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ロック殿堂2023決定~スピナーズ4回目で、シャカ・カーン、クール・ハークらは特別枠で


ロック殿堂2023決定~スピナーズ4回目で、シャカ・カーン、クール・ハークらは特別枠で
 
【38th Annual Rock & Roll Hall Of Fame Inductees Announced】
 
(本作・本文は約4000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ8分から4分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと13分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
 
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〇 ロック殿堂2023決定~スピナーズ4回目で、シャカ・カーン、クール・ハークらは特別枠で
 
【38th Annual Rock & Roll Hall Of Fame Inductees Announced】
 
決定。
 
第38回ロックンロール(クラス・オブ・2023)殿堂入りアーティストが決まり、2023年5月3日発表された。メインのカテゴリー、7人(組)と副カテゴリー3つでやはり7組が決定した。2023年2月1日に14人(組)のパフォーマー部門でのノミネートが発表されていた。今回は、8人(組)が初候補になり、そのうち5人(組)が殿堂入りした。
 
2023年11月3日、式典はニューヨーク・ブルックリンの「バークレーズ・センター」で行われる。
 
昨年は、デュラン・デュラン、エミネム、ユリズミックス、ライオネル・リッチー、カーリー・サイモンら5人(組)が初エントリーで殿堂入りを果たした。
 
チャカ・カーンは2021年まで「パフォーマー」部門で3回ノミネートされていたが、今回別枠での受賞、殿堂入りとなった。
 
ウィリー・ネルソンは大ヴェテランながら初ノミネートで初殿堂入り。
 
今回のノミネートと殿堂入りは次の通り。(1)は今回初ノミネート、(2)は2回目の候補。(4)は4回目の候補などを示す。スピナーズ、ケイト・ブッシュはいずれも4回目のノミネートで殿堂入りを果たした。
 
【Performer Award】(実際に演奏する人たちを対象)
 
Kate Bush (4) 殿堂入り
Sheryl Crow (1) 殿堂入り
Missy Elliott (1) 殿堂入り
Iron Maiden (2)
Joy Division/New Order (1)
Cyndi Lauper (1)
George Michael (1) 殿堂入り
Willie Nelson (1) 殿堂入り
Rage Against the Machine (5) 殿堂入り
Soundgarden (2)
The Spinners (4) 殿堂入り
A Tribe Called Quest (2)
The White Stripes (1)
Warren Zevon (1) 殿堂入り
 
このほかに、次の3つの部門での殿堂入りが発表された。
 
【Musical Influence Award】  (音楽業界人、プロデューサーなどで音楽的に影響を与えた人物)
 
DJ Kool Herc
Link Wray
 
【Musical Excellence Award 】 (音楽業界人、プロデューサーなどで音楽的に優れた人物)
 
Chaka Khan
Al Kooper
Bernie Taupin
 
【Ahmet Ertegun Award 】 (音楽業界人、プロデューサー、マネージャーなど実際には演奏はしない比較的裏方)
 
Don Cornelius
 
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ちなみに、ファン投票の投票獲得数は次の通り。
 
1位ジョージ・マイケル(1,040,072票)殿堂入り
2位シンディ・ローパー(928,113)、果たせず
3位ウォーレン・ジヴォン(634,130)、果たせず
4位アイアン・メイデン(449,682)、果たせず
5位サウンドガーデン(427,040) 果たせず
 
 
詳細はこちら

https://www.rockhall.com/rock-roll-hall-fame-announces-2023-inductees

 
ロック殿堂は、初レコードから25年以上経ったアーティストが有資格者となる。今年だと1998年以前のデビュー・アーティストということになる。約30人の候補選別委員会が候補を決め、この中から、ロック殿堂の会員(約1200名)の投票で決まる。
 
ロック殿堂は、1983年、アトランティック・レコーズ創始者のひとり、アーメット・アーティガンの発案でローリング・ストーン誌発行人、レコード会社のエグゼクティヴなどが賛同し企画が進んだ。1986年から殿堂入りアーティストを発表するようになり、現在まで続く。ロック殿堂はオハイオ州クリーヴランドに博物館を持ち、ロックの歴史を彩るものなどを展示している。
 
25年以上の歴史のあるアーティストは、今では多数にのぼっており、ノミネートされないでしかも歴史的なアーティストも多数いる。
 
ただし会員が1200人と少なく、また白人メンバーが多いことから、黒人アーティストへの評価は常に低く、全体的に保守的な色彩を持つ。
 
今年で38回目。再来年(2025年)は40回目の節目となる。
 
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オフィシャルページ

https://www.rockhall.com/

 
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■ソウル・サーチン過去関連記事
 
ロックンロール殿堂、クラス・オブ・2022殿堂入り発表
2022年05月10日(火)

 
ロック殿堂「クラス・オブ・2020」授賞式HBOで放映
2020/11/09

 
ロック殿堂「クラス・オブ・2020」ノミネート発表~5月2日に授賞式
2019年10月27日(日)

 
ロック殿堂2019、7組が殿堂入り
2018年12月15日(土)

前回殿堂入りの記事。ここに過去記事一覧。
 
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■Future Rock Legends Web
 

 
この「ロックン・ロール・ホール・オブ・フェイム」の組織とは別の、サイト。長年この殿堂をウォッチしている詳細サイト。
 
ロック殿堂は、投票会員数が1200人で、グラミーなどの1万人と比べると圧倒的に少ないために、そのメンバーの偏向具合が如実に反映する。
 
1955年のロック誕生から67年。多くの殿堂入りすべきアーティストがいるが、その一部しかまだ殿堂入りを認定できていない。
 
たとえば、ソウル系アーティストでいまだノミネートされていない殿堂入りにふさわしいアーティストには次のようなアーティストがいる。
 
いわゆるSnub List (無視されているアーティストリスト)
 
Barry White
Chic
Commodores
De La Soul
Diana Ross
Kool & The Gang
Marvelettes
Mary Wells
Sade
Toots & Maytals
 
 
上記サイトで指摘される「長年無視されてきたアーティスト一覧」を見ると、毎年何十人と殿堂入りさせても、なかなか追いつかない。
 
この課題はずっと続く。
 
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