コロナ禍で結婚した花嫁たち(アメリカ編)

このコロナで振り回されてしまいますが、昨年パンダミデイック中
どのようにアメリカで結婚式されていたのか”Bride"でストーリーが紹介されていましたので、皆様にもシェアさせていただきます。

アメリカの花嫁もこのコロナで何度も決断や話し合いをしなくてはいけず、沢山のストレスを感じていました。延期にしたカップルも多い中、決行するカップルも。事情により待てないカップルもいました。
もちろん、アメリカでも涙を流した花嫁さんも沢山いらっしゃいます。
家族も同じように悩んだ挙句、やろうとした決断はすごいと思いますね。

アメリカでは大人数の結婚式をするカップルも多く、その中でどうしたか?

当初300人を予定していたカップルは30人を自宅の裏にテントを貼って、ケータリングを利用して本当に身近な人たちでの結婚式をされたそう。遠方から来れなかったカップルにはWedding Packages :シャンペンボトルにグラス、甘いお菓子、ポラロイドカメラ等、グラスには自分達の名前と日にち書いたものをつけて。
事前に送って一緒にお祝いしたそうです。

バーチャル(ZOOM)も多かったですね、今はインスタグラム, YOUTUBEのライブも可能ですので、いろんな方法でゲストも参加できます。それにメッセージも見れますね。初めての経験はみんな興味深いけど、何度も続くとヴァーチャル結婚式に参加する人は疲れてしまうので、今後は工夫が必要ですね。

また、150人の結婚式から19人に縮小してやったカップルは、来てくれたゲストに花束、女性にはコサージュ、男性にはブートニアを全員にしてあげたそうです。これはとてもスペシャルですね。バンドできてくれた人たちにも花嫁の姪っ子が花束を渡して、関わってくれたスタッフにも気遣いが素敵だったと言われています。
本当に結婚式、イベント、飲食やエンターテイメント産業も苦しい時期を過ごしいたので、こういう些細な事はみんなの気持ち温かく、和やかにしてくれますね。バンドの人たちもさらにカップルとの絆が深くなったようです。(バンドのにいちゃんきっと涙してたよ。)

ダラスで行われた結婚式、これも150人ぐらいだったのを30人に減らして、
本当はすごくゴージャスな結婚式を夢見ていた花嫁、(余談:ダラスってとにかくゴージャスで花がモリモリあるのが好きな人が多い。私もフラワーデザイナーでよくダラスにいくので分かります。)
Wedding plannerと家族と何度も話し合い、会場を何度も変え、結局「森の中」で幻想的なセレモニーをして、花嫁の家でレセプション。これが、逆に花嫁も家族もすごく感激したそうです。印象に残る結婚式となった。
また、コロナが終息したら大きなPartyをする予定だそう。

ニューヨークでは、パーキーング(駐車場)に行って、みんなが車からクラクション鳴らしながらの結婚式、ピザとかを振る舞っての結婚式。ニューヨークらしいね。

衝撃的だったのは、花嫁の父が病気で、それもあって結婚式を延期しなかったカップル。エロープメントでコロラドまで出かけて行った結婚式、父はひとり家に残り、ベランダから二人を見守っていたそう。その1ヶ月後に父はこの世を去ってしまったけど、素敵な結婚式を見れてよかった。家族もみんな最後は父のそばにいてあがられてよかったというエピソードも泣けてくる。

自分たちが最初に計画していたものと違ったけど、カップルも家族もintimateな結婚式をして、とても濃い時間を一緒に過ごすことで、かなり思い出に残るものになっているようです。 考え方も変わってきていますね。でもコロナが終息すれば、派手にやりたいカップルも多いでしょう。

衛生面:ハンドサニタイザー(カスタマイズデザイン)でプレゼント、ホームメイドマスク、ファイスシールド、

アメリカのサーバーする人はマスク、手袋は必須です。日本で流行っている口だけのシールドはアメリカはお勧めしていません。マスクか、顔全部おおうシールド、目からもコロナが感染するからです。

結婚式、(Corona Friendly, Corona, healthy weddingという名目にして催行していたプランナーやデザイナーも多かったです。)

これから結婚式を控えて悩んでいるカップルの皆様へ

結婚式をするに当たって、このような情勢ですが、「どんな事が好きか?」もう一度二人で好きな事を書き出していくと、いろんなものが見えてきます。それで自分たちが望む結婚式の形が見えてくると思います。会場任せにばかりせず、自分たちがしたいこと、好きな事を理解する事をおすすめしています。

当社でも、ニューヨークで結婚式を予定されていたお客様(日本から)、何度も変更して、気が落ち込みそうになるといっていましたが、ニューヨークからエールのビデオメッセージを送ったり、お互いが繋がっている感じを確認するためにも時々メールでのやりとりをしています。(早くコロナー終息してくれ〜!)と祈る気持ちです。

次回は昨年の夏に行われた個人宅のウエデイングを紹介したいと思います。
それに既に2021年、2020年アメリカの人気の日にちについても。

読んでくださってありがとうございます。

もし、アメリカのこんな事知りたいというのが、ありましたらお知らせください!

Etsuko



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?