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〇初ドミューン、視聴感謝~『サマー・オブ・ソウル』について語りました

〇初ドミューン、視聴感謝~『サマー・オブ・ソウル』について語りました

【My First Dommune Done: Talked About Film “Summer Of Soul”】

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(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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〇初ドミューン、視聴感謝~『サマー・オブ・ソウル』について語りました

【My First Dommune Done: Talked About Film “Summer Of Soul”】

感謝。

2021年8月27日(金)から日本で劇場公開されている映画『サマー・オブ・ソウル』について語る配信局ドミューンのプログラムにみのミュージックさん、宇川直宏さんと登壇した。

19時ちょっと過ぎから始まり22時くらいまで、3時間近く3人でしゃべり倒した。事前にトピックのリストを作って、宇川さんに送っておいたが、送った後にさらに追加して自分のメモとしてもっていった。

忘れないようにというメモだったが、それでも話に夢中になると、忘れてしまう。(笑)

その中で、漏れた話は次のような感じ。

アリーサ・フランクリンが実は出演予定だったが、ドタキャンして、そのかわりをメヴィス・ステイプルズが代打で登場した話。

ニューヨーク・タイムズの記者、シャーレン・ハンター・ゴールトが「ニグロ」という単語を「ブラック」にして記事を書いたところ、上司の白人編集者に「ニグロ」に直されたという話。このワードの変遷の話。

開催6日のうち、(1969年)7月20日は、人類が初めて月面着陸した日。そのニュースがアナウンスされたときに、会場の人たちはブーイングで応じ、「人間を月に送るより、都市での問題、食糧問題や経済問題をなんとかしろ」といった声があがった話。

ほかに、漏れたのがウッドストックとハーレム・カルチュラル・フェスティヴァルの出演者のギャラ比較、司会者でオルガナイザーであるトニー・ローレンスのその後の消息などが漏れた。

逆に宇川さんと話をしていて、この「ハーレム・カルチュラル・フェスティヴァル」が映画化されずに埋もれたことについて、当時2回、ABC、CBSのニューヨークのローカル局で各1時間の番組が作られたが、撮影者のハル・タルチンがいくら映画会社に売り込みに行ってもまったく相手にされなかったことから、徐々にハル・タルチンが諦めてしまったこと、また、当時『ウッドストック』は16ミリのフィルムで撮影されたが、これは1インチもしくは2インチのビデオテープで録画されたものゆえに映画化できなかったこと、テレビ2回の放映で、自分の経費(ビデオテープ代など)を回収できたのかもしれない、という話になった。この中で、話していて、ビデオだったから映画館でかかる映画にならなかったのでは、という視点はさもありなんという感じがした。

しっかり話せたのが、マウント・モリス公園はそれほど広くないということ。約8ヘクタールで、新宿御苑の58ヘクタールの7分の1、日比谷公園の16ヘクタールの半分の広さだ。セントラル・パークは341ヘクタールで、マウント・モリスの40倍。しかし、そんな小さな公園でも、ハーレムのど真ん中にあることが重要だったということ。

また、映画にも登場する当時のニューヨーク市長、ジョン・リンゼイの話もしっかりできてよかった。司会のトニー・ローレンスに「ブルー・アイド・ソウル・ブラザー」と紹介されるほど厚い信頼を得ていた。

話していて、ふと疑問に思ったのが、4台のカメラで撮影した40時間のテープということだったが、これだと1台ごとに録画がされていると各カメラで10時間程度しかない。5回収録しているから、各日2時間程度しかならない。となると、これは少なすぎる。ということはひょっとして4台のカメラで撮っていたものをスイッチングしてまとめたものが残っていたのか。5回分40時間で1回分8時間ということなのかな、と思ったが、そこまでは生配信中には話せなかった。ちなみに、4台のうち3台はステージを撮り、残り1台が観客、その他を撮っていた。たぶん、昼の3時から各アーティスト、30~40分程度のセットをしたとすると、ライヴだけで各日4-5時間にはなる。最初40時間ときいたときは、すごい量だと思ったが、意外と少ないのかなとも思った。

なお、この日のドミューンの中継は、カメラ5台を駆使し、スイッチングしていた。『サマー・オブ・ソウル』より多いね、と思った。(笑)

ミノさんは大人気のユーチューバーで、僕も何本かユーチューブ動画を見ていたので初めてお会いできてよかった。なんとマーヴィン・ゲイやベリー・ゴーディーの自伝をすでにお読みになられていた。「伝記が好きなんです」とのことだった。映画に対する視点もおもしろかった。

宇川さんも初めてだったが、初めてな感じがしなかった。

そして、最後、観客で遊びに来ていた井上三太さん、急遽登壇。めちゃおもしろかった。半分、よっぱらってて、受けた。(笑) 

その後の小嶋謙介さん、ザック(ZAK)さんの「サマー・オブ・ソウル」セットもごきげんでした。


みのさん、宇川さん、ありがとうございました。おつかれさまでした。

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なお、この模様は来週火曜(2021年9月7日)朝8時からアップル・ミュージックのポッドキャスト『ドミューン・ラジオペディア』チャンネルで無料で配信されます。音楽はプレイリストとのこと。
https://music.amazon.co.jp/podcasts/18d23c4d-333c-498c-b37c-fdf478d052b8/dommune-radiopedia


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