聴取感謝『週刊音楽論　Vol.43～ビートルズ』 2024/1/20-21- @ JFN～ラジコ同録リンク一覧
 
【Weekly Ongaku-ron featuring Beatles】
 
ビートルズ。
 
毎週一組のアーティストやアルバム、現象などにスポットをあて紹介する『週刊音楽論』（ナヴィゲーター、市川美絵、毎週土曜日からJFN各局で放送）の2024年1月20日から放送された第43回で吉岡正晴がビートルズについてお話した。
 
2024年1月の『週刊音楽論』は4回にわたってビートルズを4人の音楽評論家がそれぞれの切り口で紹介。１週目はスージー鈴木、２週目は萩原健太、３週目が吉岡正晴で、４週目は北中正和。北中回はラジコのエリア・フリー／タイムフリーの直リンクを下記に。吉岡回は期間限定同録を下記に。
 
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ビートルズ回用に作ったメモを簡単に紹介。
 
1950年代から1960年代にかけてのイギリスの若者たちは、アメリカの黒人音楽にあこがれていた。チェス、モータウン、スタックス、アトランティック、多数のインディ・レーベルなどなど。イギリスでは、ノーザーン・ソウルといってロンドンより北部の街でソウル・ミュージックをかけるクラブなどが多くあり、「ノーザーン・ソウル」というジャンルが６０年代後期からでてきた。当時彼らはアメリカからの輸入盤７インチと数少ない輸入盤アルバムでアメリカのR&B情報を仕入れていた。ビートルズがでてきたリヴァプールという港町という特異性についても少しお話した。
 
彼らがそんな中で気に入っていたのが、たとえば、リトル・リチャード、レイ・チャールズ、サム・クック、チャック・ベリーなどなど。ジェームス・ブラウン、サム・クック、ジャッキー・ウィルソン、アイク＆ティナ・ターナー、ソロモン・バーク、ベンEキングなどなど
 
ビートルズ以外でもローリング・ストーンズ、キンクス、トラフィック、スティーヴ・ウインウッド、スペンサー・デイヴィス・グループといったグループはみな、アメリカの黒人音楽の影響を受けていた。
 
そこでビートルズのソウル・カヴァー集。
 
1) Motown
 
M01 Money (That’s What I Want) 2:35– Barrett Strong
1960/1/25, R&B2 P23
M02 Money (That’s What I Want)– The Beatles
 
モータウンの話
 
もう一曲モータウンから。モータウンにはたくさんのソングライターがいましたが、その中でもっともジョンやポールに影響を与えたと思われるソングライターがスモーキー・ロビンソン。
 
M03 You Really Got A Hold On Me – Miracles
1962/12/29 RB#1, P#9
M04 You Really Got A Hold On Me – The Beatles
 
2) Chess Records, Blues, R&B, Soul, Jazz
 
チェス・レコーズ、ブルーズの作品
 
ビヨンセの映画『キャデラック・レコーズ』で描かれたシカゴの名門インディ、ソウル、R&B、ブルーズ・ジャズ・レーベル。多くのブルーズ・アーティストを輩出、その後、R&B系、ジャズなども。ここ出身のモーリス・ホワイトはのちにアースを設立。チャック・ベリー、マディー・ウォーターズ、リトル・ウォルター、ボ・ディドリーなどなど多数。ブルーズ・レーベルとしての話なども。
 
M05 Roll Over Beethoven Chuck Berry
1956/6/9 RB#2, P29
 
M06 Roll Over Beethoven The Beatles
 
BGM Sweet Little Sixteen Chuck Berry
1958/2/24 RB1(3), P2(3)
 
3) Little Richard
 
M07 Long Tall Sally Little Richard
1956/4/7, RB#1(8), P#6
 
リトル・リチャードの話
チャック・ベリーと並んで、ロックンロール創成期のレジェンド。
チャック・ベリーとリトル・リチャードの比較などもできれば
 
M08 Long Tall Sally Beatles
 
ソウル・ミュージックを生み出した人物として歴史に名を残しているレイ・チャールズ
 
4) Ray Charles
 
M09 I’ve Got A Woman Ray Charles
1955/1/22 RB#1(1),
 
レイ・チャールズがアメリカ音楽史に残したこと、それがビートルズに与えた影響など
 
M10 I Got A Woman Beatles
 
今までは比較的ソロが多かったですが、ここではグループのアイズリー・ブラザーズ。
 
5) Isley Brothers
 
アイズリーの特殊性。のちにバンドともなり、ヴォーカル＆インスト・グループとなっていく。グループ・サウンズとしてビートルズへの影響。
 
M11 Twist & Shout Isley Brothers
1962/6/16, RB#2(2), P#17
 
M12 Twist & Shout Beatles
 
(予備　Shout – Isley Brothers)
 
