G大阪と神戸を比較する。「応援統率エリア」とは何か?

「応援統率エリア」という珍しい席種がJリーグクラブのオフィシャルサイトに登場した。

そもそも、Jリーグクラブが「一部のサポーター」に公式に「応援統率」を委託することが珍しい。また、シーズン開幕前ではなく、シーズン途中で席割りを変更し、「応援統率エリア」という席種を新設ことは極めて異例だといえる。

オフィシャルサイトによると「応援統率グループであるサポーター連合最大50名の入場をさせていただきます。」と記載されている。表現通りに解釈すれば「最大50名」の先行入場できるサポーターの人選はサポーター連合に任される。

意外なことに先行事例が神戸にあった。

ヴィッセル神戸では「応援統率のための大旗振りエリア」が2018年7月22日より新設している。目的は「大旗振りエリア」を限定すること。

オフィシャルサイトによると「応援統率・応援準備のため、優先入場の前に応援統率グループ(最大50名)の入場をさせていただきます。」と記載されている。人数はガンバ大阪の場合と同数。ただし、建前上は「サポーターズシート拡張エリア新設」に伴い「応援統率のための大旗振りエリア」を設置し「大旗振り」に用途を限定しているところがG大阪とは異なる。

サポーター団体との癒着にも見えるが、逆の効果も。

先行入場で一部のサポーターの席を確保することに批判の声も多い。しかし、一方で、クラブは先行入場する50名の位置と顔を把握することができる。スタンドで問題が起きた際に「知らぬ存ぜぬ」はできなくなるのではないだろうか。



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日本のサポーター論の入口

サポーターとは誰で何をしている人たちなのか。日本固有の文化とサッカーが融合して生まれたサポーターカルチャーを文章化した。日本のサポーター論の入口を紹介する。
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