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〇スパイク・リー次作はヴァイアグラ開発物語ミュージカル仕立ての映画化

〇スパイク・リー次作はヴァイアグラ開発物語ミュージカル仕立ての映画化

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〇スパイク・リー次作はヴァイアグラ開発物語ミュージカル仕立ての映画化

【Spike Lee To Direct Musial/Movie About Viagra】


ヴァイアグラ。

『ブラッククランズマン』で初のアカデミー賞を獲得、2020年にはネットフリックス映画『ダ・5・ヤングブラッド』を発表してきた鬼才スパイク・リーの次作について発表された。

これは、男性用薬ヴァイアグラ(勃起不全を解消する薬)の開発物語。ヴァイアグラを生み出した研究者ドクター・サルとその売り込みに奔走したジャマイカ系のルーニー・ネルソンの話。

映画の正式なタイトルは確定していないが、『オール・ライズ』となりそうだ。これは法律用語では「全員起立」だが、「すべて勃起」の意味も表す。

元々2018年雑誌エスクワイアーに7頁にわたって掲載された『オール・ライズ』という記事を元に脚本を書いたもの。脚本はリーとイギリスの脚本家、クワメ・クウェイ・アーマの共同執筆。これをミュージカル仕立てにして映画化する。ミュージカル仕立てにするために、音楽をステュー・ステュワートとヘイディ・ロードゥワルドが担当。この二人はミュージカル『パッシング・ストレンジ』をてがけ、これをリーが映画化している。

リーは、元々はミュージカルが嫌いだったが、子供の頃、母親に無理やり連れられて見てから気に入ったという。

スパイクリー バイアグラ (日本)

ヴァイアグラはもともとイギリスの研究者が開発、1996年に薬大手のファイザー社が権利を獲得、発売へ動き出した。そのときには多くの壁があった。教会関係者が不道徳だということでこの薬に反対、薬科関係者も患者がこの薬を使うことに拒絶反応を示すだろうと反対、投資家も成功には懐疑的、また法案にかかわる人たちも教会関係者と同じような理由で反対、とまさに四面楚歌だったという。

そうした四面楚歌からいかに許可を獲得し、発売にこぎつけ、今では毎年30億ドル(3000億円)を売るベストセラーの薬に成長した。これをミュージカル仕立てで映画化する。純粋にミュージカル作品の映像化なのか、映画の中に何曲か歌って踊るシーンが登場するのか、また、想定キャストなどは未定のようだ。また公開時期も発表されていない。早くても2022年になるものとみられる。

原作となったエスクワイアー誌の記事

September 1, 2018 – All Rise by David Kushner

スパイクリー オールライズ エスクワイアー


https://classic.esquire.com/article/2018/9/1/all-rise

スパイク・リーにとっては、音楽をミュージカルのように使う作品としては『スクール・デイズ』がある。また、『クルックリン』も多くの1970年代のソウル・ミュージックを大胆に使用している。

■スパイク・リー関連記事(一部)

スパイク・リー監督オスカー受賞スピーチ(完全版)
2019年03月10日(日)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12445567373.html

雑誌ユリイカ2019年5月号でスパイク・リー大特集
2019年04月30日(火)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12457659236.html

スパイク・リー監督『ブラック・クランズマン』2019年3月22日日本公開~アカデミー・脚色賞受賞
2019年02月28日(木)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12443260028.html



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