニ???どんな表情???
アイコンタクトとかそんなレベルじゃない尊さ
公平さんの「?」の顔がもうあの頃の蘭丸様そのものだった
Sunshine Eye AngelでSugar Sugarで紫のシャスターデイジーな土屋“sweet蘭丸”公平そのものだった
解散後のタフで漢み溢るるカッコイイ姿も見慣れた姿だけどあの頃のまるで女の子みたいなくりっとしたおめめ
たぶん私の位置から照明の具合で色付きメガネの向こうの顔が久しぶりによく見えたせいだと思うけどああいう顔ほんっっっっとに久しぶりに見たと思った
あああぁ私の脳内メモリーからあの瞬間の映像を取り出してエンドレスリピートしたい

観客から「ジェームズ!」の声
「その通り!たのむぜ!ジェームズ!」
12.Hello Old Friends
セトリから無くならなくて良かった〜〜
あらかじめセトリを入れてない私は公平さんが歌うという事は今日はこの曲聴けないのかと思った
Rock Onも酔いどれダンサーも好きだけどやっぱりこの曲が最高だ
歌詞もサウンドももうめっちゃ好き
なんなら今回の復活ライブで1番好きかもしれん
ジェームズさんの曲とはいえズズさんの見せ場もいっぱいあってハリーと公平さんもそれぞれ左右に分かれて交互にギターソロがあってまさにメンバー紹介的な意味合いも含めてめちゃくちゃ見どころしかない
奥も見なきゃ行けないし右も左も見なきゃいけないし踊んなきゃいけないしで忙しい

好きすぎてご本人に書いて頂きました
私「なん文字までいけますか…?」
J「書くとこ狭いから10文字くらいかな…」
とおっしゃったのに文字数超えて書いてくれたまじ家宝

13.カメレオン
ステージ横にあのギターがスタンバイしただけでちょっとざわつく
始まる前に公平さんが前に出て来るとき抜けないようにケーブルをグッと確認しててワクワクした
来るぞ来るぞワンマイク
去年の仙台でもほぼ目の前という体感だったけど今回はもうリアルガチに目の前だった
え、死ぬんですけど
去年は3回に1回くらい肩に手を回したか?どうだ?くらいだったのにもう普通に公平さんの肩を抱いてるハリー
みんなコレが見たいんだろ?くらい煽ってくる
つーかまさかとは思うけどハリーってエゴサとかしないよね???
万が一にもここ見てるわけないよね???(そんなわけない)
スカーフシュルリ…と公平さんとのワンマイクを我々がめちゃくちゃそういう目で見てるって知っててあえてやってないよね?????
ワザとか!?!?!?ってくらいのあざとさで殺しにかかってくる

14.So Heavy
からの
15.Back to Back
はもうお約束
公平さんのイントロがいよいよヤバい
その間ハリーは客席に背を向けてゆっくり楽器構えて水飲んだりここはオマエに任せたぜ感が増していた

16.Tokyo Junk
RISING SUNの時を思い出させる会場中の盛り上がりを背中に感じる
ギターソロバーーーンと目の前に飛び出してくる公平さんの勢いが凄すぎて思わず後ろにおののいてしまった
ばかばか受け止めろわたし
まじでズダダッ!という足音がした
そして私の上から汗が降ってきて意識が飛んだ

アンコール
1.いつか見たかげろう
これははっきりネタバレ踏んだわけじゃなかったけどもしかしてあの曲やったの?と予感させるものは目にしてた
豊洲PITの帰り道
無性に聴きたくなった曲だ
解散後に聴くにはどうにも胸を締め付ける曲だったけど
23年越しのスライダーズを見た後聴きながら帰った
武道館の後もこの曲を聴きながら帰った

もう一度無邪気に はしゃいでくれよ
Take a baby 忘れちまったかい
おれ達に優しかった かげろうは
あの夜のままに 今も揺れてるぜ

いいんですか???
忘れた事なんてなかったけどもう一度はしゃいじゃってもいいんですか???

申し訳なくなるほどの大号泣よ
目の前にこんなに顔面ドロドロになってるやつがいて本当にすいません

2.風の街に生まれ
ハリーはじゃあ最後に「風の街」と言った

どの曲の時か忘れた
公平さんとハリーが向かい合わせに弾きながらソロを交代する時ハリーがギターのネックを機関銃スタイルで構えて公平さんをズッキュンしてて見てるこっちのハートもズガーーーーーーン!!!!と撃ち抜かれた

ハリーが楽器変える時声援に背中越しに右手を高く上げて応えるやつ
膝が床につくほど腰を落とすやつ
後半では何回かキックも繰り出してた
どの曲の時だったかな…

既に叩き始めてるタイミングで「ズズ〜」の掛け声に表情変えずにうんうんと大きく頷く御大
アンコールでは両手サムズアップ
タオルぐるんぐるん→ぽとん→スッ(拾う)
キュートの権化…

アンコールを終えて観衆を眺めながら最後にしみじみと呟くくらいの声で「Thank you」
その言葉が合図のようにPANORAMA のSEが流れる
歓声に応えながらステージ中央で4人が手を取り合う時ハリーは左手にピックを握っててジェームズさんとうまく手を繋げない
一瞬投げるのか?と思ったけどなぜか数回手の上で弄んでそのまま後ろに置いてしまって前方のお客さんガクーーッ
投げへんのかーーい
ハリー最後にチャーリーとチョコレート工場の時のジョニーデップみたいに帽子をちょんとして胸に手を当てて貴族みたいに頭を下げる
アレがスマートにキマる60代男性が今の日本で他にいますか?
そこらのおっさんは絶対に真似したらいけません
そうかと思えば子どもみたいにZUZUさんにちょっかいかけながら後ろを向かせて背中のマークを見せる
ジェームズさんとZUZUさんが下がっても
しばらく名残惜しそうにステージの端に残る公平さんとハリー
最終的にハリー1人が残り頭を下げてから帰っていく

ほんとうにHelloで始まって現在進行形のROCK'N'ROLLで魅了してThank Youで終わってしまった

終演19時
ほぼ2時間きっかり
もう…立てないよ…
頼むからもう再結成って言ってくれ
確かなもの何もないけどなんて言わないでくれ
もう2度とスライダーズのいない世界を生きていく自信がないです


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