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PCOS・慢性子宮内膜炎の不妊治療の軌跡

私は2023年3月頃に妊活を意識し始めて、9月に陽性判定をもらいました。期間で言うと約半年で授かれたことになりますし、実質がっつりクリニックに通ったのは4か月程。増して周りには一切妊活やクリニックでの治療のことは話してないので、側から見ると結婚してすぐに苦労せずに授かれた夫婦だと思います。 だけど2人で話し合ってクリニックに通うことを決めて、がっつり治療を経て、時には不安になりながら、色んなネット記事やブログを検索して情報を集めて、紆余曲折がありました。私もその間、色んなブ

    • 妊活日記:pcosで子宮内膜炎だった私が体外受精を決意するまで③

      夫と一緒に初めてクリニックに行った日。夫の検査もしてもらって診察室へ。 先生から言われたのは「最初から体外受精をおすすめします」との一言。 「今日突然話してるから、もし考える時間が必要だったらそれでも構いません」と。 「体外受精でやってみます」 クリニックに来る前から夫とは治療のことについては話していて、無駄に時間をかけてストレスを溜めるよりは近道になる方法を選びたいねということで一致していた。 気になることを質問すると、先生は真摯に丁寧答えてくれた。採卵のこと、O

      • あなたを妊娠しているとわかった日 

        まだ胎嚢確認をできたわけでないし、心拍も確認できてないから、血液検査で病院の先生が判定してくれただけなんだけど。数値的にも9割以上の確率で継続間違いないとのことなので。

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        • 妊活日記:pcosで子宮内膜炎だった私が体外受精を決意するまで②

          前回の続き。 3月に初めて病院に行き、その後生理が来たら続きの検査をするからと言われたもののしばらく来ず… 次に病院に行ったのは5月でした。 そこでホルモン値などの検査、子宮鏡・卵管通水検査をしました。後日言われたのは、「重度のpcosに加えて、子宮内膜炎があります」とのこと…。pcosに関しては基準値の3倍あるので、排卵誘発剤は必ず必要。そして子宮内膜炎があるから、着床するために治療が必要とのこと。 pcosのことは以前も別の病院で言われたことがあったけど、まさか3倍

        PCOS・慢性子宮内膜炎の不妊治療の軌跡

          妊活日記:pcosで子宮内膜炎だった私が体外受精を決意するまで①

          突然noteで妊活について書くことになるけど、妊活のこと。私は妊活を3月に始めました。 まとめて書こうとは思っていたけど、実際なかなか書く気にもなれず後回しにしていた。だけど、今ちょうど採卵を終えて回復室にいるので、その間に。 私は言ってもまだ20代で。入籍は今年の2月にしました。子どもは出来れば早く授かりたいなと思っていて、それは夫も同じ気持ちでした。だから入籍してすぐにタイミングを取る形で自己流の妊活を開始。食事にも気を使うようにしました。 だけど2周期タイミングを

          妊活日記:pcosで子宮内膜炎だった私が体外受精を決意するまで①

          プロポーズをされた日のこと

          クリスマスイブの夜、隣にいる人が運命の人になることを知った。 数ヶ月前から予約してくれていた横浜のホテル。実は婚約指輪は数ヶ月前に一緒に買いに行ったけど、その後受け取ったのかどうか特に教えてくれず、私から聞くのも野暮かと思っていたこと。

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          プロポーズをされた日のこと

          たった1人に選んでもらえたこと

          彼とカルティエに婚約指輪を買いに行った。ずっと憧れていたバレリーナは輝いてた。 5号か6号で悩んで、何度もつけたり外したりして。 「落としちゃわないかな」私が言うと彼は「落としたらまた買ってあげるから」と言った。 カルティエで担当してくれた美人で上品な女性は「さすが」と言って笑った。 奥に通されて、店員さんが席を外した時。 本当に彼は婚約指輪をプレゼントしてくれるんだなあ、私、本当に結婚するんだなあ。 そう思って隣を見ると、本当に心が優しくて素直で素敵で愛おしい人がいて

          たった1人に選んでもらえたこと

          出会って付き合うこと

          初めて恋愛をするまでは、自分という輪郭がとても曖昧だったし、本当の優しさも思いやりも、辛さも裏切りも知らなかった。ある意味でとてもピュアで、言い換えれば自分の境界線を越えたことのない人間だった。 若いうちは恋愛をすべきと、よく本に書かれているし、大人たちは言うし、私自身も本当にそう思う。 10代から20代前半の、まだ未熟な頃。 恋愛をすると、自分以外の人間を真正面から見ることになる。逆に相手に、真正面から見られることになる。楽しいことがたくさんある。これまで1人でやってい

          出会って付き合うこと

          自分を好きになること

          生まれた時、人はみな自分のことが好きだ。しかし生きていくにつれて他者と出会い、家族と過ごし友人ができて人を愛し傷つけ傷けられ、そうしていつしか自分を肯定することすらできなくなる。 人にそれを求めるようになってしまったら、もうそれはおわりだと思う。 自分の価値は?自分は何のために生きてるの?周りはこうなのに、自分はこう。平均はこうなのに、自分はこう。そんなことで頭を抱えて、目の前が真っ暗になることがある。 結局、みんな一緒。 自分は、一生自分。どんなに貧乏になってもどん

          自分を好きになること

          自分の人生を生きること

          こんなこと、何万冊の本でもネット記事でも書かれているとても普通のことなんだけど、「自分と人を比べない」「流されない」ということを本当にできるようになったら数倍生きやすくなるし数倍自分らしくいられるし数倍ストレスフリーでいられるのだと思う。 無意識のうちに、周りの人の情報は入ってくる。そうして、自分の状況と照らし合わせて、いいなと思ったり、逆のこともある。そうしてそこのギャップに苦しんだり甘んじたりする。そういうことだ。 自分の価値基準とか判断の基準とか感情の元を、他人に置

          自分の人生を生きること

          生きる人、生かされる人

          人には種類があるとつくづく思う。生きる人、生かされている人。考える人、考えない人。好かれる人、好かれない人。満足できる人、満足できない人。それは生きていくうちに何かのきっかけがあって、変わることもよくあると思う。だけど本質的な部分は、自分が生まれ育った家族・環境が一番大きいと思う。 人の価値観とは最も近い存在である親の価値観の上に形成される。生きていくうちに親以外の人と知り合い、新たな価値観を形成することがあっても、それはあくまでも親の価値観を否定した上で成り立っているもの

          生きる人、生かされる人