Jリーグの誤審が発生する試合の出現率は約6%と判明。主審の全判断の約0.03%で誤審が発生している。

日本サッカー協会審判委員会の「第6回JFAレフェリーブリーフィング」が2018年12月17日に行われた。Jリーグでは試合終了後に判定に対して意見交換が可能だが、意見交換の行われた試合は昨年の236試合から219試合に減少したことが発表された。

意見交換の対象となった判定の中で誤審と判断された判定の割合は39%から32.6%に減少している。

では、Jリーグの誤審発生率はどれくらいなのだろう。上記の発表を元に計算して推察してみた。記事では触れられていないが、第6回JFAレフェリーブリーフィング」の集計の対象試合はJ1、J2、J3とルヴァンカップ。合計試合数は1,107となる。

意見交換の発生した試合数:219試合
意見交換の対象となった判定の中で誤審と判断された判定:72

全試合の中で誤審が発生する試合の確率:約6%

Jリーグサポーターを対象にしたアンケート調査では37%のサポーターは「自分の応援するクラブは誤審で損をする事が多い」と思い込んでおり、70%のサポーターは「Jリーグには他の審判と比較して誤審の多い特定の審判員が存在する」と思い込んでいる。しかし、多いか少ないかの基準となる誤審発生確率が約6%。その半分の約3%が応援するクラブの不利にあたる誤審ということになる。

主審の全判断の約0.03%が誤審。

2007年J1J2データによると審判は1試合の中で約250回の判断を行い約40回の笛を吹く。つまり主審の全判断の約0.03%が誤審ということになる。

もしクラブによって誤審発生率に差があったとしても、その差は誤差レベルでしかないと思われる。

では、この誤審が発生する試合の確率6%という数字は、どの程度の数字なのだろう。全く正しい比較対象が見つからなかったのだが、なんとなく、比較してみても良さそうな数字を探してみた。

全試合の中で誤審が発生する試合の確率は「名古屋グランパスがシュートを枠外に外す確率」の約10%。

世界に目を向けると2017ー2018シーズンにプレミアリーグで得点王となったサラー(リバプール)の枠内シュート率は47%。決定機ミスが23回ある。

全試合の中で誤審が発生する試合の確率は「日本人女性が100歳まで生存する確率」の約82%。

100歳まで生存する人の割合は男性1.847%、女性7.368%(厚生労働省の2015年簡易生命表)。なお、人がサメに食べられて死ぬ確率は0.0000001%。

全試合の中で誤審が発生する試合の確率は「ヴィッセル神戸が3失点以上する確率」の約25%。

ヴィッセル神戸は2018シーズンに45試合を行い11試合で3失点以上を喫している。

全試合の中で誤審が発生する試合の確率は「フェルナンド・トーレスが出場した試合で得点する確率」の約33%。

フェルナンド・トーレスは2018シーズンにリーグ戦17試合に出場し3得点している。


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日本のサポーター論の入口

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