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◎デイヴィッド・リッツ:ダニー・ハサウェイ伝記本/自伝本~2025年10月1日発売もありか~生誕80周年

◎デイヴィッド・リッツ:ダニー・ハサウェイ伝記本/自伝本~2025年10月1日発売もありか~生誕80周年
 
【David Ritz Upcoming Project: To Write Donny Hathaway Authorized Biography / Auto-Biography :】
 
 
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◎デイヴィッド・リッツ:ダニー・ハサウェイ伝記本/自伝本
 
【David Ritz Upcoming Project: To Write Donny Hathaway Authorized Biography / Auto-Biography :】
 
伝記/自伝。
 
木曜日にオンエアされた『AOR/Soul To Soul』でデイヴィッド・リッツのインタヴューをご紹介したが、そこで出たレイラ・ハサウェイが語るダニー・ハサウェイ伝記/自伝は、まちがいなくダニー研究の定本、バイブル的存在になるだろう。
 
期間限定の同録

 
リッツは、伝記(Biography)と自伝(Auto-Biography)の言葉をきっちり分けていた。
 
アリーサ・フランクリンの1冊目の本は、アリーサがデイヴィッドに語ったものだが、アリーサが語った本ということで、自伝(オート・バイオグラフィー)、だが、2冊目はそうしたアリーサや関係者の証言を丁寧に集めデイヴィッドの視点で書き上げた伝記(バイオグラフィー)だ。
 
1冊目は、リッツがインタヴューし、それを文字起こししてアリーサに見せると、あちこちに赤が入ったり、削除されたりで、かなり「骨抜き」になっていた。アーティストは自分を「よく見せよう」とするので、自分が嫌なこと、人に知られたくないことは隠す。そこで自分に都合の悪い情報は、たとえ、インタヴューの席では語ったとしても、それをいざ本にするときには、躊躇するというわけだ。
 
リッツは、それがあまりにひんぱんに起こったので、取材したものの半分以上、本にならなかった。そして1冊目から十数年を経て、アリーサの「検閲」のないいわゆる「非公認」伝記ができあがった。
 
アリーサ公認のオフィシャル自伝 (英語)
Aretha: From These Roots ハードカバー – 1999/11/1

 
アリーサ非公認の伝記(英語)
Respect: The Life of Aretha Franklin ハードカバー – 2014/10/28
英語版 David Ritz (著)

 
上記の日本語版
アレサ・フランクリン リスペクト 単行本 – 2016/1/29
デイヴィッド・リッツ (著), 新井 崇嗣 (翻訳)

 
2冊目の伝記は、ページ数も圧倒的に多く、そして内容も一冊目と比べると数倍おもしろい。アリーサ側は激怒して、訴える、といってきて、「意地の悪い」弁護士を立ててきたが、どうやら彼女の死とともに、うやむやとなったようだ。
 
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■ダニー&レイラ
 
1979年1月13日は土曜日だった。
 
世界的なニューズとなるであろうレイラ・ハサウェイが語るダニー・ハサウェイの伝記/自伝は、今年2023年いっぱいインタヴュー、取材などをして、2024年、執筆、ダニーの誕生日2024年10月1日に発売あたりが、有力かと思ったが、よく考えてみると、1945年生まれのダニーは、2025年10月1日が生誕80周年を迎える。その80周年で伝記発売ということでも、ひじょうにいいタイミングになるかもしれない。来年ではなく、再来年だ。
 
1972年発売の名盤の誉れ高き『ダニー・ハサウェイ・ライヴ』で1971年録音時点でまだ16歳だったフレッド・ホワイトが先日亡くなってしまい話をきけなくなってしまったが、取材は進めないと、どんどん関係者が亡くなっていく。
 
当然、レイラあるいは、妹、ダニーの妻(レイラの母)らがファミリー内に秘めていた心の葛藤なども描かれるだろう。レイラがどのように父を見ているか。10歳のときの見方と、20歳のときの見方、あるいは、50代になっての見方など、徐々に変化しているはずだ。
 
本の仮のタイトルは「ファインディング・マイ・ファーザー、ダニー・ハサウェイ、ファインディング・マイセルフ、レイラ・ハサウェイ」だ。私の父ダニー・ハサウェイを探して、私自身を探すレイラ・ハサウェイ。レイラのまさにソウル・サーチンのジャーニーが始まる。期待せずにはいられない。
 
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