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破魔矢

今日は12月31日だけど、大國魂神社に初詣に行ってきました。
毎年、元旦は、参道の欅並木に人がぎっしりと並び、大混雑するのですが、コロナ禍になってからは、分散での初詣が推奨されるようになりました。
そこで、今日出かけてきました。

長女は、6日間続くお休みに、大混乱をきたし、少々声が大きくなってきました。
こうなれば神社の出番です。
長女は神社へ行くと静かになるのです。
これは環境によるものでもありましょうし、参拝の人たちがみんな静かなので、境内は人が出ている割には、静謐な雰囲気に包まれているせいかもしれません。
もう一つ忘れてならないのは、樹齢何百年というような、樹木の圧倒的存在でしょう。
大昔から、たくさんの合戦の舞台になり、大勢の権力の盛衰を眺めてきた、武蔵の国の歴史そのものみたいな樹木の前では、私たちは、なんと小さな存在なのか、思い知ることになります。

無事参拝をすませ、新しい破魔矢をいただきました。
かなり長さがあるので、無事持って帰るのは結構大変です。
そこで、リュックにさして背中にしょいました。
あ、これ、もしかして、オーランド・ブルームではありませんか。
ロード・オブ・ザ・リングのエルフ族の弓の名手レゴラス。
背中に弓を背負ってはっしはっしと弓を射る。

なんだかうれしくなって、ニカニカしながら、バスに乗って帰ったのでした。
長女は、母が何を考えているのか、全く分からないようで、一人で、いろいろおしゃべりをしていました。
行くときとは違ってずいぶん、静かな声になっていました。

ありがとう。
いつもお世話になっております。
町のみなさま。
偉大な歴史と、豊かな自然に包まれた町のやさしさ。

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