●ジム・ウェザリー死去～「夜汽車よ！　ジョージアへ」などの作者

【Jim Weatherly Dies At 77】

本記事は有料設定ですが、最後まで無料で読めます。読後、お気に召せば「記事を購入する」、あるいは、「サポートをする」（金額は自由に設定可）なども可能です。いわゆる投げ銭形式です。クレジットカード払いか、携帯電話支払いがお選びいただけます。アカウントを作らなくても支払い可能。アカウントを作ると、次回以降手続きが簡略化できます。

（本作・本文は約10000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ20分から10分。いわゆる「音読」（アナウンサー1分300字）だと13分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください）

～～～～～

●ジム・ウェザリー死去～「夜汽車よ！　ジョージアへ」

【Jim Weatherly Dies At 77】

訃報。

ジム・ウェザリー Jim Weatherly 2021年2月3日テネシー州ナッシュヴィル郊外の自宅で死去、77歳。自然死。シンガー／ソングライターでグラディス・ナイト＆ピップスで有名になった「夜汽車よ! ジョージアへ(Midnight Train To Georgia)」などの作者として知られる。

https://bbc.in/39TJiNR

高校大学時代フットボール選手として活躍。地元ミシシッピー大学で将来を嘱望されたが、同時にギター片手に作詞作曲をするようになった。自身もレコードを出したが売れず、自作曲を出版社に預けたところそのうちの一曲がグラディスのもとに→

https://bit.ly/3rvlNRq

それがモータウンから出たグラディス・ナイト&ピップスの「ニーザー・ワン・オブ・アス（さよならは悲しい言葉）」で、これが大ヒットし一躍注目のソングライターとなった。R&Bで1位、ポップでも2位に→

https://bit.ly/2N6IjRq

これに続いてジムが書いたのが元は「ミッドナイト・プレイン・トゥ・ヒューストン」という曲。これはすでにLAに引っ越していたジムの大学時代の親友、リー・メジャース（後にテレビドラマ『600万ドルの男』で有名に）宅に電話をしたところ、当時のガールフレンド、ファラ・フォーセットが「今から荷物を詰め込んで、ヒューストン行きの飛行機に乗るところなの」と言ったことにピンと来たジムがそれを歌にした。これを出版社に送ると、シシー・ヒューストンに録音させるが「ヒューストン行きの飛行機」を「ジョージア行きの汽車」に変えていいかというので快諾。シシーのものはヒットには至らなかったが、これをグラディス・ナイトがブッダ・レコーズ移籍第一弾アルバムに収録。グラディスらはジム曲を大変気に入り全8曲中5曲までをジム曲で録音。

こうして「ミッドナイト・トレイン・トゥ・ジョージア」となった曲はグラディスたちの歌唱で全米首位に。グラディスとジムの関係性はさらに密になった。ジムが書いた当初は、カントリー・ソングだと思い、まさかR&Bソングになるとは夢にも思わなかったそうだ。実はカントリー・ソングとソウル、R&Bソングの関係は以前からあり、カントリー曲をR&B歌手がカヴァーしたり、その逆もあったりと、南部作品にはその傾向が強い。どちらも、生活感あふれる実生活に根付いた歌詞が多いため。シシー→

https://bit.ly/2N6KhRO

グラディスのもの→

https://bit.ly/39TbD79

その後、リー・メジャースもスター俳優に、ファラ・フォーセットもテレビドラマ『チャーリーズ・エンジェル』で大ブレイク。グラディスの追悼ツイート

https://twitter.com/MsGladysKnight/status/1357396807714697216?ref_src=twsrc%5Etfw…

ジムも70年代LPを7枚発表した。

「夜汽車よ！　ジョージアへ」誕生物語→

https://web.archive.org/web/20150320153235/http://www.soulsearchin.com/periodical/l&g/l&g01.html…

https://twitter.com/soulsearcher216/status/1358264426994966534…

～～～～～

■サポートのお願い

本記事は有料設定ですが、このnoteで最後まで無料で読めます。読後、お気に召せば「記事を購入する」、あるいは、「サポートをする」（金額は自由に設定可）なども可能です。クレジットカード払いか、携帯電話支払いがお選びいただけます。アカウントを作らなくても支払い可能。アカウントを作ると、次回以降手続きが簡略化できます。

ソウル・サーチン・ブログは2002年6月スタート、2002年10月6日から現在まで毎日一日も休まず更新しています。ソウル関係の情報などを一日最低ひとつ提供しています。

これまで完全無給手弁当で運営してきましたが、昨今のコロナ禍などの状況も踏まえ、広くサポートを募集することにいたしました。

ブログの更新はこれまで通り、すべて無料でごらんいただけます。ただもし記事を読んでサポートしてもよいと思われましたら、次の方法でサポートしていただければ幸いです。ストリート・ライヴの「投げ銭」のようなものです。また、ブログより長文のものをnoteに掲載しています。

オリジナルはソウル・サーチン・ブログ
ソウル・サーチン・ブログ・トップ
https://ameblo.jp/soulsearchin/

noteでの記事購入、サポートのほかに次の方法があります。

方法はふたつあります。送金側には一切手数料はかかりません。金額は100円以上いくらでもかまいません。

１） ペイパル (Paypal)　使用の方法

ペイパル・アカウントをお持ちの方は、ソウル・サーチンのペイパル・アカウントへサポート・寄付が送れます。送金先を、こちらのアドレス、　ebs@st.rim.or.jp にしていただければこちらに届きます。サポートは匿名でもできますし、ペンネーム、もちろんご本名でも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。

２） ペイペイ(PayPay)　使用の方法

ペイペイアカウントをお持ちの方は、こちらのアカウントあてにお送りいただければ幸いです。送金先IDは、 whatsgoingon　です。ホワッツ・ゴーイング・オンをワンワードにしたものです。こちらもサポートは匿名でもできますし、ペンネーム、もちろんご本名などでも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。ペイペイでのお支払いの場合、受領確認・御礼メッセージが送りにくいので、ツイッターなどのアカウント、あるいは、メールアドレスなどがあればメッセージにお書き添えいただければ幸いです。

３）　サポートしたいが、ペイペイ、ペイパル、ノートなどでのサポートが難しい場合は、　ebs@st.rim.or.jp までご連絡ください。銀行振込口座をご案内いたします。（ちなみに当方三井住友銀行です。同行同士の場合、手数料がゼロか安くなります）

コロナ禍、みなさんとともに生き残りましょう。ソウル・サーチン・ブログへのサポート、ご理解をいただければ幸いです。

ソウル・サーチン・ブログ運営・吉岡正晴

本記事はnoteでも読めます
Noteトップ
https://note.com/ebs

ANNOUNCEMENT>Support

～～～～