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図星を外していると当たらなくなる

 曖昧ーこの国を支配しているのはこの言葉に尽きるかもしれない。殆どの人は直接な表現を避ける。つまり はっきりものを言わない。

 かく言う小生も同じことをやっていたりする訳だけど、早い話はっきりものを言うと角が立つことが多くて皆それを避けているように見える。ただ、この国の場合この曖昧な表現が全て法律とか憲法とかで説明出来るようになっているのがある意味恐ろしいというか素晴らしいというか。
 それらを読んだところでトートロジー(同義反復)なんですけどね。

 愚痴はこれくらいで。早い話、はっきりモノを言うという事は弓道で言うところの「図星」を射るという事になるわけで。

 図星を射るのは「破壊神」の仕事だ。

 ただ、意図的に図星を外してばかりいるとやがて図星を射る事そのものが出来なくなってしまうのではないだろうか、図星を射る事を忘れてしまうのではないだろうかとそうやって年を取って行った人々を見ていて今日思いました。

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