アトランティック・ソウルです。
 
6) Atlantic Soul
 
M13 Stand By Me – Ben E King
1961/5/15 RB#1(4), P#4
 
アトランティック・ソウルについて簡単に。レイ・チャールズも一時期アトランティックだったのだが、ここではアトランティック全般で、その中でもドリフターズ‣ベンEキングなどの話。
 
M14 Stand By Me – John Lennon
 
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放送から1週間、放送各局の地域のラジコ・タイムフリーで無料聴取可能。またラジコのエリアフリー（有料＝ウェブ一月385円、アプリ内課金480円いずれも税込み、トライアルは登録月無料）と契約すると、日本全国の放送局の番組を聴取できる。各地域の放送局と放送時間は次の通り。すでに放送が終了しているので、各局のラジコ・タイムフリー・サーヴィスで聴取可能。各局の直接リンクは下記に。
 
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オンエア局は次の通り。本放送から約１週間ラジコ・タイムフリーで聴取できます。
 
全国21局ネット。
 
毎週土曜　５：００〜６：００
Kiss FM Kobe(兵庫)
 
毎週土曜　２６：００〜２７：００　（日曜午前2時～3時）

FM秋田／FM群馬／Radio Berry(栃木)／FMとやま／FM石川／FM福井／FM岐阜／FM三重／
FM岡山／FM山口／FM山陰／FM高知／FM佐賀／FM長崎／FM熊本／FM大分／FM鹿児島／FM沖縄
 
毎週日曜　１９：００〜２０：００
FM山形（特番時及び最終週休止）

北中正和さんの回のラジコ・タイムフリー、エリアフリー
 
各局のタイムフリー、直リンクは次の通り。
 

 
https://radiko.jp/#!/ts/FMKAGAWA/20240129030000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FMGUNMA/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FMGIFU/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FMMIE/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/AFM/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FMTOYAMA/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/HELLOFIVE/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FMFUKUI/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FM-SANIN/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FM-OKAYAMA/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FMY/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FMK/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FMNAGASAKI/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FMS/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/HI-SIX/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FM_OITA/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/MYUFM/20240128020000
 
https://radiko.jp/#!/ts/FM_OKINAWA/20240128020000
 
 
日曜日　２７：００～２８：００　（月曜3時～4時）
 
FM香川

 
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【期間限定同録】
週刊音楽論 #043 2024/1/20-21 吉岡正晴出演回

 
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■セットリストSetlist 週刊音楽論　第43回　2024年1月20日（土）～JFN各局 吉岡正晴
 
Opening Theme : Detour – PanCake & Ioland
 
CM Giant Black Shadow - quasimode
 
１限目　デトロイトのモータウン・レコーズ
 
M01 Money (That’s What I Want) Barrett Strong 1959/1960
M02 Money (That’s What I Want) The Beatles
M03 You’ve Really Got A Hold On Me -The Miracles 1962
M04 You’ve Really Got A Hold On Me – The Beatles
 
２限目　シカゴのチェス・レコーズ～チャック・ベリー
 
M05　Roll Over Beethoven Chuck Berry 1956
M06 Roll Over Beethoven The Beatles
 
３限目　リトル・リチャード
 
M07 Long Toll Sally – Little Richard 1956
M08 Long Toll Sally – The Beatles
 
４限目　レイ・チャールズ
 
M09 I Got A Woman – Ray Charles 1955
M10 I Got A Woman – The Beatles 1963
 
CM　Big Shot – 3rd Force
 
５限目　アイズレー・ブラザーズ
 
M11 Twist & Shout – Isley Brothers 1962
M12 Twist & Shout – The Beatles
 
６限目　アトランティック・ソウル～ベン・E・キング
 
M13 Stand By Me – Ben E. King 1961
M14 Stand By Me – John Lennon
 
CM All Of You – Liquid Stella
 
End Theme Drifter - Toconoma
 
 
 
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