結婚式 ニューヨーク vs 日本  持ち込み料について (前編)

皆さん、こんにちは、ニューヨークでウエデイングプランナー&デザインをしているEtsukoです。

日本の花嫁さんが悩んでいるケースで1番多かった投稿が「会場で持ち込み料がかかる件について」今回はそれについて書いてみたいと思います。

ニューヨークを例にして、違いについてご説明していきたいと思います。

特に多かったのが、ウエデイングドレス、花、場所によっては造花の持ち込み料。
中には持ち込めませんまであったのにはびっくりでした。

ニューヨークではドレスの持ち込み、会場装花に持ち込み料はかかりません。

すごい衝撃!  I know. 

よく訊かれる質問ですが、そんな事言ったら、アメリカ中の花嫁激怒ですよね。

こんな事を書いたら、日本の全結婚式場を敵に回しそうですが、実はこの持ち込み料という事に関しては海外のプランナーからも問題視されています。逆に言えばそんなとこは、使わないぐらいの勢い。(これからは持ち込み料を取るものが変わって欲しい。)
私はアメリカラグジュアリーウエデイングプランナー達と日本のミドルパーソンな仕事もしているだけに、よく聞く話。

特にこのコロナ禍で結婚式場も生き残りが大変ですが、こういう事もかなり見直しされてくれるといいと思いますね。すでに有名レストランで人気があるところは、持ち込み料を取りませんと言うところも出てきていますね。 

日本の花嫁さんの結婚式離れが生じているのも、思った事が出来ないと言うのもあるかもしれませんね。

そもそもレンタルウエデイングドレスというのは、アジア人はほぼ似た体型な事もあるので、成り立ちますが、アメリカや他は体型がバラバラな事もあり、成り立たないビジネス。

アメリカ人の花嫁のほとんどは購入です。好きなデザイナーのドレスを着たい。
安価でいいデザインがあったら。(大セールで購入)、最近では2nd Handと言ってそのようなお店もありますね。母親が着たドレスをリメイクしたドレス。
全員が高いデザイナーのドレスがきれると言うわけでないので、それなりに安く買えるドレス屋さんもあります。オンラインで買える時代ですからね。
でも、最終的には「花嫁が一番美しく見えるドレス」ですよね。

披露宴の花、これは実はかなり重要な位置を占めています。

会場は持ち込み料は取らないですが、高級レストランによってはそこのレストランお抱えのフローリストを使う事が義務ずけられている事もあります。(ここは他の花屋は使えませんって。)
と言ってもそれは数少ない。一度は交渉してみてください。

ニューヨークでは披露宴会場に関して言えばいろんなタイプの会場があるので、
空間デザイン会社、沢山ある中からお客様のご希望のところが設営しにいくわけです。

アメリカでは空間デザインは結婚式の成功、出来栄え80%を占めます。誰もが経験した事もない、ゲストが非日常感を感じる事ができる。(まさしくドリームウエデイング)これは花嫁だけではなく、お招きしたゲストに体感してもらう事を希望しているからですね。 

会場側もお勧めの業社をいくつか紹介したり、でもそこ使わなかったとしても、持ち込み料などは取られません。会場によっていろんなルールがあったりするので、それはそのガイドラインを確認してくださいね。 やり慣れていない業社が来て会場がめちゃめちゃになったり、全くその会場がよく見えないと言うような事であれば、困りますが。常に若いデザイナー達も出てきているので、花嫁が別のデザイナーを頼んで、それがすごーく素敵で新しい発見があれば、会場側も写真を撮り、それを新しい売りにしていくのです。なので、常に新しい事を求められているニューヨーク。
*注意:花業社が設営にいく時は保険に加入している事が義務ずけられています。もし、単なるデリバリーのみであればそれは必要ではないです。

花嫁さんはインスタやピンタレストを見て、夢が膨らんでいる事と思います。 空間のデザインは、一生写真に残りますからね。

では、何がアメリカでは持ち込み料がかかるのか?

それはウエデイングケーキともう一つ?を持ち込むときです。

この詳細は次のブログで。

今回も読んでくださってありがとうございます。


Etsuko



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