〇　松野啓太ライヴ＠JZブラット～ロスから凱旋公演
 
【Kay-ta Triumphant Return To Japan】
 
凱旋。
 
2002年からロスを本拠に活躍しているギタリスト、松野啓太（Kay-Ta）さんが昨年に続いて凱旋公演。昨年見られなかったので今年は拝見。啓太さんと知り合ったのがいつだったか、記憶がおぼろげだったので、調べたら、シャンテ・ムーア＆ケニー・ラティモアのコットンクラブでの公演だった。
 
そのときのライヴ評
 
シャンテ・ムーア＆ケニー・ラティモア～ラティムーアの中の愛
2008年12月09日(火)

 
驚いたことにもう15年も前のことではないか。
 
アメリカではこの後、ケニーのソロ・ツアーにも帯同したり、日本でも人気のサックス奏者、デイヴ・コーズのツアーに参加したりしているそうだ。

 
ということで、ソウルっぽいギタリストという印象が、僕の中では勝手にあったのだが、今回はタイトルを見ればわかるように、4人の弦奏者を従えての、ポップなスムーズ・ジャズ・ライヴだった。
 
選曲もなかなかヴァラエティーに富んでいて、お客さんを飽きさせない構成に。しかも、意外とロック系もやることを発見。
 
前半はすべてインストだったが、下記セットリストで13エルトン・ジョンの曲からシークレット・ゲストが登場。なんと、佐藤竹善さんがステージに。事前に知らなかったので、これはサプライスで嬉し。さすがにヴォーカルが入ると、そのインパクトは圧巻。しかもエルトンの名曲と自身作自信作の歌唱で一挙にもっていった。

 
ライヴ後、しばしお久しぶりに歓談した。
 
■セットリスト　Kay-ta Live @ JZ Brat, July 28, 2023
[ ] denotes original artist/s. Others were written by Kay-ta
 
Show started 19:30
01. Plumeria (Solo guitar)
02. Spain (Duo with Mii Daisei) [Chick Corea]
03. Not Again
04. Uncertainty
05. Distance
06. Hope Within
07. Push It Back
08. Playing God [Polyphia]
09. Bohemian Rhapsody [Queen]
10. Smog free
11. Spring In Lviv
12. Tunnel Vision
13. Goodbye Yellow Brick Road [Elton John] (+Chikuzen Sato)
14. Friend [Sing Like Talking] (+Chikuzen Sato)
15. Oh Oh Song (+Chikuzen Sato)
Enc. Arabesque [Claude Debussy]
Show ended 21:24
 
Members

Kay-Ta （松野啓太）(Ag,編曲)
三井大生（1st vln,コンサートマスター）
亀井友莉（2nd vln）
田中景子（vla）
飯島奏人（cello）
北森正樹（finger drum）
 
スペシャル：シークレット・ゲスト
佐藤竹善
 
(2023年7月28日・金・渋谷JZブラット、ケイタ・クリプト（ストリング・ソサエティ）)
 
ENT>LIVE>Kay-Ta Matsuno Crypto String Society